Loading…

今更ながら「LOST」です

Posted by 高見鈴虫 on 22.2008 読書・映画ねた


あの、
今更なのですが「LOST」です。

LOST、知ってる?知らない訳無いか。
じゃ質問変えて、
LOST、観てました?或いは観てます?
或いは、
新シーズン始まるらしいけど、観るつもり?
ってゆうか、
こんな質問、間が抜けすぎすぎ?

あの、で、
そーそー、いまさら告白ですけど
LOST、いきなり先週からデビューしまして。
ってゆうか、
俺さ、それまで実はLOST一度も見てなかったんだよね、これ(笑
アメリカではそれ珍しすぎすぎ。
その方がわりと奇跡的とゆうか。

でもね、いまさら言い訳なんだけど、
俺普段からぜんぜんTV見ないひとで、
だってブッシュの顔見たくないしさ。
ブッシュのにおいのするものってゆうかブッシュの影響のあるもの
あるいわブッシュが原因で、とかゆうやつ、つまりこのアメリカの8年、
ことごとくそおゆうものを遠ざけていたら、
いつのまにかスポーツチャンネルしか見るものがなかくなってた、と。

そうそう、
で、こないだ、
おばまん勝って良かったね、とか話している時に、
このブッシュの時代の8年間
つまりアメリカ史上、最低最悪の低能ファシズム体制下の間、
実は世間ではいったいなにがあったのか?
ぜええんぜん知らなかったんだよね、
なんてことを話していた時のこと。

で、この8年、改めて、
200年のブッシュのいかさま選挙の後、
大陸間ミサイル防衛構想が議会で却下された、
ざまみろ、これでブッシュはリコール辞任だ、
と喜んでいた途端、
いきなり降って湧いたようにあの9-11があってさ。
で、U!S!A!の怒声の中、
あれよあれよと
アフガンの戦争からイラクの戦争からサダムフセインから、
テロ警戒宣言からスパイ防止法からハリバートンから、
反ブッシュデモのたびに友達が逮捕されて、
インターネットが監視されて、なにもが監視されて、
テレビもニュースも新聞も、すべてでっちあげばかり。
不眠症から不安神経症から抗欝剤がバカ売れして、
アル中とヤク中と肥り過ぎが急増して、
そんな時に、
日本ではフケーキとシツギョーとジサツとトーリマと
北チョーセンとホリエモンとカシューシャカイで、
なんてことをやってるうちに、
あれよあれよとガソリンが高騰して石油屋の株が高騰して、
ニューヨークの不動産価格はもう天井どころか雲まで届いて
ふとすると普通の人は誰もマンハッタンに住めなくなっていて、
つまりこれ、
ブッシーな人々にとってはもう笑が止まらないぐらいのうはうはの大儲け、
で、それ以外の人々、つまりふつーの人々は、
もう、不機嫌、以外は、もうなああああああんにもなし、
と、まあそういうことをやっていたら、
はい、待ってました、いきなり株の大暴落。
政府からの補助金だなんだで、
どさくさまぎれにこれでもか、とばかりに国庫の金を猫糞ざんまい。

あのなあ、と。
すごいよね、これ、あらためて、だけど。
開いた口が塞がらない、のは誰もが同じ。

で、いつのまにか、
誰もニュースを見なくなっていて、
誰も新聞を読まなくなっていて、
誰も誰の話も信用しなくなっていて、
という訳で、この失われた8年。

まあ俺的には、やっぱりロジャー・フェデラーだった訳でさ(笑
つまり、ずうううううっとテニスばかりやっていた、と。
で、同じように、
テレビどころかゲームばっかり、
最近ではもう、WII以外のものはなにも見ていない、とか。

で、その中に、
それこそはまさに「LOST」である、と言った馬鹿がいた。

そう、上手いこと言うね、まさにLOSTだよね、まったく。なにもなかったよね、
完全に見失ってたよね、なんて苦笑いしていたら、
これ「LOST」、実は、ABCのテレビドラマのこと。

という訳で、この「LOST」
普通アメリカにいたら知らない人いないらしい。
それだけ話題になったテレビシリーズ。
近年まれにみる大ヒット、だったらしい。

念のため概要としては、
2004年からABCで放送されたテレビ・ドラマ。
飛行機が謎の無人島に墜落して、
その生存者の人々の葛藤を描くサバイバル物、なんだけどさ。

で、その謎の無人島ってのがまたなぞなぞに満ちていて
で、その生存者ってのがまたどいつもこいつもひと癖二癖で、
と、語り始めると止まらない。

サバイバルあり、人間ドラマあり、
アクションあり、SFXあり、
と、ほんとうに至れりつくせりで、
もおおおおお、無茶苦茶面白過ぎて、
テレビでやってる時は、もう一週間が長くて長くて長くて気が狂いそうだった、

