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こりゃもう、戦争だろうな、とニヤニヤ笑う人々

Posted by 高見鈴虫 on 11.2015 ニューヨーク徒然
ここんところ、派遣の犬ころとして、
24X7、徹底的にこき使われていた訳だが、
この降って湧いたような連休、思わずがっついて、
連日連夜、人と会って見る気になった。

で、まあ、なんだかなあ、と、まさにどこに行っても誰と会っても苦笑いばかりだ。

共和党のディベートも茶番なら、シリアの露助も茶番。
中国株の暴落も茶番なら、自爆テロも茶番。
毎週どこぞの田舎大学で乱射騒ぎがあって、
今日もどこかでうすのろの間抜けがそんな茶番劇のとばっちりを食う。

とそういってしまえば、茶番と言って日本に勝る茶番もない。

安全保障うんたらからTPPから、
全てが全て徹底的に不公平不平等、
理想もポリシーもまるでない、ただただ目先の利権を追いかけるだけ、
ただそれだけ、の人々の詭弁劇場、なのだが、
そのとばっちりを一番喰らうであろう奴らが、
よりによってそういう利権亡者たちの親衛隊機取りってのからして、
このあまりに茶番的な構図は、悲劇を通り越してまさにグロに近い。

が、まあ、んなこと俺の知ったことじゃねえし、と焼きたてスペアリブに食らいつきながら、

あ、そう言えば、この間のギリシャの旅行の、ってな話題にいきなり全員が目を輝かせる。

え?お前ら、みんな揃いも揃ってギリシャに行ってたの?

そうそう、と笑う金持ちたち。

ここ数ヶ月の間に、揃いも揃ってみんながみんな、ギリシャに旅行をしていたのだ。

ギリシャって、あのこないだまでのデフォルト騒ぎの、ギリシャだろ?
ATMが停まっちゃって、国民はみんなファックアップってきいたけどな、
と言えば、皆一様にニヤニヤ。

あのギリシャのデフォルト騒動、と聞いて、うわ大変だ、と騒いでいたのはアホばかり。

目先の聞く奴は、瞬時のうちに、うっし、暴落だ、このチャンスに利鞘を跳ねろ、とばかりに、
そんなギリシャに飛んでは、恐慌騒ぎの中で、これでもか、と豪遊してきたらしい。

つまりそう、現代の成功者に共通するのは、弱者食い、ということだろう、と。

とことん、他人の不幸を嵩に着て、利鞘を跳ねるってな公式が徹底されているらしい。

そんな乞食の毛布をむしり取っては、毛布もねえような奴らの足元を見て叩き売る、ような商法。

それこそが、現代のビジネス界の王道であるらしい。

そしてそんな中、これは、戦争になるな、とは誰もが気づいている。

戦争になったら、大変だ。罪もない人が戦火に焼かれて非業な死を遂げて、
やっぱり、戦争反対だろう、なんて思ってる奴は少なくともこの場には誰もいない。

他人の不幸に便乗して銭を儲ける奴らにとって、
戦争こそがまさに、一世一代の大チャンスな訳だろう、と。

つくづくやれやれだな。

まあそんな片棒担ぎするつもりなど更々ないが、
まあ、マヌケヅラしてばっちりを食わねえように、
ぐらいは考えておいた方が良いのだろうがな、とは思っていた。


プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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