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女の等価価値

Posted by 高見鈴虫 on 03.2010 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
ねえ、コンピューター治してくれたら、おいしい夕飯作ってあげる。
ただ材料は割り勘だけど。

いやあの、飯よりも一発やらしてくれたほうが嬉しいんだけど。

ええ、コンピューターで?それは無理。
もしどうしてもっていうのなら、
部屋の電灯の電球もとりかえて、冷蔵庫がブーンっていう音がうるさいんでそれも治して。
あと、ドアがキーキー言うんだけどそれも治して。あて戸棚が傾いているからそれも治して。
窓のカテーンを変えたいんだけど、あと、浴室のタイルのネジが黒くなっちゃってるんでそれも綺麗にして。
あと、テレビとDVDのつなぎかたが判らない、あと、IPHONEがなんか調子が悪い、
あと、あと、あと、あと、いろいろ全部やってくれたら。

つまり、彼氏になれってこと?

まあそういうことなのかな。でも、するってことはそういうことでしょ?

そういうものなのかな。

そういうものよ。お金無いんだったらそういうことで奉仕してくれなくっちゃ。

奉仕?

つまり代価よ。

代価というよりは代償に近いような。

なんかお前、根本的にずれてるような気がするんだけど。

それはあなたが男だからでしょ。女って所詮そんなものよ。

だそうなのである。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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