なんて話しを聞きながら、
へえ、社会現象にまでなったのか、とか。
そう言えば、あいつもこいつもLOST LOSTって言っていたよな、
とか。
おれ、ほんと、全然知らなかった、んだよね。
名前ぐらいは知っていたけどさ、まじ、一度も見ていなかった。
まさにこの失われた21世紀、
たかみいくんの世捨てぶりが伺われるエピソード、と。

でね、そう、この際、予定のないこの週末、
寒くてテニスもできないし、と思い立って、
いつものようにニューヨーク公立図書館で借りてきました、
「LOST the Complete Series」のDVDのBOXセット。

したもんだらさあ、これが、もう、そう、ほとんど無茶苦茶面白い。

まじ、観始めたら止まらない。
連日連夜、朝まで、状態。
で、仕事中も、ほんと、極度の禁断症状状態。

だってさ、なにが凄いってさ、
これはもう、例えば、だけど、
記念すべき第一回目、
無人島の浜辺に飛行機が墜落して、というシーン、
なんと、飛行機一台、完全にぶっ壊してちゃってるんだよねえ。
これ凄くない?

やっぱりさあ、
そう、もう、なんと言っても金のかけ方が半端じゃないなあ、と。
でね、
観れば観るほどに、登場人物達の掘り下げが深い。

たまたま同じ飛行機に乗り合わせた乗客たちが、
それぞれの事情=過去を背負っていて、
無人島でのサバイバルと同時進行的に
その物語が語られ、絡み合っていく訳なんだけどさ。

その伏線の張り方と絡め方がもう絶妙。
危機的状況におけるそれぞれ各自の行動原理が、
過去の経験に裏づけされている訳で、
その必然性=紐付けの巧みさに思わず唸ること度々。

日本のドラマとかさ、
時として、えええ、なんで?そりゃないでしょ?
みたいな、
脚本における矛盾みたいなものが凄く目に付くことがあってさ。
これ書いてるひと、本当に物を考えているのかな、
とかと疑問になることがよくあるんだけどさ。
で、
主役な人々が決って視聴率目当てのおちゃらけアイドルだったりするから、
必然的に演技も演出もおちゃらけで、
で、みんな忙しいから、演技指導も脚本の読み合わせもほとんどしてないだろうし、
で、セットにしたって使いまわしセットでその場で適当にでっちあげ、みたいなのばかりだから、
つまりなにからなにまで学芸会。
つくづく日本って、
おちゃらけ、とおべんちゃらと、お愛想と、
ハロディーと損得勘定だけの文化って気がしてきてならない、と。

で、そう、
ファシズムと言おうが景気後退と言おうが、
やっぱり、アメリカ、凄いなあ、と思わせられることも多いわけで。

で、この、LOST。

そう、そんなアメリカの底力、
久しぶりに、ほんと、久しぶりに、実感することになったのでした。

という訳で、改めて質問。

LOST、見てた?
え!?日本でもやってるの?
へえ、そりゃ凄いね。

で、誰が好き?
俺?俺はほら、やっぱり、ソーヤーだよね(笑
え?チャーリー?バンドマンだから?まさか。
チャーリーはね、むかつく。ぶっ殺したくなる。
早く死んでくれないかな、といつも思ってる。
一番嫌いなのはシャノンだけどさ(笑
やっぱりね、俺は、バンドマンである前にアウトロー、と。
なのでやっぱりソーヤー。
つくづく性質悪いよね、俺。
どうしてかな、ジャックにはあまり惹かれない。
とか、書いてると、
ねえ、これなんか、心理テスト、みたいだよね、まったく。

ってな訳で、LOST、わりと大夢中。

実は図書館で見つけたのは、シーズン1、と、3.
で、2が無いんだよねえ。
で、1を見終わってよくよく考えて、やっぱり2を見るまで3はお預けにしたほうがいいかな、と。

というわけなので、その先見ている人、言っちゃ駄目だよ。

でもねえ、そう、公立図書館、なぜか、シーズン2の予約だけ一杯。
どうしてなのかな。教材かなにかに使われたのだろうか。
で、うーん、観たい観たい、どうしても観たい、
と思っていたところ、
サイトでこんなの見つけちゃった。

http://www.lostepisodeonline.com/category/lost-season-1/

なんか続けてみてると、いきなり、はーい、もう駄目です。
テレビばっかりみてると馬鹿になりますよ、
1時間まってまたアクセスしてね。
その間に部屋の掃除でもしてなさい、なんてやたらと親切なお心使い。

ほんと、でも、それがないと、まじ、朝まで見ちゃうからさ。
用心用心。




            ~遠方の友に宛てたメールより


プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

月別アーカイブ

検索フォーム