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失業ハイパー ~ よろめきの夏

Posted by 高見鈴虫 on 12.2014 音楽ねた   0 comments   0 trackback
聴くところによると、トリスタンとイゾルデは不倫の話であるらしい。
で、この楽曲を作曲当時、ワグナー自身も不倫の真っ最中で、
禁じられた恋に身を焦がしながら、
その報われぬ情熱の全てを注ぎ込んだ、なんて記述をWEBで拾い読み。

でそんな不倫パワーにほだされた訳ではないのだが、
なんとなく今日は朝から下腹の方がむずむずとする訳だ。

で、ふと開いたページから顔を上げて眼を移した窓の外。

今日は雨か。リンカーンセンターの街路樹が鮮やかな緑に濡れている。

と、そんな時、ふと脳内に流れたこの曲・・


「Vivre pour Vivre」 Soundtrack


うーん、いったいなんの曲だったっけかな。。。

昔懐かしい、そう、ずっとずっと昔のその昔、
俺がまだ物心着く前に、こんな曲がテレビから聞こえてきて、
そしてそれをすっかり記憶していたような、そんな甘い甘いメロディ。

で、21世紀。判らないことがあったらすぐにグーグル、そしてYOUTUBE。

という訳で、深層心理の中に仕舞い込まれていたこのトラウマ的な映画。



vivrepourVivre.jpeg



邦題は、「パリのめぐり逢い」 作曲はフランシス・レイ

ストーリーなどまったく覚えていないのだが、どうも元祖よろめき映画という奴らしい・・・

そっか、俺は小学校の洟垂れの頃から実はこういう映画を観ていたりしたおませなガキだったんだよなあ。

という訳で、ふと見回す図書館。

普段は、かぼちゃやら茄子やキャベツにしか見えない人々が、
どういう訳か今日は、どこかちょっと妖しげに生めかしく見えてくるというもの。

そっか、夏だったんだな。

そんな時、ふと、つぶやいてしまった言葉・・

・・・・ ああ、恋がしたいな ・・・・・

いやいや、いかんいかん、俺はいまや崖っぷちの失業者。
まさかそんなことをやっている場合じゃない、とトイレに立って顔を洗う。

でふと顔を上げた鏡に映った俺の顔・・どこかで、どこかで会ったことがあるぞ、このひと・・


しむらけん


おおおおお、それは、志村けん!あの「へんなおじさん」そのものじゃねえか!!

真夏の午後のアンニュイな恋のムードから、いきなり水をぶっかけられた気分。

いやあ、目が覚めたぜい


という訳で、席に戻ってから無性に志村けんが見たくなってしまって、

思わず、YOUTUBEで、だいじょうぶだぁ、に持っていかれてしまった・・・

いやはやのよろめきの夏であった。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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