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弱り目祟り目出鱈目斑目 妖怪か!?こいつは!

Posted by 高見鈴虫 on 10.2016 日々之戯言(ヒビノタワゴト)
あの3-11から5年かあ、と思う。
で、あの当時を思い返しながら、
あの時に感じていた日本という国家に対する徹底的な脱力感、
あるいは、怒り、の本質がどこにあったのかな、とはずっと思ってきた。

あるひとは、民主党の官首相の、ヒステリックな暴走に原因があって、
つまりは、菅の、そして民主党のせいだ、とその怒りの矛先を向けた。
向けようとしたデン2の方がた。
それがまあ、今の安倍政権へのダシにされて行く訳なのだが、
がしかし、あれからでん2が煽り続けたそういうのって、
実はそれって本当なのかな、と。
そんなことをずっと考えていたわけなんだけど、

ここに来て、いきなし、すげえもの見ちゃったよ。

なんとあのFNN フジテレビのインタビューに登場した、原子力安全委員長、斑目春樹氏のインタビュー。


「元原子力安全委員長に福島第1原発事故対応の問題点を聞きました」

ところで、
この斑目ってひと、いったいなにもの?

というか、
まるで、魔物だな、まさに。


見れば見るほど、なんというか、そう、公家、というよりも、妖怪。
まるで、空飛んでるるようだよな。

で思わず惹かれてググッてみたら、なんとこのひと、マンガとか描いてるんだね。

そのいつも泣き笑いしているようなご表情から、
そして、国会答弁でのしどろもどろから、そしてこのマンガ。

つまりなんというか、なにもかもが徹底的に他人ごとであって、
自分の責任やら、職業意識やらが、まるっきりなくて、
なんてことを今更言うつもりもないのだが、

そう、ぶっちゃけ、このひと、子供、なんだよね、子供。

で、当時の菅首相のテンパった態度をぼろくそに言っている訳で、
ああなったのは(ボクのせいじゃなくて、あの菅のせい)、
と言いいたかったらしいのだが、
でこのじっちゃん小僧、そんな怒りの気持ちを下手なマンガに書き綴っていると。

それはつまり、このひと、てんぱった菅に怒鳴られて、すねちゃったんだよね。

で、この怖い人、ぼく嫌い、というばかりで、
だったら、そっちで勝手にやれば、ボクは知らない、とへそ曲げちゃった、ってことなんだね。


テンパッてヒステリーを起こす菅という人も相当に見苦しかったのだとは思うし、
菅のようなどしろうとにいきなり頭ごなしに怒鳴られたら、うるせえ、素人はすっこんでろ、
と言いたい気持ちも判るし、俺は割りとそういうことを平気で言ってしまう人であった訳だからなおさらわかるが、
そんな時に、一番の当事者が、このニヤニヤ妖怪って訳なんだろ?

まあそう、頭の良い、つもりのひとって、いつも余裕ぶっこいているポーズばかりつけてるが、

あのなあ、これ、言わせてもらえば非常時。

俺もCNNの映像を見ながら、もしかして、日本、あるいは、世界がこれで終わってしまうのか、
という人類史上例をみないほどのとてつもない危機の中にいた訳なのだが、

あの状況において、旗振り面したヒステリックなおやじと、
そしてその態度が気に入らないから、とすねてしまった最高責任者。

ええええ、と思わず膝が砕けそうなぐらいの虚脱感を感じてしまう。

つまりなんというか、あの場所で当事者意識を持っていたのが実は菅だけで、
そんな菅が当事者意識を持てば持つほどに周囲がヘソを曲げ、
こんな事態に、子供のように駄々をこねているような奴らに、ますます腹をたてる菅。

確かになあ、
あんな時にヒステリックになっているのは、かなり見苦しいだろうし、そういう奴よく居るのだが、
見苦しいだなんだ、どころか、世界の破滅に直面している訳で、
ヒステリックにならないほうがどうかしているんじゃないのか?

で、そんなおやじに、ヘソを曲げたり、責任から逃げまわったり、人のせいにしたり、
あるいは、情報を隠蔽しようとしたり。

いったいぜんたいこいつら、何考えてるんだ?ってのが普通の感情なんじゃないだろうか?

まあこの妖怪だけ、とは言わないが、
あの時、あの場所にいたら、そして、世界の滅亡を前に慌てふためく菅の横に、
こんな妖怪みたいな、徹底的に当事者意識のない責任者、なんてのが、ニヤニヤしてたら、
それこそ、思わず殴りつけたく鳴るぐらいに苛々したんじゃないのかな。
つまり、菅はとてもとても孤独で、そして、これ以上なく可哀想な状況にいたのではないか、
と想像してしまう。

なので、そう、等の東電が、完全にお客様モードだったってのも、この斑目の面をみていると十分に想像が付く。
で、そんな東電に、
これで逃げたら東電は終わりだ、とか怒鳴り散らしてはまたまた顰蹙を買った菅。
どうせなら、
これでこけたら、お前ら、みんな死刑だ、やら、俺が斬り殺す、と本気で脅しぶっこいちまったほうが、
良かったようなきがするのだが。

俺はたびたび、てんぱった現場ってやつをかいくぐってきたのdが、
そんな非常時において、徹底的に当事者意識がない、というか、
いつなんどきでも、誰かがなんとかしてくれる、と思ってる奴や、
失敗したらどうなるか、のその対応策をまるで考えてない、ただたんに想像力の欠如しただけの楽観主義者やら、
あるいは、ボクが一番じゃなかったらボクはなにもしないよ、と我儘を振り回しては、
ほーら、言わんこっちゃない、やっぱあいつじゃダメだよね、みたいなことばかり言ってる駄々こねたへそ曲がり。

と、まあ、修羅の現場ではそんなどうしようもない人々が右往左往している訳で、
そう、菅という人は、まさに、未曾有な状況で、あの現場の修羅を経験してしまったんだよね。
で、舞い上がってしまった、訳だが、そんな舞い上がった菅のよこに、この妖怪がニヤニヤ笑ってたんだろ?

という訳で、そんな修羅な現場回りを云十年過ごしてきた俺に取って、
まじで、あの吉田所長という人は、洒落にならないというか、まさに現場一徹のエンジニア魂の塊り。
うるさく怒鳴り散らすドシロウトやら、あるいは、まるで他人ごとの統括責任者やらに囲まれて、
ただ独り、己の生命を完全に捨てた状態で、全身全霊を込めて対応に向かったのは、
結局この吉田所長だけであった、と。

人類を破滅から救ったのはまさにこの人。

心からご冥福をお祈りすると共に、
いまさらになって、だからどうした、とも思うが、

東電の悪党どもと、そして、こんな斑目なんていう、どうしようもない妖怪も含めて、
きっちりと落とし前、をつける必要がある、と俺は思っている。

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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