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グローバル社会における正しい写真の撮られ方

Posted by 高見鈴虫 on 20.2016 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments
はーい、じゃあ写真撮りますよ、と言われて、
ハイ、チーズ、とやった途端に、
思わず、アントニオ猪木の顔をしてしまうのは、
まあ俺達の世代の悲しい性ではあるのだが、

どうもここアメリカでは、
アントニオ猪木の知名度がまだまだのようで、
下手をすればブルース・リーの真似、に失敗した、
と思われるとかなーり癪である。

あんなあ、
俺はヌンチャクも無しにブルース・リーを気取るほど、
そんな野暮じゃあねえんだぜ。舐めたらいかんぜよ!

という訳で、アントニオ猪木の代わりと言ってはなんだが、
何気に俺は、寄り目。
あるいは、白目、という地味なところでお茶を濁していたのではあるが、
最近、老け隠しという訳でもないのだが、
仕事以外の時には常時、
HUGO BOSSの薄茶すけべグラサンをかけている俺。

グラサンの奥でいくら白目を剥いてもあまり面白みがない。

で、どうしよう、と思っていたところで、
週末に久しぶりに会った友達と川沿いのカフェでビールを飲んだ際、
いきなし、はい、チーズ、と言われて写真を撮られそうになって、
ふっとしたその瞬間に、思わず口を開けていた。

で、出来上がった写真。

イェイ、とハリウッドスマイルでポーズを取る人々の間で、
妙な東洋人が、いきなりぶったまげて口を開けている、というこの構図。

自分で言うのもなんだが、やたらと面白かった訳だ。

うっし、これからはこれでいこう。

写真を撮られそうになったら、思いっきり口を開けて驚いてやるのである。

どうせやるなら、

葬式の写真もそれしかないし、と言われるぐらいまで徹底したいものだ。



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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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