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おじさん怖かったの~小話集 そのいち 「バラナシ~狂犬病の恐怖」

Posted by 高見鈴虫 on 31.2014 大人の語る怖い話   0 comments   0 trackback
インドのバラナシーのカスバで、深夜に野犬の群れに囲まれた。

ダチの部屋でチャラスを吸いすぎて、ふらふらと帰る途中、
カスバの迷路で完全に道を見失っていた矢先、
その細い道筋の前と後ろから、野犬の群れに挟み撃ちにされた。

普段は犬など怖がるはずもないのだが、
バラナシーの野犬はみんな狂犬病で、食い殺されないにしても、
噛まれれば必ず狂犬病に犯される。

そんな猛毒犬たちの群れに囲まれてワンワン吠え立てられながら、
いやあ、しまったなあ、と思っていたら、
窓を開けて、うるさい、と文句を言ったおばはん。
事情を察して助けに降りきてくれた。

が、その頼みの救援部隊、
こともあろうになんと5歳ぐらいのガキ。
お休み中を叩き起こされたのか寝ぼけたまま。

手に布団叩きのような棒を持っていて、
が、そのガキの姿を見ただけで犬どもがすごすごと帰っていった。

そのガキにホテルまで送って貰って、小銭をあげたら、
そんなもの要らない、と超不機嫌に帰って行った。

後日、改めてお礼に行ったら、あんた誰?と逆に不審がられて追い返された。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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