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ドナルド・トランプ ロックンロール・スター! その七 ドナルド・トランプという男の本当の狙い

Posted by 高見鈴虫 on 06.2016 アメリカ爺時事
ファシストの仮面を被る謎の大統領立候補、
このドナルド・トランプという男が、
いったいなにを考えているのかさっぱり判らない、

というのであれば、

例えばそう、こんな仮説について想像を巡らせてみて欲しい。

もしもあんたが、
人生のすべてを通じて、
憎んでも憎みきれないような、
死ぬほどまでに憎たらしい奴らを、
合法的且つ徹底的な方法で、
世界中に向けてこれでもかと恥をさらしては、
完膚なきまでにブチのめし、
そして完全に社会的な息の根をとめてやりたい、

と考えた時、
あんたならどうする?




今更ながらこのドナルド・トランプという男。

改めて言えば、
世界の宝石箱ニューヨーク・マンハッタンのその中心の中心に白亜の城のようなビルをおっ建てる、
まさに、絵に描いたようなバブル成金野郎である。

宝石箱の摩天楼のペントハウスで、
世界最高の美女と世界最高のワインで世界最高のシェフの料理に舌鼓、
なんて生活を送っていた大富豪が、社会的な成功の頂点を極めた時、
嘗て若き日に思い描いては忘れることの出来なかった壮大な夢を思い出す。

少年時代、唯一絶対のヒーローであったかのジョン・F・ケネディ。

その類まれな交渉力と、神にも勝るカリスマ性を持って、
ソビエトとの冷戦を一挙に終結させようせしめた米国一の大統領。

そんな夢の人を、その眼前でなぶり殺しにされたあの悔しさ。あの恨み。

そしてそう、
若き日に、もしかしたら本当の本当の世界に理想郷を現出せしめるかと、
胸をときめかせた、あのジョン・レノンというカリスマ。

その唯一絶対のアイコンを、よりによってここニューヨークという、
庭先で撃ち殺された、その悔しさ。その恨み。

人生を通じて恨みに恨みぬいたその憎き敵、
世界の悪徳のその核となる軍国マフィアたち。

成功を極めた人生の終局を前に、
有り余る財力のすべてを費やしてでも、
そんな憎き軍国マフィアを相手に最後の戦いを挑みたい。

もしもあんたが、そんな夢を観たとしたら、
いったいどういう方法を考える?

そう思った時、トランプのやっているあの支離滅裂さの、
その本当の意味での筋書きが見えて来たりしないか?

そしてそう、ニューヨーカーであれば忘れようにも忘れることのできない2001年9月11日。

あの世界最悪の大統領であるジョージ・W・ブッシュの時代の幕開けとなった、
あの悪夢のような晴天の中の霹靂。

世界一の美女であったニューヨークという街の、
象徴にもなり得たワールドトレードセンターという前歯二本を叩き折られては、
多くの友を失い、多くの夢を失い、そして、巻き起こったあの、U-S-Aの呪文。

投票箱の誤魔化しから、でっち上げのテロと勘違いの戦争と、
世界の覇者であったアメリカが、一瞬のうちに奈落の底に転げ落ちた、
その元凶であったところの共和党、そしてその母体である軍産複合体という悪魔。

あのテキサス、なんてところの糞ださい軍国マフィアたち。

そんなどうしようもなく時代遅れの中世的な帝国主義者たちを支えているのは、
見渡す限り何一つとしてなにもない茫漠としたゴミ捨て場のような荒れ地の真ん中で、
砂まみれのカーボーイハットに汗臭いシャツで、
朝から安いビールばかり飲みながら、週末に行く教会だけが人間らし行為、
なんていうまったくどうしようもない田舎者のトラッシュたち。

テレビも新聞も言っていることなどさっぱり判らないまま、
ただ教会の神父に言われた、民主党は悪魔だ、堕落だ、キリスト教の敵だ、
ぐらいしか社会認識がないままに、選挙に動員されては馬鹿のひとつ覚えのように
U-S-A!共和党万歳、と言う以外なにひとつとしてなにも知らないような池沼の廃人アメリカ人たち。

