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君のスーパーボールが見たい! ~ BABYMETAL の世界制覇を真面目に考える

Posted by 高見鈴虫 on 20.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments

「日本人の世界戦略 その必要条件」

例の歌うお掃除おばちゃんではないが、
どういう訳だか、俺はどうも、ラテン系の奴らと気が合うらしい。

ここ米国に来てからというもの、メキシコ人から始まって、
ラテンというラテンの国、そのほとんどの奴らが、
始終周りを付き纏っては、いまだになんだかんだで、
ラテンの奴らとの付き合いは絶えない。

でそう、そんな奴らから良く聞かされるオルケスタ・デ・ラ・ルスの成功秘話。

その姿を、一目見た時に、まさに、ぶっ飛んだ!そうなのだ。

だってよ、ハポネスだぜ、とラテンの連中は口を揃える。

ハポネスだぜ、ハポネス!そう、日本人!
あのコンピューターの、クオリティー・コントロールの、
トヨタのニッサンのホンダの、ソニーの、ニンテンドーの、
そう、まさに、あのロボットみてえな、まるで宇宙人みてえな、
そんな日本人がだぜ。

いきなり、あの顔して、そのまんまの陰気な顔で、
いきなり、ドッカーン、みてえな、とんでもねえサルサ!ぶちかましてさ。

で、ノラ、あのノラ。

まるでそう、よちよち歩きの小学生みたいな、チカ、お嬢ちゃまがだぜ、
舌足らずなスペイン語、まさに、ベイビーなスペイン語で、
あの、歌、思わず、どしーんと、このコラソンにビンビン響いちまうみたいな、
そんな歌を歌ってさ。

そのギャップってのは、あのハポネスがサルサ、っていうあの衝撃ってのは、
まじ、大爆笑、そして、まったく、とんでもないぐらいにぶっ飛ばされたんだよ。






「日本人が世界でどう見られているか」


そう、この世界を覆う、日本人、というイメージのそのステレオタイプ。

まさにソニーかニンテンドーか、トヨタかホンダかニッサンか、
つまりは、あのノー・ジャップ・ウォンテッドではないが、
黒縁の大きなメガネをかけて、頭でっかちで小枝のように痩せたチビども、

あの歩く電算機、みたいなよく出来たロボットみてえな連中、というイメージ。

がしかし、
一度そんな日本人が、そのイメージからちょっと外れたことをやってのけると、
そのギャップ、というのはまさに計り知れないものがあるらしいのである。

そんなところに降って湧いたのが、このコスプレブームである。

こちらのテレビでもロングランのシリーズになるぐらい、
全米津々浦々で、このコスプレのデザインと作成に命を賭ける、
まさに筋金入りのライフ・コスプレ野郎どもが、わんさかいる訳だ。

俄かに全米を席捲するこのコスプレブーム、
その源泉はと言えば、言わずと知れた、ジャパニメ、なのである。

ジャパニメ。

ひところまでは、ごく一部、酔狂なインタネット・ギークの間だけの、
秘密の宝物であった筈のこのジャパニメが、
今や、全米、そして全世界の子どもたちにすっかりスタンダード化。

ここニューヨークでも子どもたちはテレビの前で、
そんなジャパニメに朝から釘付けである。

確かに英語、あるいはスペイン語に吹き替えはされているのだが、
日本のジャパニメ、まさに世界の子どもたちにとっては立派なスタンダード。
というよりはただの生活の一部、あるいは世界観そのもの。

今日も今日とて世界中の子どもたちはジャパニメの世界にどっぷりなのだ。

つまりそう、

我がBABYMETALを受け入れるための、
その基本インフラ的事前工作、
その一番大切なところであるところ、
受け入れ側の洗脳は既になされてしまっているのである。





「ベビメタの世界制覇が目前の確かな理由」


という訳で我らがBABYMETAL。

ジャパンから来たアイドルとメタルの融合した奇跡。

まさにお人形さんのように可憐な美少女たちが、
まるでロボットのような超絶シンクロ・ダンスを披露しながら、
すーめたるのその澄み切った歌声。

あのまさに、クリスタルのように澄み切った歌声は、
ゴスペル系のRBシンガーたちには迫力でこそ劣るものの、
がしかし、そう、あの精錬さ、その清らかさはまさにカタルシス。
天使の歌声以外の何者でもない。

そして神バンド、
あの超絶的な演奏技術。
楽器を操ったことのあるものなら、誰もが顎が崩落しそうな、
そんなとんでもない演奏を繰り広げる訳で、

このギャップ、そう、まさにギャップ。
その衝撃たるや、とてつもない物が有るはずだ。

がしかし、そう、そんなBABYMETALを、
ただ衝撃だけ、で受け止める人々だけとは限らない。

既に、その幼児の時代からどっぷりとジャパニメに浸されて育った子どもたち。

あの三姫のロリ・ゴシックな衣装から、
バックの神バンドのコミカルなコスチュームとは裏腹の壮絶プレー、
そして、あのめくるめくようなハードコア・メタル序曲から、
それはまさに、憧れに憧れたジャパニメの世界そのもの。

