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ウルフ・オブ・ウォールストリート 雑感そのに

Posted by 高見鈴虫 on 17.2014 読書・映画ねた   0 comments   0 trackback
そう言えば、ウルフ・オブ・ウォールストリート。

あれだけありとあらゆるドラッグをやりながら、そう言えばマリファナを吸うシーンがひとつも出てこなかった、
と思うがどうだろう。

やっているのは徹底的にコケイン。あるいは錠剤である。

つまりそれは、アッパー系ばかり、ということなのか。

その時代、ディーラーの連中が、まさに魔に憑かれたように猛然と仕事に突っ込む時、
アッパー系のドラッグでカピカピになるようにドラッグというドラッグを総動員して完全武装する、
ってな話はよく聞いていた。

そのアッパーのパワーで、夜を徹して騒ぎまわり、そして翌朝、
睡眠不足と過労で朦朧として脳みそに、またガツンと一発コケインをぶち込んで目を覚ます。

まさに、狂気の世界であるが、なかなか格好良い、とも思う。

そして、マリファナ、別名をウィードをやらない、ということが、つまりは、
ウィードこそが、ルーザーのものであるからなのだろう。

そう言えばひところから、マリファナ、つまりはウィードというものに興味がなくなった。

吸うか?と差し出されても、いや、いらない、と断ることが多く、
そしてウィード(など)吸わない、というスタイルにちょっと格好よさも感じていた。

それはつまりは時代の為せる業。

いまさらそんな肥やし臭い草、かったるくて吸っていられるか、というところなのである。

がしかし、アッパー系ばかりでカピカピになっているとついつい神経がささくれ始め、
睡眠障害を生じてくる筈だ。眠い。眠いのだが眠れない。眠ってもすぐに目が覚めてしまう。
そしてまさに砂袋を抱えたようにどんと圧し掛かってくる重い重い疲労感。

ウルフ・オブ・ウォールストリートの登場人物たちがさかんに回し飲みしていたのは、
まさか精神安定剤なのだろうか。
筋肉弛緩剤をODして立てなくなったシーンではもう笑いが止まらなくて死ぬかと思ったのだがな・・

まさに、ドラッグというよりは、薬。そう、薬くすりクスリ漬けの世の中である。

嘗て、ありとあらゆるものを差し出されるままに口に放りこんでは、
自分がいったいなにでらりっているのかさっぱり判らない日々、
というのを長く続けたことがあったのだが、
あんな状態で日々を過ごしている人間がまだいるとはまったくの驚きである。
で、そんな狂気のような連中が世界の経済を牛耳り、そして破滅に導いた。

がしかし、そう、当の本人たちはそれが悪い、どころか、まさに男の美学の王道を行く、
まさに美談の中の美談、と思い込んでいるのである。

いやはや、考えれば考える程に、とんでもない話であった。




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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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