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ワールドカップ・ニューヨーク ~ 屈辱を額に刻み込め

Posted by 高見鈴虫 on 01.2014 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments   0 trackback
ちゅうわけで、ぶっちゃけ、
もし日本チームにメッシがいたら、日本は勝てていたのか?

答えは、YES、ではないのかな。

つまり、どんなチームでさえ、そこにメッシが居てくれれば勝てるのではないだろうか。

がしかし、現実問題として日本にメッシはいなかった。

という訳で、なぜカガワは、ホンダは、メッシのようになれないんだ、
という論法から、やっぱりストライカーの不在、という論法に至ってしまう。

でもさあ、と思わず。

そんなことははなから判りきっていた事だろ?と。






つまり、メッシは世界に一人だけのメッシで、そして彼はアルゼンチンの人。
つまり日本にメッシはいない。

メッシのいない日本が実際どういうチームだったか、と言えば、

まず体格的に不利があり、
技巧が未熟で、
精神的にもろく、
そして、ストライカーのいない、
そういうチームだった。
がしかし、そんなことは誰の目にも一目瞭然。
全てがはなから周知の事実であった訳だろう。

そんな不利な条件にいっさい目を瞑り、
結果、取った方法はと言えば、

攻撃的な、に代表される現実味のないキャッチフレーズと、
そして、
優勝を狙う、の自画自賛ベースによる大口三昧の自己暗示・自己陶酔

まさに、幻想、というか、妄想的いけいけ論。けっきょくただの誇大妄想。

つまり、根も葉もない壮言に自分自身を自己暗示にかけて、成せばなる、と精神論だけで突破すること。

なんかそういう人、昔にもいたよね、いたでしょ?昭和の時代とか、そういう迷惑なひと・・・

がしかし、俺たち日本人はすでにそれが大間違いであることを学んでいるわけでさ、
というか、
そしてそんな意味のない壮言に駆り出され、消耗品として使い捨てられる筈の歩兵の一人一人でさえ、
実はそういう壮言三昧が、客観的視点に欠ける馬鹿げたなし崩し論に基づくものであることも、
実は十分理解してしまっていたりする訳でさ。

まあ確かに精神力も必要なのはわかるけど、それが戦いである以上、
そこには客観的なデータに基づいた、つまりは戦略がある、
なんてことは実は子供でさえ知っているこのご時世。

マーケッティングがあり、調査があり、
現実的な戦略の組み上げがあり、計算があり、そして、プランABC。
つまり、これが駄目だった時にはどうするか、のシュミレーションと、
その対処方であるABCがある訳で、
それを繰り返し繰り返してPLAN DO CHECK ACTしていく。
そして不具合が生じたときには、
なぜなんでどうしてWHYPORQUE、を五回も六回も、それこそ限りなく繰り返して、
ならば、どうする、のプランをまたABCDEFG。
おいおいそれってほとんの全ての日本人のまさに日常。

まあ確かに、サッカーはスポーツであってビジネスではないし、
普段そんな過酷なビジネス状況に追い回されてうんざりしている人たちは、
サッカーぐらい自由にやらせてあげなよ、という気持ちも判らないではない。

がしかし、
日本のサッカー選手の人たち、今度の戦いを見る限り、
その日本人としてはいまやあたりまえの品質管理、および、緻密な戦略が、
まったくなされてなかった、ってことは否めないんじゃないのかな?

結果としては、なんとなく、そう、ほんとうに見事なぐらいに、過去の大失敗のその二の舞を踏んだ、と。

最初の最初、
まさに真珠湾のような先制攻撃だけはよかったものの、
後にはジリ貧。
先制点を取られて一驚に崩壊し、
そしてその後は責任逃れのようなパス回しばかりに終始しては、
いたずらに体力を消費させ、
最後の最後になって神風突撃のパワープレイの愚行。

で、試合後、最高責任者はすぐに更送、つまり口封じ。

つまり、敗戦からはなにも学べず、また一からやり直し・・
これ、ほんと、
思わず、口あんぐり。見事なぐらいに嘗て知った大敗北、
のまったくの生き写し、だよ。

そして、この期に及んで、このなにからなにまでの無策ぶり。
これぞまさに、判で押したように繰り返される日本の弱さのその典型的な例。

まあ実際問題、
どこぞの誰かさんが自身の身に責任問題が波及しないように悪知恵を働かせていて、
それを、政治だ、なんて勘違いしているんだろうけどさ。

果たしていったいどこの誰がどれだけすばらしいご自身の身を守るためにこんな愚行を繰り返しているのかな、
その人の身というのは、つまりは、日本サッカーの今後、しいては、日本の国際的信用の挽回に値するのかな?
と誰もが思っていることなのではないだろううか。

