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忘れられたトラウマ映画 そのさん シャーロット・ランプリングの 「THREE ~ 夏の日の体験」

Posted by 高見鈴虫 on 13.2014 読書・映画ねた   0 comments   0 trackback
かつて、土曜日の午後の確か2時半ぐらいだったからか、
この誰一人としてテレビなど見ていないであろう時間帯に、
確か東京12チャンネルだったか、
再放送の再放送、出がらし的な洋物映画が人知れず放送されていたのをご存知か。

でこの名作映画で流れていたタイトル。

どういう訳だか、昼の日中に観るにはちょっと赤面してしまうような、
地味線ながら、ちょっと艶っぽい感じのフランス映画、
なんてものを、白昼堂々とONAIRしていた訳だ。


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で、どういう理由でか、俺はその土曜の午後の名作映画劇場というのをよく観ていたのである。

年齢はたぶん、7歳か8歳ぐらいだったか。

つまり、子どもも子ども、なああんにも判らない年齢である。

がそんな、なあんにも判らない筈の子どもが、実はそんな艶かしいフランス映画を、実に実に、楽しみにして観ていたのである。

で、そんな少年の胸に、おおおおお、と突き刺さったこの作品。

「夏の日の体験」


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ストーリーなどなにも覚えていないのだが、
二人のアメリカ人大学生が夏休みにヨーロッパ旅行していて、
そこで摩訶不思議な魅力を持った謎の美少女と出会う。

で、なんだかんだで三人が一緒に旅をする。

で、なんかいろいろあって、で、最後にどっちかとしちゃう。
で、残された方が淋しく去る、みたいな、そんな話。

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あのなあ、7歳8歳のガキがそんな映画みてどうするんだ、とも思うが、
と同時に、そんな子どもが見ている時間帯にこんな映画を流してどうするんだ、
とも思うが、

そう、それはまるで棘のように、俺の身体にチクリ、と入りこんだが最後、
ずんずんと肌の奥にのめり込んで血管に達し、そして、ついには心臓にブスリ、と突き刺さってしまったのである。

という訳でシャーロット・ランプリングである。

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誰がなんと言っても永遠の女性なのである。

後に紆余曲折を経た結果、好みの女性のタイプも二転三転、
そしていまのかみさんは、そんな宿命の女であるシャーロット・ランプリングとは似ても似つかないタイプである訳なのだが、
だがしかし、そう、この幼い日に見たこの映画における若き日のシャーロット・ランプリング。
この姿こそが地上に落ちた女神、と心に刻み込まれてしまったのである。

がしかし、ここに間違えが起こった。
そしてその後、その究極の理想であるシャーロット・ランプリング嬢が、
こともあろうに、ジャンポール・ゴルティエ張りの黒革変態ヌードを晒している姿に大衝撃を受けたのである。


nightporter.jpeg

いやあ、凄い。
物凄い変態臭である。
がしかし、美しい・・・そう、これこそが禁断の美。まさに危ない世界。
そして、それは、小学生にはあまりにも危なすぎる訳である。

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それがその後、俺がパンク・ロッカーとして新宿ロフトにデビューするきっかけとなった、と言っても過言ではない。

がそう、この夏の日の体験、これはそんなシャーロット・ランプリングのほぼデビューに近い作品で、
まだ初々しい少女の面影を残しながら、そのなんというか、冷たいアンニュイな表情、まさに、知的派美貌の固まり。


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という訳で、いまだに太った女が嫌い、やら、巨乳に興味がない、やら、
天真爛漫系の美少女よりは、ちょっと暗い影のある優等生派系のビッチに惹かれてしまう、
というのも、つまりはこのシャーロット・ランプリングのトラウマなのだろうか。


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とそして、俺が、大学生になったらぜったいに旅に出る。
そして、シャーロット・ランプリングのような外人の女の子をGETする、
ことを宿命としたのも、まさにこの映画の暗示が効いていた、というところか。

という訳、そんな俺の人生を大きく左右したこの映画。
もう一度見て見たいのだが、YOUTUBEにもないし、DVDも出ていない。

ってことはもしかして、やっぱり日本のTV局にしか残っていないのかな?

が、あ、そうそう、誤解を招かないように言わせて貰えば、
シャーロット・ランプリングが宿命の女だからと言って、
俺はSMの化はまるでないからね。それだけは言っておく。


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という訳で、まだまだ出てきそうだな。思いついたらまた書く。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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