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えええ、圭ちゃん、なんでえ? と悔し涙の全豪テニス

Posted by 高見鈴虫 on 26.2016 テニスねた
俺はご存知のように錦織圭のことが大好きなので、
余程のことがない限り彼に腹をたてたりはしないのだが、
この全豪、この糞ジョコビッチとの試合、
これは、これは、ちょっと、まじめに、
なんだよ、錦織、てめえ、なにやってんだよ、
と、ハラワタが煮えくり返った。

なんで!?なんで、圭ちゃん、この試合、完全に勝てたじゃんかよ、なのである。

馬鹿なマスゴミはまた訳も判らずいい加減なことを書いているようだが、

あのジョコビッチ、まさにテニス・サイボーグである筈のジョコビッチが、
これほどまでに調子が悪い、精彩を欠いた姿を見たのはまじ、初めて。

まあ確かに、シモンとの試合で調子悪かったみたいだしな、
でも、
へえ、あのシモンに散々に傷めつけられたのか、
なんかでは、ない!

シモンはランキングこそ振るわないが、まさに大物食いの達人。
そして、知る人ぞ知る知性派。つまりは、策士なのである。

ジョコビッチは、あのシモンに、徹底的に逆を突かれては足を止められた。
つまりは、自分のプレーに疑いを持ち始めていた。
つまり、自信を失っていた。
あのミスショットはその結果なのだ。

そんな腑抜けのジョコビッチを相手に、我が錦織選手。
なにを間違えたが、ガチンコで勝負に出ては、
頼まれもしないのに無理なショットを繰り返して自滅するに至った。

ちょっと冷静になれば、十分に気づいていた筈だ。
むむむ、今日のジョコビッチ、なんか違うぞ!

ジョコビッチには迷いがあった。
動きがぎこちなかった。
普段からの、あの憎々しいまでの自信満々ぶり、
水も漏らさぬような徹底的な正確さをとことん欠いていた。

つまり、錦織は普通にやっていれば、あるいは多少手を抜いても、十分に勝てていた。
少なくともあのツォンガやら、ガルシア・ロペスなんていうガチンコファイターに比べても、
十分に楽して勝てるレベル。
この大会のジョコビッチは、少なくともあの試合でのジョコビッチはその程度でしかなかった。

それをそれを、なんでええ、なのである。

という訳で、テニス仲間のクリスから、やれやれ、と苦笑いを返された。

勝ててたのにな。メンタルだな。
下馬評を真に受けて、勝てるわけねえとでも思ってたんだろう。かわいい坊やだな。

図星である。

まさにそう、そのメンタル、というよりも性格の素直さ、こそが良い意味でも悪い意味でも、錦織。
そして彼が、どうしてもグランド・スラムに手の届かない、その理由なのだ、と確信した。

という訳で、そう、いつもながら修造さんは本当に手厳しい。
そして本当の本当に、心の底から暖かい!

焦った、力んだ、悔しい。。

つまり、敗因はジョコビッチという後光に、勝手に気後れして、勝手に自滅させられた。
ただそれだけ。

裏を返せば、なあんだよ、勝ててたんじゃないかよお、なのだ。

あぁあ、勿体無い、と正直そう思う。

まさに、自滅、というよりは、宝くじの当たり券を騙されて捨てちゃった、
あるいは、棚から落ちてきたぼたもちを、おっと、と手を滑らせてドブに落としてしまった、
みたいなもの。
おいおい、なにをやってるんだよ・・・

まあねえ、でも、あの素直さがあっての錦織。
だからこそここまでになれたのだろうが、
これから先、世界中の海千山千を相手に、
総力戦を強いられる中、
これぐらいの安いはったりに引っかかるようでは、
いやはや、まだまだですな、と言わざるを得ない。

という訳で、そう、錦織、
実力的にもう十分にグランド・スラムを狙えるレベル。
あるいは、もう取れて当然のレベル。

それをそれを、どうしてどうして・・・

勿体無い!すっげええ勿体無い!

自分のミスで負けました、なんてそんなこと全然ないってば。
調子最悪のジョコビッチに、揚げ足取られてただけ、ただそれだけ。

という訳で、正直、すげええ腹が立ってるぜ。

もっと自信を持てよ。もう十分に行ける。もうあんたはチャンピオンの実力持ってる。

そう思ってないのは、世界であなた一人だけってことに早く気がついてくれ!

という訳で、コーチ変えたら?

もうマイケル・チェンの役目は終わった。
次はもう、グランド・スラムを取るため、それだけが目標。
だとすれば、

トニー・ローチ?
ピーター・ラングレン?
あるいは、最近失業したらしき、ステファン・エドバーグ?
まさかまさか、

俺が思うのは、まさに、イヴァン・レンドル!

あのビビビのねずみ男、あるいは、怒涛の馬男。

あれほど厳しいコーチはいない。
つまり、テニス界随一のお坊ちゃま君である錦織に、
グランド・スラムの厳しさを叩き込めるのは、もうこの人しか居ない!

どう、良くない?

イヴァン・レンドル、まさにぴったりって感じしない?


プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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