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そこまでして犬を飼って、幸せですか?

Posted by 高見鈴虫 on 24.2014 犬の事情   0 comments   0 trackback
あの、そこまでして犬を飼って、幸せですか?

と思うあなたにお答えします。

犬を飼う喜びはなにか、と言えば、まさに無我の愛。

自分自身なんかよりも、もっともっと愛しいものがそばにいてくれる、という喜び、に外なりません。

そして、犬は、決してその愛を裏切らない!

あ、もとい。

期待を裏切る、あるいは、思い切り肩透かしをくらう、というのは日常茶飯事(笑

おまえなあ、俺はここまでしているんだが、ここまでしてもまだ駄目かよ、と哀願すれば、

ん?うん・・まだ駄目。もっと遊んで、あとおやつも頂戴、とけろっとした顔をして言われる毎日。

だが、まあ、許せる、というか、許さざるを得ない、だって可愛いんだもん。

つまりはそう、手放しで愛情の全てを注ぎ込める存在である、ってのは確か。

で犬は、それをちゃんとそれを見ていてくれる。受け止めてくれる、筈。

ただ・・・

そこまでになれるまでには、まさに山越え谷越えの並々ならぬ苦労と努力が必要。

その苦労と努力が相手に伝わって初めて、犬の方からも、うっし、この人の為なら、って気になってくれる。

つまりは、友情、愛情、すべてひっくるめた上での愛。まさに絶対的な愛。

言葉は通じないが、心は確実に通じ合い、つながっているのが実感できる、と。

その心と心の絆こそが、犬とともに過ごすことの、唯一絶対の喜びなのです。


改めて言いますが、

犬は生き物である以上、あなたと同じように「心」というものがあります。

犬は心のある生き物です。

それも、心一杯一杯、まさに、心で満ち溢れた、心の塊りのような生き物です。

そしてあなたの心が、不思議なぐらいにそのまま犬に伝わります。

犬はあなたの心をそのまま写しだす「鏡」ともなる、本当に不思議な生き物です。

あなたの愛で、犬を可愛がれば可愛がるほど、犬の心は磨かれてあなたの心を綺麗に映し出すようになります。

が、

いや、うちの犬はそんなんじゃないよ、というあなた。

もしかして、あなたはその「愛」を、ちょっと思い違いしていませんか?

あなたが自分の事情ばかり考えて、相手の、つまりは犬の心を思いやる、という行為をしない限り、

犬はなかなか心を開いてはくれません。

あるいは、そんなわがままで自分勝手なあなた自身を映し出すように、

分らず屋でわがままな困った犬、となってしまっているのではないでしょうか。

あなたのやっている、そうやってただただ犬を甘やかしているという行為、

犬をやたらとべたべたと可愛がることは、

実は犬への「愛」などではなく、

犬をあなたのための、ただの道具として利用しているだけ、であったりしませんか?

犬の愛は無償の愛です。

犬がもっとも欲しているのは、

むやみやたらにおやつを与えることでも、

お気に入りのお洋服を着させてリボンを結んであげることでも、

あるいは、気分次第で猫可愛がりをすることでも、

犬の求めているのは、そんなあなた自身の自分勝手な愛などではなくて、

それはあなたの心、つまりは、もっともっと深いところにある、無償の愛、なのです。

あなたがそれに気がついたとき、そして犬がそれを受け止めてくれたとき、

あなたはきっと、ニンゲンとしても、ちょっと幸せになれる、と思います。

そしてそれはきっと、あなたがいま追い求めているもの、

つまりは、自閉した行き所のない自己愛、なんかよりも、ずっとずっと大切なもの、だと思います。

犬はそれをあなたに教えようとしているのです。

犬はあなたにその大切なものを教えるために天が与えてくれた使途なのです。

その犬の心が見えたとき、あなたはあなたの犬がどれだけ大切な存在であるか、

涙が出るほどに、その犬の愛のありがたさを噛み締めることになるのです。

とかなんとか、柄にもなく偉そうなことを書いてしまいましたね。

はーい、わかってまーす。

こんなくだらない能書き垂れてる暇があったら、さっさと散歩に行ってやれよ、ってことですね。

はいその通りです。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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