つまりは、潜在意識の中にがっちりと刷り込まれた、
その夢の世界の具現化なのである。

と同時に、BABYMETALの行く所では必ず巻き起こる、
アンチ運動。つまりは、拒絶反応。
下手をすればロリコンを思わせるあの可憐な少女たちと、
悪徳の象徴であったヘビーメタルという音楽の融合。
そこに思わずイケナイ世界を空想しては、
反射的に拒絶反応を起こす、
なんてのは、
実はジャパニメの無かった時代に育ったおっさんおばはん、ばかり。気にする事はない。

子どもたちの世代は、既に、ごく普通に、水を得た魚のように、
BABYMETALのあの世界をすんなりと受け入れては、
その世界にどっぷりと浸り込んでしまう筈である。



「ベビメタ、乗るならいまでしょ」


という訳で、そう、時は満ちた。

今こそベビメタの世界制覇、
それが全世界的に爆発的に巻き起こる時である。


だから俺は声を大にして繰り返すのだ。

アメリカ進出を狙う日系企業の皆さん。
BABYMETALを全米ネットのCMに起用しなさい。

そのインパクト、特に子どもたち、
そして、今やアメリカ経済の中枢を握るリッチ・ギークの奴ら、
そんな人々へのインパクトはまさに、無限大!

世界中がそんなBABYMETALの商品価値を、
垂涎の思いで見つめている筈である。

俺はマーケット・ストラテジーやらなにやらは良く知らないが、
そう、この俺が、そして俺の周りのフォックス・フリークスが、
そしてそいつらの周りの子供達の全てが、
BABYMETALの全米席巻を、心の底から待ち望んでいるのである。

オルケスタ・デ・ラ・ルスもそうなのだが、日本の文化を後押しするのは大人ではない。
子供、そう、子どもと若者たち。つまりは未来を担う原動力の宝たちである。

そしてそう、先に上げた、ラテンの人々へのインパクト。

いまだテレビが一般家庭の娯楽の全てであるラテン諸国。
そんなラテン諸国では、嘗てのコメットさんではないが、
古い日本のドラマやアニメがヘビーローテーションで放映され続けている。
ちなみに我が家のかみさんは、当時メキシコで放映されていた、
まさに年代物というよりも、前世紀の記録ニュース映像、のような、
大場久美子のコメットさん ~ シニョリータ・コメッタ、の降臨として、
アメリカの地方都市のメキシコ人社会の中にあって、
冗談のようなアイドル的人気を誇っていたのである。

俺たちが米国に流れ着いた当時、
あの危険な最貧アパート暮らしの綱渡りを生き抜けたのは、
まさにそう、この大場久美子のシニョリータ・コメッタ、そのおかげであったりもするのである。

そんなラテンの人々は、実に、本当に不思議なぐらいに日本のテレビが大好きである。
日本からの文化が、まさに、魔法のように彼らにフィットしてしまうのである。

そんなラテンの奴らを見ればみるほどに、
ああ、こいつらがもしBABYMETALの映像を観たら、
ああ、神様!天地が揺らぐほどの衝撃の後、
一生消えない刻印を額に刻んでは、最強の親衛隊化することは千%確実の確実である。

という訳で、ごめんなさい、ヨーロッパのことはよく知らないのだが、
少なくともこの南米アメリカ大陸、そして、カリブの島々。

この文化圏において、BABYMETALの成功は既に保証されたようなものである。



「終章 BABYMETALのスーパーボールが見たい!」

そう、この間浮かんだイメージ、

KARATEのサウンドに乗せて、TIMES SQUAREを滑走するオープンカーに、
BABYMETALの三姫と、(そして神バンド・笑)
そこから始まるアメリカ珍道中のエピソードは、いますぐシリーズ化にもなりうると思う。

だって、あのBABYMETALとそして神バンドの、アメリカの田舎の風景とのインパクト、
まさにとんでもないものがあるが、実はそう、妙に馴染むのである。

つまりそう、このBABYMETAL、どこをどっちに転がしても、
その素材製はばっちりなのである。


とそう言えば、
かのニューヨーク公演直後に掲載されたニューヨーク・タイムスの記事。

そのまさに困惑に困惑を極めたという風な記事の内容はさて置いて、
注目すべきは、そこにYOUTUBEのリンクと、
そして、コンタクト先のAMUSEのリンクが貼られていたこと。

つまり、世界の企業の方々、このバンドにはとてつもない商業価値がありまっせ!
その可能性は無限大でっせ!というメッセージであろう、と俺は勝手に判断したのだが、
いまごろアミューズの電話は、世界中からの問い合わせにまさに鳴り続けであろう、と予想している。

俺、まじでアミューズの株、買っておこうかな、と思っている今日このごろ。

このバンドは行くぜ。
この波に乗らない手はねえよ、とこすい皮算用の、
ダーティー・スティンキー・オールド・ファック
そう思っている奴が、世界中にゴマンといるのである。

行け、BABYMETAL、世界征服はまさに、目前である!
このまま行けば、まさに、米国エンターテイメントの最高峰、
あのスーパーボール・ハーフタイムショーも夢ではない!

さあ、みんな始まるぜ!

君のスーパーボールが見たい 
スーパーボールが見たい
スーパーボールが見たい
ちょーみたーい、の、DEATH














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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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