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崩壊の前日

Posted by 高見鈴虫 on 15.2016 アメリカ爺時事

という訳で、オバマの失敗を挙げ連ねる前に、
オバマがまさに救世主として登場するまで、
このアメリカは最早消滅の危機に晒されていた、
という事実を今一度思い返して欲しい。

かのアメリカ史上最低最悪の大馬鹿大統領であったジョージ・W・ブッシュ氏。

911から始まるテロ騒動、
そしてアフガン、イラクとのあの意味もない戦争、
そして、ニューオーリンズという街そのものを完全に水没せしめ、
挙句に、サブプライムの暴落で世界経済を破滅の一歩手前まで貶めた、
まさに、テロリストの中のテロリスト。

テキサスのアル中のドラ息子が、
石油マフィアと軍事産業という、
米国の汚濁の塊のような人々に担がれては、
投票機を誤魔化す、という最低最悪の方法で、
大統領の座を掠め取った、
まさに猿並みのIQしか持たなかった、
この人類の汚点とも言うべき大統領。

911、国家情報局の提言を無視し、
というよりは、意味を理解することが出来ずに、
みすみすワールドトレードセンターを倒壊せしめ、
その過剰反応から、敵の姿も見えないままに、
ハゲ山に向かってむやみにミサイルを打ち込み、
挙句の果てに、勘違いのまま、
まったく関係の無いイラクなんてところにも喧嘩を仕掛けては、
湯水のごとく戦費を注ぎ込み、
全てが全てなし崩し的に泥沼化しては国庫はすっからかん、
全国民はすっかり抗鬱剤の霧の中。
挙句にウォール街の鮫どもに騙されては暴走を許した挙句、
あわや世界経済が大暴落なんていうとんでもない不祥事まで巻き起こした、
前代未聞の米国大統領。

奇しくもそんな大統領自身が、その無能さが故に、
まさに世界最大級のテロリスト、
このアメリカという国を完膚なきまでに叩きのめす結果になったのである。

がそう、そんなジョージ・W・ブッシュも、馬鹿であったことを除けば、
それほそまでに悪意の人ではなかった、というのが共和党側からの弁明である。

それはつまりは、そんなジョージ・W・ブッシュの片腕であるべき筈だった、
副大統領のディック・ちんぽこ・チェイニー、
その後ろ盾てであった、ハリバートンを筆頭とする、
世界でこれほどまでに胡散臭い会社はない、というぐらいの、
まさに世界中の悪徳の全てをかき集めたかのような軍事石油産業、
その傀儡であったディック・ちんぽこ・チェイニーの策略にまんまと乗せられては、
その醜聞の全てを、
大統領閣下、すべてはあなたが決断したこと、と良いように押し付けられただけの話。
つまりは、まあ、その部下たちにまんまと騙された、というよりも、
その馬鹿ぶりをまんまと利用されては、
カモられるだけカモられたその結果、ということなのだが、
という訳で、そんな猿と、そして悪の権化であった猿使い達に、
アメリカ中が完全に出汁にされた結果、
国中の人々がジャンキー、そして住む家を追われては流浪の民。

その馬鹿な大統領の度重なる大失策の、
皺寄せの最もたるものがまさに教育費であった訳で、
下手に知恵をつけて俺のやることに文句を言わないように、ということだったのか。
という訳で、全米の学校という学校があっという間に破綻寸前。

教師は次々にレイオフされて、
ちょっとまともなことを言うとすぐにアカだ、アルカイダの手先だ、
と魔女狩りを喰らい、中世的キリスト教カルトが瞬く間に全米を席捲。
そして大学生たちは、雪だるま式にかさむ学費ローンの完全な借金まみれの泥沼化。

あまりの馬鹿馬鹿しさに、誰も彼もが鬱病のヒッキー状態。

テレビもつけず新聞も読まず、ただひたすらにビデオゲームばかり。
抗鬱剤の飲み過ぎで、なにが正気なのだか判断がつかなくなり、
テロ警戒だ、なんだと、誰もが信じられなくなっては完全な鬱状態。

アメリカ中がまさに猿並みの脳停止状態に陥った八年間であった。

という訳で、そんなジョージ・W・ブッシュの功績である。

最早、どんな事が起ころうとも、
アメリカという国が続く限り、
なにがあっても共和党が政権を取ることだけはあり得ない、
まさにそれなのである。

オバマはそんなどん底の状態からアメリカを救い出すために四苦八苦し、

そして、ヒラリー、そして民主党は、それにあぐらをかいてしまった。

その高慢な姿勢に、民主党員自身が愛想を尽かしたのである。

という訳で、いつの間にか、民主党員でもないただの客人、あるいは噛ませ犬、
であった筈のバーニー・サンダースが、
子供さえもが首を傾げる戯言を繰り広げるうちに、
有ろうことか、ホンボシであった筈のヒラリーを抜き去ってしまった。

がしかし、改めてそんなバーニー・サンダースが掲げる政策は、
誰がどう考えても正気の沙汰とは思えない。

だってこいつ、社会主義者なんだぜ。
アメリカを、ソビエト、あるいは、キューバ、まさかの北朝鮮、
つまりは、そういう国しよう、と言ってるわけだぜ。

つまりは、ウォッカ、あるいは、ラム酒を煽っては、
この先、もうどうせろくなことがねえんだから、
一日中酔っ払っておまんこやって気楽に暮らそうぜ、
という、まあ、つまりは、そう、奴隷の中の奴隷、
まさに色情狂の蟻ん子のような暮らし。

