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犬の不思議 ~ 犬の時間感覚

Posted by 高見鈴虫 on 24.2014 犬の事情   0 comments   0 trackback
うちの犬はまるで時計のように時間に正確で、

毎日の起床時間は当然のこと、
在宅勤務の時などは、昼休みの12時、3時のおやつ、
そして5時の仕事終了まで、まるで時計のベルがなるように、
一分一秒の違いもなく、はい、お時間です、とやってくる。

そんな犬の時間間隔っていったいどこから来るのだろう、
ってな話を犬仲間たちとしていたところ、
どうもそれは犬に限ったことではないと言う。

牛なんかね、半年に一度の小屋の大掃除の日を、
一日の違いもなくきちっと覚えていて、
朝になったら全員が小屋の外に並んで大集合、
なんてことがちょくちょく起こる、とのこと。

あ、そう言えば、
散歩の途中でいきなりブロードウエイを北上を始めたブー君。
おいおい、どこへ行くんだ、と言っても振り返りもせず、
しかし、確信を持ってその道を歩み続ける。

で辿り着いて見れば、なんとそこはセント・ジョン大聖堂。

なんだよなんだよ、こんなところになにをしに来た?

普段はこんなところ、来ることなどない筈なのに・・

と戸惑っていると、ひょっこりを顔を出した牧師さん。

ああ、はいはい、今年のミサは明日の夜になりますよ、とその案内を渡された。

このセント・ジョン大聖堂で行われる「犬の洗礼式」

そう言えば、去年の今頃、物は試し、と参加したことがあったのだ。

そっか、こいつはそれを覚えていたのか。

でも、人間さえもが忘れていた一年前のイベントを、犬が覚えているなんて、

と今更ながらに驚愕させられる、なんてことがあったっけ。

ということは、この頑固者が散歩の途中に、いやそっちじゃない、こっちだこっちだ、

と綱を引っ張るときは、もしかして去年、一昨年に出かけたイベントをそのまま覚えている、
ということだったりもするのか。

そう考えると、まさにこの犬、まったく侮れないな、と認識を新たにする訳だ。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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