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「アメリカの理想の終焉」

Posted by 高見鈴虫 on 06.2014 アメリカ爺時事   0 comments   0 trackback
中間選挙でオバマが大敗を喫した。

これまで、やることなすこと、全てにわたって邪魔ばかりされてきたオバマ。
この期に及んで、ついに上院・下院ともに狂和党に主導権を握られてまさに万事休す。

米国史上初めての黒人大統領は、しかし予想通りというか、
つまりは、徹底的な嫌がらせの中でその息の根を停められた、というところ。

当初、オバマが掲げた理想、
国民健康保険から始まり、イラク・アフガンからの撤退、
銃規制の強化、移民法の改定、人種差別問題から、格差社会の変革まで、
理想、というよりは、
つまりは、アメリカが「普通の国」になるために越えなくてはいけなかった障害、
アメリカが善なる国に生まれ変わるためのその試みを、
あの狂和党のバカども、
つまりは、善なるアメリカに生まれ変わることを徹底的に拒否した勢力、
言ってみれば、アメリカの悪の塊り、のような人々から、
徹底的に邪魔をされた末の頓挫であった訳だ。

という訳で、ぶっちゃけ、オバマに反対してきた勢力こそが、
アメリカが悪の帝国である、その根源たる人々な訳で、
つまりは、軍事産業と保険産業と医薬品産業と巨大金融、
こいつらが一致団結してオバマの理想をあざ笑っては、
ありとあらゆる邪魔をしかけ、そして打ち砕いて来た結果である。

そう、つまり狂和党とはそんな連中である。

狂和党と言えばなんといってもあのジョージ・ブッシュ、
2000年のいかさま選挙から始まる8年間に渡るアメリカ史上最低最悪の暗黒の時代、
このアメリカをまさに世界の悪の帝国知らしめた張本人。
あの暗黒時代に再び世界を引き戻そうとする連中である。
バカどころか、悪魔、まさに世界の悪の中枢である。

が、そう、ただひとつ、良かったな、と思えることは、
つまりは、オバマがまだ息をしている、ということである。
オバマは大統領就任以来、暗殺という恐怖の上で、
危うい綱渡りを続けてきたということなのだ。

この米国史上初の黒人大統領であったオバマ、
彼が暗殺の危険に晒されながらアメリカを理想に導こうとする道が、
どれだけ困難に満ちていたか、は誰もが知っている事実。

念願のオバマケア、サービスインした途端にサーバがハッカー攻撃にやられて敢え無くダウンし、
メキシコの国境では麻薬マフィアが大量虐殺を繰り返し、
財政の壁から始まってありとあらゆる方法で
子供じみた嫌がらせを続ける赤首系のロビーストたち。、
わがままジャイアン化した中国と、ダダをこねるノビ太、じゃない日本の間で四苦八苦し、
加えて欧州ではまたまた赤熊が蛮行に及び、
果ては中東に新たなる敵、愛死すだかなんだか訳の分からない、
言ってみれば伊豆のでっち上げの匂いがぷんぷんするアニメおたく的なテロリスト集団の暗躍、
と、まさにお尻、どころか、身体中の四方八方で火が付いて火だるま状態なのだが、
断じて言えば、その火付け役こそが狂和党の面々であることも周知の事実。

がそう、俺が言いたいのは実はそんな判りきったことではない。

今回の中間選挙におけるオバマの敗退、
その理由は、といえば、その投票率。

つまり、30%に満たない投票率である。

オバマの支持者は誰も投票に行かなかった、ということなのだ。

なぜ、と改めて思う。

永住権ばかりで選挙権を持たない俺が、
それを口にするのはご法度であるのは重々承知はしているのだが、
なぜオバマは、支持者である筈の民主党、
及び、そう、言ってみれば、黒人、そしてマイナリティー、
つまりは、ハヴ・ナッツ、持たざる者達、
いや、はっきり言おう、
軍事産業や保険産業や医薬品産業や巨大金融や、
そんな悪の中枢に加担していない人々たちが、
なぜオバマを守ってやることができなかったのか、ということだ。

という訳で、改めて言わせてもらう。

30%の投票率のその理由はなにか。

伊豆に肩入れした伊豆派の民主党員の暗躍というのもある。
ビルからヒラリーから、果てはまだ生きていたのか、というかの地味カーターまでが、
雁首を揃えて中東での弱腰、つまりは伊豆の誘いに乗らない堅実さに批判を始める中で、

唯一、最後の頼みとなるはずだった「コクジン」、

お前ら、いったいなにをやっていたのか、と。

なぜこれほどまでにオバマは邪魔をされたのか。
断じて言いたい。それはオバマがコクジンだからだ。

そして、誰も関心の無かった中間選挙で、
わざわざ投票に行った連中とは、
つまりは、地方のプアーなトラッシュ=ゴミ、つまりは赤首ども。
進化論を無視するような狂信的なキリスト教原理主義者、
及び、そう、そんなバカどもに最も判りやすいこと。
色の区別。

信号ではないが、青は進め、赤はとまれ、、
ぐらいの感覚で、
コクジンはバカで貧乏で臭くて汚く邪悪なもの、
と頭から信じ込んでいる、これ以上ないほどの徹底的なバカ。

それを翳して反オバマ宣伝を続けた悪の中枢の面々。

それに対向するためには、

いや、コクジンだからと言って、バカでも邪悪でもない、
ということを、コクジンたちが身を持って示すべきであったのだ。

がしかし、少なくとも米国史上初の黒人大統領が誕生してからこの方、
コクジンの人々がまるでいきいきと社会を変革するために働き始めた、
なんて話はどこにも聞いたことがない。

挙句の果てに、生活保護をもっと寄越せだ、から始まって、
アジア系の割り当てを減らしてもっとコクジンに回せ、やら、
せこい犯罪で捕まる度に人権だ人権だと騒ぎまくる、
まったくもってどうしようもないことばかりでグズグズ言うぐらいが関の山。

で、この期に及んでまた投票さえもいかない訳で、
そんなことをやっていては、コクジンはやはりバカで貧乏で臭くて汚く邪悪なもの、
と身を持って体現してしまっただけの話ではないか。

で、挙句の果てに、コクジンの狂和党支持者?

聞いて笑わせる。

あのなあ、と。

おまえら、本当に、身も心も、骨の髄まで「奴隷根性」が染み渡ってしまっているんだな。

あるいは、そんなどうしようもない、バカで貧乏で臭くて汚く邪悪なコクジン以外は、
このアメリカでは生きてこれなかった、まともなコクジンの遺伝子はすでにすっかり淘汰済み、ということなのか。

これは挫折や怒りや、あるいは、無力感でさえない。

アメリカのコクジンたちは、黒人の大統領が誕生したという、
この前代未聞の一世一代の大チャンスを、みすみす棒に振ったということなのだ。

という訳で、中間選挙の後、妙な疲労感に打ちひしがれている。

で思わず、親友である黒人のダチに、
このバカで貧乏で臭くて汚く邪悪なコクジンが。なんで投票に行かなかったんだ、
とMSGをしたところ、ああ、俺もそう思ってる、との回答。

やっぱり、俺達コクジンって、ほんとうにダメな人たちなんだよね、という訳だ。

という訳で夏は終わり、秋が過ぎ去り、紐育は冬への階段を転げ落ちていく。

寒風が身に沁みる今日このごろなのである。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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