まあそれでも良いんじゃない、と思ってる奴ら。
つまりは誰ひとりとして、この先のことなど知った事か、
と投げやりになっているとしか思えない。

そう、そこがまさに今回のこの大統領選の焦点なのである。

誰もがもう国家などというものになんの期待もしていない。
その必要を感じていない訳なのだ。

その結果として、
共和党員でもないトランプが、共和党そのものを乗っ取ってしまったとまったく同じように、
民主党員でもないバーニー・サンダースが、民主党そのものを食いつぶそうとしている。

これはまさに忌忌しき事態である。

が、そう、これこそが、アメリカの直面している現実なのである。
もう誰もがなにも政治になど期待していない。
あるいは、つくづく心の底からうんざりなのである。

ISISがこの世界を滅ぼしたいというならそうさせてやれば良い。
中国がなにもかも独り占めしたいというならそうさせてやればいいじゃないか。
俺は世界がどうなろうが知ったことじゃない。
なにもかも、俺自身のことでさえ、俺には知ったことじゃねえんだ。

とは言いながら、いざ世界がISISのテロの巷、
あるいは、世界が中国なんてのに乗ってられてしまったら、
それこそ、嫌というほど、などでは済まないぐらいに、
死んだほうがましだ、というぐらいにまで不快な思いをさせられることは誰にも目に見えている。
目に見えていながら、取り敢えずいまのところはもうどうでもよい、
というわけであって、つまりはそう、ヘッドフォンを被ってゲームに夢中なだけ。ただそれだけ。

これはもう完全な脳停止、を通り越してただの自殺行為。

それが判っていながら、やはり、どうしても、ヒラリーの面は拝みたくない、
それほどまでにまあ、ヒラリーという人が嫌われている、ということなのである。

という訳で、幼気なアメリカ市民の方々である。

いったいどうしたら良いわけか、とは言いながら、
まともに考えたらトランプだけはぜったいにヤバイ。
とは言うものの、生理的にはヒラリーだけは絶対に嫌だ、な訳で、
だったら、バーニー・サンダース?まっさかあ、な訳である。

という訳で、民主党でも共和党でもなく、
軍事オタクでも、人権馬鹿でもない、
つまりは、跳ね返りの極右のナチおたくでも、
時代錯誤のマリファナ・ヒッピーでもない、
取り敢えずは普通の人、
アメリカの国民が望んでいるのはつまりはそういう人なのであるが、
そう、共和党民主党を問わず、
こと政治家と言われる人々の中に、
この普通に普通な人々の感覚の分かる人っていうのがまさに皆無なのである。

そんな政治屋たちにつくづく愛想をつかし、
そんな政治屋が操るこの世界の全てが嫌になってしまったアメリカ人たち。

ヒラリーが嫌いな民主党と、
猿と黒人以外なら誰が大統領をやっても良い、ぐらいにしか思っていない共和党。

どうせこいつら、1%の金持ちをより儲けさせることしか考えちゃいねえんだ。
誰がなろうが同じこと。馬鹿馬鹿しい。俺はもう一切なにも生産的なことはしねえぞ。

そう、つまりはこのあまりにも露骨な格差社会に辟易した99%の貧民が、
おうおう、そういうことなら、99%全員でなにもするのやめちまおうぜ。
すべての独り占めした1%の金持ちに、99%の貧民の面倒を見させればいい。

という訳で、これはもう、末期症状も良いところである。
でありながら、ちょっとまともに考えれば、1%の金持ちが富のほとんどすべてを独占し、
その独占した富を海外に持ち出しては、それをぐるぐる回しながら生きている。

で金持ちに産まれなかった99%の貧民は、
超高速で回る回転寿司を前に、腹をすかせながら冷めたお茶をすするばかり。

そんな徹底的な政治不信の中、
もしももしも、
そんな99%の人々の受け皿となる人が現れた途端に、
まさに棚から牡丹餅。

漁夫の利鞘がいきなり手元に転がり込んでくる、ことになるであろうことは、
誰でも予想がつく筈。

で、こんな時に、
もしももしも、例えば、前ニューヨーク市長であったマイク・ブルームバーグ、
なんて人が、いきなり大統領選に出馬を表明したら・・・

このマイク・ブルームバーグという人、曲者である。

911のテロの中、瀕死の状態にあったニューヨークを見事に蘇らせた救世主。

と同時に、あまりにやり過ぎて、ニューヨークそのもののがまさにバブルバブルの風船市場。
冗談のようにまで膨らませてまくっては、
いまやまともな人間は誰も住めないような、
絵に描いた餅のショールームのような街に作り変えてしまった重宝人の糞野郎。

しかしながら、まあ確かに、本人の希望はさておいて、
こんなにまでに腐りきってしまったアメリカを救えるのは、
最早ブルームバーグぐらいしかいないのではないか、と思わない訳ではない。

という訳で、全米の流動票の全てが、一挙にブルームバーグの元に雪崩れ込む、
なんてことがあったら。

まさしく、おいおい、な訳である。

という訳で、どっちに転んでもろくなことにはならねえだろうな、
というのが、普通な意味でのアメリカ人の本音なのではないだろうか。

そう、政治が茶番化したのははなにも日本に限ったことじゃない。

世界中がまさに、そんな感じなのだ、と敢えて言わせてもらう。

という訳で、改めて、先日のパーティで、

こりゃもう、戦争だろうな、と薄ら笑いを浮かべていた大富豪たち。

そのほくそ笑みが、いまや高笑いとなって世界中に響き渡り始めた、

そんな気のする今日このごろなのである。









プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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