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日々之戯言

Posted by 高見鈴虫 on 23.2015 日々之戯言(ヒビノタワゴト)
どんな目の覚めるような美人であっても、
人間である以上、
クソもすればおならもするであろうし鼻くそだってほじる。
それと同じように、
やはり人間である以上、セックスぐらいは誰でも普通にやっている筈。
そう、どんな美人でもどんなブスでも同じ人間なのだ。
クソもすれば屁もこくし、セックスやオナニーだってしている、
たかが人間じゃないか。たかがセックスじゃないか。
だったらけちけちすることないじゃないか、とも思うのだが。

だとすれば、あのゴルゴ13も
寝る前にはきちんと歯を磨いているのだろうか。
ゴルゴ13がパジャマを着て歯を磨いているところ、
誰か絵の上手い人、描いてくれないだろうか。

だとすれば、
やはりゴルゴ13にも親はいたんだよな。
人間である以上、おっぱい飲んでおむつをして、
子供の頃には寝小便をして叱られたり、
垂れた青洟をちーんして貰ったりもしたのだろう。
誰か絵の上手い人、そんな幼気なゴルゴ13を描いてくれないだろうか。

そう言えば、
ゴルゴ13は好きな音楽とかなんなんだろう。
ラッパーだったとしたらなんとなく、だが、
もしかしてキッチュに、ロックファンだったりしたら、
なんとなく可愛げがあっていいな。
ドラムは取り敢えず、ギターを持ったゴルゴ13、
世界にこれほどギターの似合わない男がいるだろうか。
エアギターするゴルゴ13を見てみたい。

ゴルゴ13も東郷という姓を名乗っている以上、
日本人なのだろう。
だとすれば、当然のことながら、
うどんを食ったり納豆をこねたり餃子のタレにラー油をふったり、
夏には甚平にサンダルを履いて花火をやったり、
冬はお餅をはふはふやったりもしていた筈だ。
もっと日本人らしさを全面に押し出した
そんな素顔のゴルゴ13に会ってみたい気がする。

なんで美人も人間である以上、
くそしたり屁をこいたりするようにセックスだって普通にしてる筈、
という話からゴルゴ13に行ってしまったのだろう。

あっそうか、なんとなくこの美人と聞いて、カトパンの姿を思い浮かべていて、
カトパンの男版、というぐらいに、徹底的に現実味のない偶像として
ゴルゴ13を思いついていたのだろう。

が、なに?カトパン?いまさら?というぐらいに落ち目臭の漂うカトパンである。

という訳で、仕事を干されてすっかりと落ちぶれたゴルゴ13が、
髭も剃らずに寝癖頭のまま、駅前のコンビニの袋をぶら下げて、
なんてこともあったりもするのだろう。

そんなゴルゴと公園のベンチでタバコを吸いながら、
やっぱアベノミックス失敗っすねえ、
あの目障りなとっちゃんこぞう、
ひと思いにぱーんとやっちゃってもらえないすかねえ、
いやあ、ただじゃできないよ、誰か金もってる人探して来なさいよ、
安くしとくから、なんて話をしながら、
犬の散歩をするねえちゃんの尻なんかをぼんやり眺めている、
なんて割りと良いよな。


ちゅうわけで、ここだけの話、
実は昔ちょっと人気のあった女優さん、やら、
未だにWEBで検索すると必ずでてくる知る人ぞ知るのAV女優さんやら、
あるいは一頃は、テレビをつければ必ず出ていた人気バンドのドラマーさんやら、
雑誌の取材が来るようなゲージツ家からアーティストから、
その世界では知らぬ人もいないおーがねもちから、
世界的に有名なオペラ歌手なんていうのまで、
そういう人々と割りと普通に犬の散歩をしたり
タバコを吸ったり公園のベンチでザイヤの菓子パンを食ったりしているのだが、
なんだよ、そういう人でもやっぱ人の子。普通に暮らしていればただの人だよな、
とは常々思いながら、
がしかし、ひとたび写真とかに一緒に写ってみると、
そういう人たちってやっぱりひと味もふた味も違ったりするんだよな。これが。
そんな写真を見ながら、うーん違いってなんだろう、
とつくづく考えてしまったりもするのだが、

端的に言って、その違いとは頭の大きさ、というか、顔の大きさではないのか、と思った。

確かに、それがどんな分野であっても、
人前にでる職業で成功した人々の共通点はと言えば、顔の小ささ、である。

確かになあ、顔が小さい、頭もちいさい、つまり、平均値としてバランスが取れている。安心できる訳だ。

という訳で、だとすれば、

やたらと顔の大きいカトパンがいたらどうだろう。
んだこいつは、というぐらいに頭の大きいゴルゴ13がいたらどうだろう。

だろ?その魅力も半減どころかちょっとぐろいぐらいに笑えるだろ?

つまり、等身大スターってのは、普通に顔や頭がでかい、ってことなのさ、
という真理に唐突に気づいた。

という訳で俺である。

あらためてしゃしんを見れば、んだこいつは、イカのつもりか、というぐらいにシルエットとしてはまさしくそれ。

この頭のでかさ、尋常じゃなく、そしてこの足の短さ、まさに茶番を通り越して身X者に近い。
補助金でも支給して欲しいものだ。



プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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