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失業ハイパー ~ がっこう行ってきま~す!

Posted by 高見鈴虫 on 23.2014 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments   0 trackback
かつて会社員であった頃、
よく、会社を「学校」と言い間違えていた。
朝に、がっこう行ってきま~す。
と言うあれだ。
でいまになって失業者。
で、毎日、図書館に通っているのだが、
ついつい、会社に行ってくる、と言ってしまう。

この図書館通いの方が、
俺にとってはより仕事っぽい生活、
ということなのだろうか。







確かにな、会社で働いていた頃、
勤務時間だけは連日の残業につぐ残業、
であったりもしたが、
実はその就業時間のほとんどは、
実労、というよりは、同僚、あるいは客と遊んでいるだけ。
あるいは待ち時間。

朝いちばんから次から次へと邪魔な連中が机を訪ねてきて、
ミーティングと称して無駄話をしているだけだったり、
テストと称してただ遊んでいるだけだったり、
あるいはただの時間つぶし、であったり。

まあそれはそれで二次的な意味ではなんらかの仕事、
つまりは、職場生活の一部であった訳なのだが、
時間の密度という意味では
果たしてどれほどのコスパが見積もられていたのだろうか。

という訳でこの失業ハイパー。

毎日7時に起きて犬の散歩、
と言いながら、その時間はずっと講義の録音を聴いている。
で、帰って犬に食事を作ったり皿を洗って部屋を掃除して、
家でしかできないこと、
つまりは百科事典のような教科書の元源のページをめくって調べモノ。
で、昼を前に、会社行ってきま~す、とちゃりんこで図書館へと向かう。
図書館の開く12時から終了の6時、
あるいは日によっては8時まで。
びっちりとただただ試験勉強。
ほとんどトイレに行く時間も、小休憩の時間も惜しんで、
おしゃべりどころか誰の顔を眺める時間さえもなく、
まさにその時間、びっちりと蟻の這い出る隙間もないぐらいの勉強三昧。
閉館を合図するチャイムがなると、
やばいやばい、あとちょっとだけ、と焦りまくり、
ああ、終わってしまった、と思うときのその疲労度といったらない。

一度夜に勉強をしてみたら、
捗るのは良いのだがついつい朝になってしまい、
その後の生活のリズムが滅茶苦茶になってしまってから、
この7時に起きて12時に寝る暮らしをキープしているのだが、
そう、もう夜も11時を過ぎると眠くて眠くて。
脳みそがスパークしてもうなにも頭に入らない、状態。
それがここ3ヶ月、毎日毎日続いている訳である。

それはもうまさに、脳みその筋トレである。
最近、脳みそのシワに乳酸が溜まり始めた気もする。

という訳で、改めて言う。
これだったら仕事の方が楽だった。
確かに、馬鹿な上司に余計なことを言われる、
といったタイプのストレスはないものの、
あの同僚、といわれる人々。
邪魔臭い、と思いながら気晴らしがあり、
苦労と分かち合う仲間が居て、
なんとなく、まさに学校、という感じ。

という訳で、そう、最近のこの、
会社行ってきま~す、のこそ、
ちゃんと勉強、つまりは仕事してまっせ、
の証明なのだろう。

まあ良い兆しではあるが、ちょっと疲れてきてはいる。

ああ、学校、じゃなかった、会社勤めに戻りたい、
と正直、思っていたりする。




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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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