という訳で、まあ予想はしていたが・・・まさに脱力である。
つくづく、凝りねえなあ、この島国の人々・・な訳である。
つくづく敗戦からなにかを学ぶことができない人々。

とどのつまり、この元凶がなにか、といえば、つまりは実は、コミュニケーション、
ぶっちゃけた話、ディスカッション能力の欠如なのである。

日本人の思考方法はぐるぐる廻り。渦巻き型にいつまでたっても結論が出ない迷走思考型、
アメリカ人はまさにやり。最初からぐさっと曲論的に結論まで持っていく直線型。

まあどちらが良い、ともいえないのだけれど、
まあいままでの状況を見る限り、この迷走思考型の典型的な間違い、
つまりは、決定を無期延期的に先延ばしにしてしまい、
つまりは責任回避の罠に巻き込まれてしまっているだけ。

反省会はすぐに戦犯探し、とか、責任追及とかという、不毛な感情論に先走ってしまい、
いやいや、ああ言えばこういう、言ったいわない、を繰り返して・・だれもが、やれやれ。

違う違うって。

そういうことじゃない。

そういうことじゃないんだよ。

感情論はとりあえず置いておいて、責任論はとりあえず二の次。

個人名などやめて、Aさん、Bさんでも良いんだって。

とりあえずは、こういう人とこういう人がいて、その人たちがなにをやったか、なぜなのか、そしてどうなった、
を当人も含めて冷静にシュミレーションしていく。

だから、いま戦犯と言われている人たちも、生理中の女の子みたいにつむじまげて横向くだけじゃなくて、
泣きじゃくって、知らない知らない、なんてやってる場合じゃなくて、しっかり自身の行動の正当性を主張し、
だったらどうすればよかった訳なのかな?という結論に向けてABCを上げていきなさい、と。

そう、つまり大人なんだから、と。そう、これだよこれ。大人になりなさい、と。

このディスカッション能力に欠ける国民性。
論理的な思考の組み立てとプレゼン能力の無さ、
そんな日本の弱みがここに一挙に露呈しているだけだろうと。

ああこんなこと書いていると本当にうんざりしてくる。
だって、それがほとんど全ての日本人の日常なんだから。

という訳で、そう、言わせて貰えば今回の日本チーム。
色々な意味で低レベル過ぎた。
ほんと、普通の日本の社会人で、こんなバカな次元で生きているひと、皆無だと思うんだけどね。
つまりそう、日本のサッカーに足りなかったもの。現実味、それだけ、と言わせて貰う。

がね、そう、そうだよね、済んだことは言いっこなし、のお国柄。

いやいや、そんなことはどうでもよいのです。
メッシみたいな人がいれば日本は勝てた筈、で終わりなのですから。
つまり、天才がいなかったからー>いるわけないだろう。そうそうと居ないから天才なんだから。
そして、神風が吹かなかったからー>吹くわけないって。敢えて言えば、神風は吹かせるもの、じゃなかったっけ?

結局は、ガキ向け、女の子向け、お茶の間向けの低次元の結論。
カガワやホンダがメッシみたいじゃなかったことが敗因なのです、
あるいは、運が悪かったから、
という結論でお茶を濁されてしまう、ってことなのかな?
はいはい、お後がよろしいようで。

あ、そう言えば、

ちなみに、チリの選手は自身の外したシュート、
その悔恨を、背中にいれずみとして刻んだそうだ。

これは、苦く悲しい思い出を胸に、その後の人生を運がなかったのね、と自分を哀れんで生きる、ということかな?

違うでしょ~!

つまり、この落とし前はかならずつける、と心に秘めたわけでしょう。
そんな選手、日本にいる?
そこに、個人の心の強さ、の違いが端的に現れていると思うのですが。

おおさこ、かきたに、やまぐち、そして日本サッカー連盟の方々、

この屈辱を胸、なんていわない、額に刻め。刻み込んでみれば?

そして鏡を見るたびにこの屈辱を思い出し、
何故負けたのか、そしてどうやってこの落とし前をつけるのか、
その方法について考え続けてみれば。

それがプロってもんでしょ?

なんかそういう意味で、4年後の日本チームがかなり楽しみである、
と思ってたんだけど・・・・

このアギレって監督を選んでしまったのからして・・・もうすでに4年後見えてる気がしてるのは俺だけ?


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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