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アメリカという沼

Posted by 高見鈴虫 on 14.2015 アメリカ爺時事



日本人がアメリカに馴染もう、とした時に、
最善の方法は太ることである。

アメリカ人の殆どは太っている。
痩せている奴はジャンキーか、
あるはあの底意地の悪いベジタリアンの健康オタクか、
あるいは神経症の病人だけ。
普通のアメリカ人はそれこそ95%はおしなべて太っている。
それほどまでにデブが普通になってしまったアメリカ。
なのでその基準から行くと、日本人は痩せすぎ、となる訳だ。
痩せすぎ?俺が?まさか、となる訳だが、
そう、アメリカ人にはどうにもそれが許せないようだ。

がしかし、そうは判っていながら、
やはりどうしても、太ることだけはどうしても受け入れることができない。
という訳で、今日も朝からドーナッツ。昼はピザに午後には山のようなクッキー。
そして常時、どこに言っても手の届くところにチョコレートやらキャンディーやら、
訳の分からないジェリーのゴムのような奴からが山になっているわけで、
思わずちょくちょくと口に運んでしまう訳だが、おいおい、である。
という訳で、この環境に毒されて仕事をすればするほどに太っていく、という現象がある。
そしてそれをアメリカ人たちはほくそ笑みながら見守っているのだろう。

という訳でそこはまさに綱引きである。
週日に太る。
そして週末になってかみさんと日本食を食べ始めるととたんに痩せる。
それを繰返しながらしかし身体中に脂肪が、
そしてベルトがいつの間にかきつくなり、
腹筋が落ち、脇腹に肉が弛み、ずぼんの尻がきつくなる。

そうやってアメリカ人化していく訳なのだろうか。

まさに沼にハマり込んだ気分ではある。

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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