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ゴシップ・ママ 男の子を放っておいてやってくれ

Posted by 高見鈴虫 on 01.2014 ニューヨーク徒然   0 comments   0 trackback



ニューヨークのお金持ち連中、
その理想的な目標は、まさに、子供たちを思い切りスノッブな私立高校に通わせること、
であるらしい。

つまり、ゴシップガールかよ、と。

つくづく虚しいな、と思う。

いくら金があっても、それぐらいの夢しか子供に託せないのかよ、と。

そんな次元の親に育てられたガキ。

特に男の子。かわいそうだな、と思ってしまう。

偏狭な母親の、そんな母親同士の見栄の張り合いに付き合わされてペットにされ続けた男の子たち。
ひっきーやゲイになってしまうのも判るよな。


ちゅう訳で、あのなあ、母親達。

男の子はあんたたちの思う着せ替え人形じゃないんだよ。

男の子ってのは実はあんたらの好きなお人形ごっことはまるで似ても似つかないもの。

野球やってサッカーやってちゃりんこ乗り回して、
泥だらけ、時として傷だらけになって、暴れまわって、
ギターかき鳴らして、ドラムぶっ叩いて、
酒の飲んでハッパやって、これでもかと騒ぎまわって、
喧嘩しまくり、女の子からかいまくり、
単車乗り回して、車で海に突っ込んで、
やばいことやりまくり、おまわりに追っかけまわされて、死ぬような目に何度も合って、
挙句に、けっ、こんな狭い街は住み飽きた、と冒険の旅に出て7つの海を一跨ぎ。
そして世界どこかで待っている宿命のシンデレラを探し続けるんだよ。

男の子って本来つまりはそういうものなんだよ。

どうだ、うらやましいだろ?

あんたらの言う、箱庭の隅を突付きあうような世界とは違う生き物。
あんたたちだって、そんなグジグジした世界に生きながら、
それがそれほど面白くもないと骨身に染みているはずだろ。

男の子にとっては、毎日が冒険であるべき筈なのだ。
男の子って本来、そんな羨ましい生き物である筈なんだよ。

そしてあんたたちだって、そんな男の子らしい男の子たちが、
死ぬほど羨ましい、と思っていたはずだろう。

ごジップ・ママ、男の子を放っておいてやってくれ。

男の子に男の子の遊びをさせてやってくれ。

うちの子供は馬鹿でねえ。
いくつになってもやんちゃ者の暴れん坊で、
まあ元気なだけが取り得だけどねえ、と笑いながら、

さあ、行っておいで、怪我するなとは言わないけど、
まあ、つまらない死に方だけはするんじゃないよ。

それが母親のあんたが男の子に言ってやれる唯一の言葉だ。
Another Brick in the Wall - Pink Floyd

We don't need no education
We don't need no thought control
No dark sarcasm in the classroom
Teachers leave them kids alone
Hey! Teachers! Leave them kids alone!
All in all it's just another brick in the wall.
All in all you're just another brick in the wall.


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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