つまりは、アメリカは愚か世界そのものの足を引っ張り続けるこの池沼トラッシュの共和党支持者たち。

いまや、世界の不動産王の称号をさずかり、
きらめきに満ちた世界の頂点を飛び回る大富豪男が、
その成功の頂点に立った時に、
自身の人生の中で、憎んでも憎みきれなかった
あの肥やし臭い田舎ヤクザの共和党ども、
世界の汚濁、世界のゴミ、世界のウジ虫のような連中を相手に、
おお喧嘩をしかけるに当って、
そんなトランプのとった作戦というのが、
よりによってそんな大嫌いな共和党員として大統領選に立候補しては、
ディベートと言われる討論会で、
その死ぬほど嫌いな糞ウジ虫共和党の奴らを、
完膚なきまでに徹底的に叩きのめし尽くしてやること、
じゃなかったのかな?

~~~~

という訳で、共和党の立候補者でありながら、
同じ共和党の盟友たちに対して、
罵倒の限りを尽くしては、
足腰も立たないほどに叩きのめし続けるこのおかしな共和党立候補。

その手段はと言えば、もう、徹底的なまでの個人的な中傷攻撃。

なんだとてめえ、この田舎者の業突く張りのくそ成金野郎。
キレイ事ならべて嘘ばかりついては池沼の田舎者を騙し腐って。
ぶっちゃけてめえがどれだけ汚い手口で銭を稼いでいやがるか、
本当のことをぶちまけてやるからありがたいと思え。

と、まさに、完膚なきまでに罵倒しつくしては、
あっという間にお茶の間のネトウヨ親衛隊、
昼間から仕事もやらずに暇を持て余しては、
ビールを飲みながらテレビばかり見ているようなトラッシュたちの、
まさにアイドル的存在。

で、はなからそんなトラッシュたちを相手にしている、と舐めきっているトランプ。

どうせあんな池沼たちには難しいことを並べても判るわけもない、とばかりに、
まさに、三面記事、どころか、スーパーのレジ前に並んでいるゴシップ雑誌、
UFOに拉致られて宇宙人の子供を妊娠した女、やら、
オバマ大統領が悪魔の使いである決定的な写真を入手!
なんて、いう、まさにその程度の糞新聞、
そんなゴミを相手にゴミが作るゴミのような新聞のゴミのようなネタ、
その下世話さだけで終始一貫して押し通すばかり。

これはもうまさにやり過ぎ、というよりはパロディ。
あるいは、ほぼ嫌味に近い程なまでの、
徹底的に軍国おたくのふりをしては、
世界をひっくり返すようなゴシップ的下世話な過激発言の数々。

それはつまり、乗りで言えば、
いきなり自称大富豪になった鳥肌実が、

自民党議員の選挙演説に
軍服に日の丸のハチマキで応援にかけつけは、

日本人の誇りを思い出せ!
朝鮮人は全員抹殺!中国人を軍事占領!
進め一億火の玉だ!

良いですか、みなさん。
日本民族は世界で最も優秀な民族なのです。
そんな優秀な日本人が、
アメリカの奴隷でコメツキバッタ。
挙句にあの糞朝鮮人に土下座まで強いられ、
あのバブル中国人の前でも、
お客様は神様ですとばかりに愛想笑いで這いつくばりっては頭から痰を吐きかけられ、
吉原の高級ソープでは我が日本人娘たちが、
そんな中国人を相手に犯され放題やられ放題。
みなさん、こんなことで良いのでしょうか。
我が日本人の誇りはどうした。
神国日本の神風魂の八紘一宇の忠君愛国。
みなさん、強く立派な日本を取り戻しましょう。
そしてやつらにガツン!と一撃を食らわしてやりましょう!

と現実的な裏打ちの何一つとしてない訳の判らない論調でまくしたてては、
応援に駆けつけた筈の議員に向かって、やおら軍刀をつきつけて、

貴様、この腰抜けが!
それでも日本人か!
口先ばかりで嘘ばかり言いやがって、
誰に銭を貰ってそんないい加減なことを言っておるか。
この売国奴が、恥を知れ恥を。
戒尺してやるからここで男らしく腹を切れ!
と罵倒し尽くす。

この褒め殺しの上を行く徹底的な嫌がらせ、
そのきわどさがやたらと面白くて、見ている人たちも拍手喝采。

悪乗りした人々も、いけいけ、ファシスト!世界を火の海に!
と大はしゃぎ。

そうだそうだ、日本人は偉いんだ。
