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ミッシェル・カミーロ、アンコール、お願い、永遠に!

Posted by 高見鈴虫 on 12.2007 音楽ねた

ミッシェル・カミーロのブルーノート、
観てきましたよーん。
やっぱり良かったあああ。
身体中から感動がじわーっと染み出してくる感じ、
まだ続いてるよ。

ミッシェル・カミーロ、
ドミニカ出身のピアニスト、と言うよりは、
いまや、押しも押されもしないラテン音楽界の大御所、
と言うよりも、巨人、超人、生神様。

その超絶的テクニック、とか、早弾機関銃、
とかよく言われてるけどさ、
俺的に言えば、ミッシェル・カミーロの魅力、
あの、悪魔をも躍らせる問答無用の乗りのよさと、
いきなり空間丸ごとサントドミンゴの旧市街に持ち去ってしまう、
あの、すさまじいまでの表現力。

鍵盤が弾け飛ぶんじゃないかってなぐらい叩きまくり弾きまくった直後、
いきなりの沈黙の中から、
突如、目の前にシダの葉の揺れるコロニアル街並が、
カリブの潮の香りがさわさわっと流れて来て、なんてさ。
まさに夢心地。
静と動、光と影、灼熱と清涼、熱狂と仮死、
タバスコ一気飲みしたみたいな、
思わず立ち上がって叫び出してしまう熱狂の後に、
いきなり身体中とろとろになってしまう甘い甘いバラード。
ああ、このパワー、このセンチメンタルこそが
ラテンの魅力の真髄。
つまり、ミッシェル・カミロの全て。

チャチャチャからルンバ、サルサからボンバからモザンビケ、
しまいには全部あわせてぐっちゃぐちゃ、
あああ、身体が崩れてしまう、と思いきや、
息も止まる連弾から突如のブレイク、
一挙に雪崩落ちるようにユニゾン合わせて怒涛のフィニッシュ!
と決めた直後、
ああああ、面白かったあ!ははははは、だって。
ありがとう、こんな楽しいことさせてもらって、だって。
やってる人も観ている人も、思わず泣き笑い。
周りの人々と抱き合っちゃったりして。
ほんと、もうこの人だけでいい、って感じ。
アンコール、お願い、永遠に。
一生弾いてて、って土下座して頼みたくなる。

と、ミッシェル・カミーロ、
観るたびにそう思う。絶対にはずれがない。

ただね、
いつもどおり、二部構成の内容が全然違うの。

やっぱりね、前半はどうしてもおとなしめ、というか、
初対面の方々に新曲発表会って感じ。
遠路遥々の観光客の皆様、こちらがブルーノートです、って。
で、段々と盛り上がって終了した後、
ちょっと休憩を挟んで、
二部目はもう初っ端から飛ばしまくり。
アンコールまで怒涛のように雪崩込む、と。
つまり、二部合わせて一つのステージ、と。

と言うわけで、ミッシェル・カミーロ、
今週中、日曜日の夜までブルーノートでやっています。
もう毎日行っちゃおうかな、って感じ。

もしも事情があってライブを観れない人、
LIVE at the BLUENOTE、聴いてみてください。
あの会場の熱狂の片鱗ぐらいは伝わるかもしれないから。

ではでは、またブルーノートでお会いしましょう。


            ~遠方の友に宛てたメールより







プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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