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ドナルド・トランプ ロックンロール・スター! その三

Posted by 高見鈴虫 on 15.2016 アメリカ爺時事


そんなトランプ氏の暴走に陰りが見えたアイオワでの予備選第一戦。

共和党候補者の中ではダントツの人気ナンバーワンを誇っていたトランプが、
まさかの大敗を喫した。

で、しかもそんなトランプを差し置いたのが、
最低最悪のジーザスおたく、テッド・クルーズ。

ええ、ありえねえ、である。

このオカメみじんこみたいな面をした、見るからにヘドの出そうな糞野郎である。

が、そう、
なにか裏があるな、と思ったら、やっぱりか。

世界の悪の権化・ルパート・マードック。
メディア王として世界中のTV新聞を次々と買い取っては、
ジョージ・W・ブッシュのあの狂気の戦争を焚き付け油を注いぎ続けた張本人。

そして、世界経済を恐慌へと叩きこんだモラル・ハザードの権化、
ゴールドマン・サックスからロバート・マーサーやらの、
あのウォール街の鮫、ピラニア野郎ども。

そんなまさに百鬼夜行たる悪魔たちが束になっては恥も外聞もなく、
テッド・グルーズなんていうこのマザコン・ジーザス馬鹿の為に票を買い取ったのである。

いやはや、まさに共和党。
ここまで来たら悪い冗談を通りすぎて茶番、それもかなりグロに違い。
いやあ、まったく懲りねえなあこいつら、とやれやれである。

とそんな醜悪な現実を見ればみるほどに、
かのドナルド・トランプの発言が真実味を帯びて来ることにもなる。

どうだ、判ったか。アメリカなんてこんなものだ。
この腐り方、まったくヘドが出る。
つまりは、こんな奴らのどうしようもねえ銭儲けの為に、
あんたらの税金が湯水のごとく使われている。
あんたらの不幸は、つまりはこういう奴らのしかけた、
ペテンの上に出来上がってるんだ。

そして遂には、ドナルド・トランプ。
まさに正念場の共和党ディベートにおいて、
誰もが言いたくても言えなかった事を、
まさに吠えた。吠えまくった。

おい、ジェブジェフ・ブッシュ。
言わせてもらえばテメエのアニキのあの低能のジョージ・W・ブッシュ。
あいつのお陰でアメリカがどれだけ損をぶっこいたのか判ってるのか?

なに?ブッシュはテロリストから国を守った?
笑わせんじゃねえよ。
あの馬鹿が、事前にCIAからの再三に渡る警告をまったく無視してた結果、
ただたんにあの山賊程度のテロリストたちに、好きなようにしてやられただけの話じゃねえか。
つまりブッシュが馬鹿だったからアメリカはあのテロの危機に見舞われた。
それをお前ら、判ってるのか?
挙句の果てに、アフガン、イラク。
あの馬鹿な戦争でいったい幾らの銭が泡に消えたんだよ。
で、それだけの金を使っていったいなにを得た?
え?言ってみろよ。
全てはあの低能の猿野郎、つまりはてめえの兄貴、あの薄ら馬鹿の糞ブッシュがやらかした大失態だ。
てめえはこの後に及んでまた同じことをして銭儲け、柳の下のどじょうを狙ってるだけじゃねえか。
愛国だ?馬鹿も休み休み言え。

ISISの脅威?なにが脅威なんだかさっぱり判らねえな。
はっきり言わせて貰えば、じゃあ、なんで最初からISISの資金源を断たねえんだ?
つまり奴らの金は石油だろ?その収入源たる石油を絶てば奴らは日乾し同然。
腹が減っては戦はできねえ、金がなくっちゃビジネスも戦争もできねえ。
ISISの脅威を止めるのは至極簡単。
ISISの油田をぶっ壊して、奴らの垂れ流す闇石油を買わなければいい、ただそれだけじゃねえか。
そんな馬鹿でも判ることを言わないってことは、つまりはISISも出来レース。
つまりお前らとグルになってまた腐った銭儲けを算段してるだけだろうが。
笑わせる。まったく笑わせる。

俺が倒産王だ?馬鹿言ってるんじゃねえよ。
俺はビジネスマンなんだよ。リスクを負って投資をして利潤を得る。そのプロフェッショナルなんだよ。
言わせてもえばジェブ・ブッシュ。てめえがフロリダでやってる汚え算段を全てぶちまけてやっても良いんだぜ。
いいか、いまてめえのフロリダ州がいったい幾らの負債を抱えてるか。
あんたが判らないって言うなら俺が教えてやっても良いんだぜ。





と言う訳で、ブッシュがトランプが、
口を開く度に、これでもかのブーイングに次ぐブーイングである。

がそう、それこそがトランプの狙いである。

このディベートが共和党の候補者選びである以上、
他の候補者を攻撃して完膚なきまでに叩き潰し、
そして大統領選に向けての公認候補としての座を仕留める。
それが目的である以上、
共和党員同士でありながら互いのことを牽制しあうのはまあ当然の事。

つまり公然として徹底的に大嫌いな共和党員を叩きのめすことができる。

という訳でこのドナルド・トランプ。
よりによって共和党員の共和党員による共和党ご推薦の大統領選出大会において、
まさに共和党そのものの屋台骨を揺るがすような大スキャンダルを次から次へと暴露しては、

当然だ、俺は真に国を思う愛国者だ。その為には言いたいことを言わせてもらう。
今のアメリカにはそれが必要なのだ、と大見得を切り続ける。

という訳でこのドナルド・トランプ、
そうやって他の共和党員をこき下ろせばこき下ろす程に大喝采を浴びる訳で、
今や共和党候補者でありながら全共和党員の民衆の敵・ナンバーワン。
でありながら、言っていることがあまりにも正論、つまりは剥きだしの本音である限り、
その本音を言いたくても言えなかったアメリカ人達はまさに熱狂、そして絶叫を繰り返す訳である。

という訳で、全共和党は愚か、全米、強いては世界中の嫌われ者、と化してしまったドナルド・トランプ。

いやはやまったく、ではありながら、そう、憎めない。憎めない大馬鹿野郎なのである。

そしてこの、世界一の嫌われ者であるところのドナルド・トランプ。

その動向はまさに世界の台風の目になりつつある。

まさにその姿、いつか見たあの反逆者、つまりは、そう、ロックンローラーな訳だ。








プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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