中国の爆買客にへらへら愛想笑いするぐらいなら、
奴らの財布をふんだくって身ぐるみ剥いでしまえ、
なんてことにもなって、
普段から、中国人爆買い客にへっつらっては顎で使われてばかりのストレスを、
そんな戯言で一挙に発散。
やれやれ、朝鮮人、中国人、みんなぶっ殺せ!いぇーい!

とまあ、そんな人が、いきなり自民党系無所属の冠を付けては、
未曾有の得票率で入閣を果たし、
国民の人気を後ろ盾に、次期首相の座にあと一歩。

なんてことが、実際に起こる訳ないじゃないか、とは思いながら、
そう、この米国のトランプ旋風、まさにそんな感じなのである。

という訳で俺は実はこのトランプが大好きであった(笑

個人的にトランプ氏自身が、実は共和党でもなんでもない、
いけいけのストーンズおたくのパーティ・フリーク。
戦争なんて糞ダサイことは大嫌いで、
あるいは、ニューヨーク以外の田舎も虫唾が走り、
あるいは、キリスト教なんてちゃんちゃらおかしい、とまあそういう、
実に実に、普通の人。あるいは、普通の意味でのニューヨーカー。
新しいことと珍しいことと面白いこととお祭りが大好きで、
なにより、人を担いで笑わせるのがなによりの愉しみ。

そんなトランプ氏が、いきなり共和党、なんていう、
ニューヨーク的には、だささの象徴。
築地の生まれの銀座育ちで今は田園調布在住で、
実はニューヨークとドバイとロンドンを行ったり来たりの、
世界を股にかけたビジネスマン、なんて人が、
いきなり、バーバリーのモンペにベルサーチのダボシャツにアルマーニの麦わら帽子を被って現れては、
とってつけたようなズーズー弁で、
水飲み百姓の水飲み百姓による水飲み百姓のための軍国覇権主義を、
なんて馬鹿馬鹿しいことをぶちあげては世界中を煙に巻き始め、
と、まあまさにそんな感じ。

で、米国名物の政治討論会の席では、

そんな田舎ヤクザやら、百姓成金のようなやつらを相手に、
へえええええ!正義の使者ねえ、おもしろいこというじゃんかよ。
おまえ、実はなんとか組の紐付で金貰ってるだろ?え?
いくら貰った?あ?聞こえねえな、言えねえのかよ、なら俺が言ってやるよ。

とまあそんな感じて、政治討論会の筈が、
そんな下世話な罵り合いに終始するばかり。

で、そういうあんたの政策は?と聞かれれば?

あ?あの汚えメキシコ人をみんな肥溜めに叩き込んで蓋しちまえ、やら、
あのテロリストのイスラム教徒は一人残らず拷問して締めあげてやればいいんだ、
やら、とまあ、その場で取ってつけたような、冗談のような戯言、ばかり。
で、それも、馬鹿な田舎者がいかにも喜びそうな知恵足らず的なスキャンダルねた、ばかり。

摩天楼の宝石箱の中で世界中のセレブたちと世界の最高級の酒と料理と女に酔いしれながら、
なんて生活を続けていたトランプ氏が、いきなり、まさに地の果て空の果て、
打ち捨てられた野原と空虚なフリーウエイと牛のうんこ、以外はなにもないようなところで、
生まれてこの方、ぬぼーっとテレビを眺める以外にはなにひとつとしてなにもしたことのない廃人達を前に、

さあみなさん、世界の覇者としての強いアメリカを取り戻しましょう、
なんていう馬鹿げたことをしゃーしゃーと言ってしまっている訳だ。

つまりそう、真面目に考えれば、
なにからなにまでが、悪い冗談としか思えない訳で、
で、そんなトランプ氏、謎が深まるばかり、と言われながら、
そう、そんなトランプその人を見つめてみれば、
彼がどんな人であるのか、割りと素直に見えてくるはずだろう、と。

つまりはそう、次期大統領選において、
死ぬほど嫌いな、吐き気さえ催す、あの糞田舎物の、糞ダサイ、きちがいキリスト教徒の、
あの、どうしようもない池沼の廃人どもを、完膚なきまでに徹底的に罵倒し尽くし、
一生に立ち直れないぐらいまでに、一網打尽にしてやる、と。

とまあ、あのトランプの支離滅裂さをみればみるほど、
実はそんな甘い夢を見ているのでは、
と思う以外に説明が付かないわけでさ。

