Loading…

考えうる限り、最もおぞましい初夢を見た

Posted by 高見鈴虫 on 03.2016 日々之戯言(ヒビノタワゴト)


この正月、パーティ疲れのうたた寝の中で、
ふととてつもなく不吉な夢を見た。

まさしくその舞台は中国。

俺は何らかの仕事の現場統括責任者、とかいう役柄で、
中国人を相手に孤軍奮闘している訳なのだが、
そんな俺の周囲を埋め尽くした中国の方々、
まさに悪意の塊り、というよりは、
まさしく、人間の業の底の底をのたうつような、
末期的などろどろ世界。



これ以上ありえないぐらいに徹底的に仕事の邪魔をした上で、
あけすけに袖の下を要求してくる役人たち。
が、その袖の下を払った途端に一瞬のうちにドロンパ。
で、また新しい担当役人が、へっへっへ、とおやつをねだる犬の顔で擦り寄って来る。
でそんな役人の周りの人々。
愛想がない、どころかまさにその表情は憎悪、憎しみ、嫉妬、強慾、とそればかり。
唇をめくり上がらせてちっちっち、と爪楊枝で歯ぐきをつつきながら、
なにを言っても、なにを聴いても、これ以上なく憎々しげに、
メイヨー、と吐き捨てるばかり。

労働意欲がない、どころか、労働とはつまりは罪悪。
民意がない、どころか、人間性とはただの堕落、とばかりに、
なにがあっても徹底的に一筋縄では行かぬ人々。
あのなあ、お前らいい加減にしないか、と声を上げた途端、
いきなり掴みかかられ、いきなり殴りかかられ、
もみくちゃにされるうちに、さすがにブチ切れて殴り返そうとした途端、
いきなり周り中から押しくら饅頭で押しつぶされて。

そうこうするうちに財布を擦られ、服を破かれどさくさに紛れて身体中をドつかれて、
そうこうするうちにカバン、会社の資料からなにからの一切が詰まったカバンが掻き消えている。
おい、俺のカバンどこだ?といくら叫んでも梨の礫。
ニヤニヤと意地悪く笑う人々に囲まれて、
なあ、頼むから教えてくれないか?あれがないと俺は日本に帰れないんだ、と泣きつくも、
けっ、この腐れヤップんチャイが、とツバを吐かれる始末。

ああ、俺はいったいどうしたらいいんだ、と地団駄を踏んでは、
こんな経験にさいなまれることが、俺自身にいったい何のためになるのだ。
いったいこんな経験から俺はなにを学べというのか。
人間が嫌いになる、ただそれだけではないか。

とまあ、そんな風景。

そう、俺にとって中国とはまさにそんなところ。

人という生物のまさに底の底を這いずるような、
どこまで人間が汚くなれるのか、その限界に挑んでいるような人々。

ああこれだったらむしろ、犬とは言わぬ、チンパンジーの群れの方がずっとましなのでは、
というぐらいまで、まさに極限的に凶暴且つ未開な人々。

人間の美徳をすべて踏みにじるようなそんな人々がまさに津波のように押し寄せては、
一切合財をもみくちゃにして奪い去って、後に残るのはゴミと痰唾と、誰がしたのか大便の山。

ああ、中国。されど中国。

そう、つまり21世紀、世界はそういう人々の為にある、とつまりはそういうことなんだね?

とまあそんな夢であった。

初夢というにはあまりにもおぞましい夢。

忘れてしまいたい、と思いながら、どうしてもその映像がまぶたに焼き付いて離れない。

最低というにはあまりにも最低過ぎるスタート。

つまり、なにがあっても中国には行くな、という夢のお告げ、とありがたく受けとることにした次第。


プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

月別アーカイブ

検索フォーム