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ちょいワルだ? 舐めんじゃねえ、と。

Posted by 高見鈴虫 on 16.2015 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
ちょいワル?
ちょい悪ってなんのことだよ。
半端者ってこと?

あるいは、いい歳こいてチャラ系の脂ぎった凝りないおやじってこと?

それってつまりは、ピーバーなんてところでくだらねえホステス相手にくだまいている、
あのどーしようもねえ腐れオヤジみたい、ってことかよ。

舐めんじゃねえよ、と(笑


日本なんてところでなにが流行ってるか、なんてまったく知ったことじゃねえが、

少なくとも俺には、もうそんな小娘の前でちゃらちゃらしたい、
なんて浮いた気はもうこれっぽっち残ってねえっていうか、まじ関係ねえ。

そう、枯れまくり。
唯一の友は犬、犬だけ。それで十分というか、手一杯って感じ。

あるいはもう、そんな人目、というか、
見た目を気にするような余裕はまったくない、というか、
そうあろうと日々気を引き締めていたりもする訳でさ。

まあね、はい、そのとおり。
正直言って、まじもう凝りた(苦
はい、もうコリゴリ、という奴で御座います。
なのでなるべくそういう状況にならないように、
そういう脂ぎった方々から逃げまわっている、
というところも無きにしもあらず。

このヒゲにしたって、勉強中に妙な気を起こさないように、
わざと年寄りの振りして浮世から身を遠ざけよう、
という意図があったわけで、
ちょいワルなんていうチャラ系オヤジどころか、、
塹壕から掘り出されたサダム・フセインに似ているなあ、
と自分でも思っていたりする、とそんな具合。
あるいはそうあろうとしているといういうか。

そう、俺はもう、そういうの良いんだよ。
女にモテようがモテまいがぜんぜん関係ない。

この薄ら汚い白髪ヒゲを見る度に、
ああ、もう俺はついにそういう世界から離れることができたのだな、
と心の平穏を感じたり、なんて具合な訳だ。

とか言いながら・・・

実は未だに夢に見ることとかある。
もう何年、何十年も前のことを、
不思議なぐらいに克明に夢にみてしまったりもする。

で、夜更けに目を覚ます度に、

これってもしかして生霊ってやつ?
あの女、まだ俺のこと恨んでるのか?
俺ってそんな悪いことしたのかな。。

なんて自問自答してしまう訳なのだが、
そんな自分に、おいおい、と改めて苦笑い。

男はアペンド、女は上書き、とは良く言ったもので、
そう、男はいつまでもいつまでも昔の女を覚えている、のに対して、
女は新しい男ができると昔のことは綺麗さっぱり忘れてしまう生き物。

だから過去の女達が、俺なんかのことをグダグタ考えているなんてことはもう絶対にありえない、
と判っていながら、それが判っているのになんでこんな夢を繰り返し繰り返し見ることになるのか、
自分でもさっぱりと訳が判らないのだがな。

という訳で改めて、つくづく男って情けない生き物だよな、と思ったりもする訳だが、
それこそが、お灸、というか、
そう、罰なんだよ、ってのは常々思っていること。
そんな良心の呵責の原因がどこにあるのか、
自分の胸に手を当ててよーく考えてみろよってことなんだろ?

ちゅうわけで、はい、まじで凝りました(笑
お願いですからもう私を放っておいてください、って感じ。

なので、そう、ちょいワルオヤジを気取る、なんて気は、まじでさらさらないし、
そんなものさえも飯の種にしようとする商業主義やら、
いい歳こいてそういうものに乗っかってしまうようなちゃらい奴らとはあまり一緒にされたくない。

とか言いながら・・・

実はこの白髪のこの口の部分だけでもちょっと毛染めしてみたら、とか、
だったらマジックで塗ってしまえ、なんてことをこっそりとしてしまったりもする訳で、
むむむ、この期に及んで俺ってなにやってるんだよ、まだ見た目を気にするなんて邪念が残ってるわけか、
とか、ちょっとそんな自分がちょっと可愛いと思えないこともなかったりもする訳で。

つくづく男って凝りない生き物というか、

そう、サミーの言葉じゃないが、養老院に置いてさえ、老人たちは好いた惚れたを繰り返すってな話で、
人間ってもう、棺桶に入るまでの間、煩悩にまみれて生きる、そういう生き物なんだよ、と。

とかなんとか、こんなくだらない戯言を言ってる事自体、俺がぶれてるってことだろ?

お前、ちょっと甘くなってるぞ、と思ったりもしている。





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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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