とまあ、俺的には、トランプの狙いはそんなものだったんだろうな、と思っていたのだが、
そう、実は、そう、いきなり全米を席捲したこのトランプの池沼トラッシュ向けゴシップ攻勢。
それが最早、抑えがきかないような爆発的な熱狂を帯びてきている。
アメリカという国の、その想像を絶するようなあまりの池沼ぶり。
そのあまりの無知。その悲しくなるほどの無教養さ。寒気が立つほどの池沼ぶり。
つまりはハドソン川の向こう、
ニューヨーカーの誰ひとりとして接することのない、
荒野のまっただなかに飢民されたままのそんな廃人トラッシュたちの、
そのあまりの空虚、その恐ろしいばかりの無学ぶり、
そして、そのあまりにもどす黒い被害妄想に、
あらためてトランプ自身が驚愕していた筈だ。

トランプが奴らを馬鹿にすればするほどに人気が煽られ、
舐めれば舐めるほどに支持が集まり、
そして、悪ふざけを続ければ続けるほどにどこからともなく金が集まってくる。

つまりそう、アメリカの池沼トラッシュ共和党支持者たちは、
信じられないことに、本気でファシストを望んでいる、というわけなのである。

トランプが云々やら、ヒラリーがなんちゃらよりも、この事実の方がずっとずっと恐ろしい。

つまりいまだに世界の覇権を握るこのアメリカという国の、
その選挙権を持つ人口の半分以上が、
実はそんな、いまだに字も書けないような廃人並みの池沼ばかりであり、
それを前提として世界制覇を企む悪の権化のような亡霊たちが、
いまさにブイブイ言わせているというこの悪夢。

いまだに字も書けないような廃人並みの池沼たちが、
神父に言われるまま訳も分からず連れてこられた投票場で、
きょうわとう、というらんにチェックをするだけで、
軍産マフィアと石油ヤクザとジーザス基地外のどす黒い無知と妄想が、
世界中の津々浦々に影を落としてく、ということになるのだ。

トランプはつまりは、それを阻止せんがために、
その上を行く極論を並べ立ててはファシストの仮面を被ったまま、
まさにハーメルンの笛吹き男よろしく、
そんな池沼たちをそのまま社会の底のそのまた奥底にまで、
突き落としてしまおうとしているのではないか、というのが俺の希望的観測。

ただ、そう、最近、トランプ、なんかマジなんだよね。
つまり、え?これ、もしかして、まじなの?まじでまじで、俺って独裁者に慣れちゃったりするの?
なんていう妙な気を起こし始めちゃったんじゃないか、と。

まさか、自身がこのアメリカのムッソリーニになれる、なんて姿を想像した途端に、
己の欲望に歯止めが効かなくなってきているのではないだろうか、
と感じる今日このごろ。

がしかし、そんな俄ファシストの仮面を被ったこの洒落男の、
そんなブラフにすっかり騙されては、ヒステリックな狂騒を続けるお馬鹿な人々。

そう、ここニューヨークでさえ、
そんなトランプの冗談が、冗談と思えなくなってきた人々の、パニックが始まっているのだ。

でなに?その対抗馬に、よりによって、
テッド・クルーズなんてのを担ぎ出そうとする軍産マフィアとウォール街のピラニアたち。

あのなあ、と。

テッド・クルーズのあの意思薄弱そうなおかめみじんこな面を見るだけで、
つまりはそう、そんなマフィアたちの素直な素直な操り人形なんだろうな、とすぐに察しがついてしまう。

でそんな操り人形であるテッド・クルーズが大統領になった時に始まる世界。
つまりは、あのじょーじ・W・ブッシュの悪夢そのもの、どころか多分それ以上に歯止めのきかないものになるだろう。

という訳で、俺的には、なにがあっても、このテッド・クルーズだけは勝たせてはいけない、と思っている。

とまあ、それがこんな俺が、腐れファシストである筈のトランプを応援しているその本当の理由なのだ。

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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