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BABYMETAL デイリー・萌え萌え・ホット・ピックスの苦悩

Posted by 高見鈴虫 on 20.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments

敢えてハンドル名は出さないが、
毎日毎日、これでもかってぐらいに、
BABYMETALの三姫の写真を送ってきてくれる、貴方。
そう、あんただよ、あんた。

とても嬉しい。まじで、とても、本当に感謝している。

ただ、

思わず、あり、なんだこれ、とIPHONEに広げてしまう、
すーちゃん、ゆいちゃん、そして、もあちゃんの、超絶萌え萌え写真。

まじで、仕事中とかに、ましてや会議中とかに、
思わず絶句、どころか、まじ息が止まる。

で、思い切り耳たぶが、かーっと真っ赤っ赤っかっかっか。

おいおい、大人をからかうものではありません、
とかなんとか言いながら、
あのなあ、これ、あまりにも可愛すぎるだろ、と。



まじで、ドキドキ・モーニングではないが、
ちょっとイケナイものを観てしまったような、
思わず、胸ってより、もろに心臓そのものが、キューン、と跳びはねる、
そんな思い、この歳になってから食らうには、
ちょっと、荷が重すぎる、という気がしないでもない。

が、しかし、いやあ、ありがとう、って言うか、
今となってはまさに、その萌え萌え写真、
人生の喜びそのもの、日々の生きる糧、ともなりつつある、
このデイリー・ベビメタ・ホット・ピックス。

やばい、そのうちまじで、きゅっと心臓が停まってしまう、
なんてことがあるのか、ないのか。

ただ、IPHONEを握りしめながら、思いっきりニマニマした顔して、
深夜の地下鉄のホームにひとり倒れ伏したおさん。

なんとなく、微笑ましい光景、と言えるかもしれない。

ってわけで、ああ、悪かったよ。
そうだよな、はいはい、この俺だよ、あの凡庸なじゃり娘、がやらと、
そんな暴言を吐いていたのは。

で、判ってるよ。
このデイリー・萌え萌え写真攻撃が、
あんな暴言を吐いたことに対する思い切りの復讐だってことも。

ただ、まじで、
もうコリゴリってぐらいに、思い知った。
ああ、判った。
可愛いよな、すーちゃん、ゆいちゃん、もあちゃん。
判った判った判り過ぎた。

で、あんたはゆいちゃんなんだろ。ああ、俺もそう思うよ。
ゆいちゃん可愛いな、はいはい、だから判ったって言ってんだろ!

でも、俺はやっぱすーちゃんかもしれない。
いや、でも、確かにゆいちゃん、良いよな。
がしかし、そう、つまるところもあちゃんだろうとか。

だだな、俺はもうこんなおさんだから、
萌え萌え、というよりはむしろ、
ついつい、もしもこんな娘が居たら、
まじ、親父はやってられねえだろうな、とか思ってしまう訳なんだよ。

こんな娘がいたら、まさに、宝、宝石、いや、そんなものじゃない。
まさに、そう、なんていうか、魂そのもの。

ただね、すうゆいもあ、ぐらいに可愛くなくても、才能に恵まれてなくても、
全ての父親にとって、娘ってやっぱりそんなものだろ。

そう言えば、嘗て知り合いの元バンドマン、
今はなんたらの支店長さん、とか言ったおっさんと呑んだ時、

いやあ、娘がね、俺をさ、汚いって言ってさ、避けるんだよ。
汚いだぜ、汚いって言ってさ。信じられるかよ。
俺、もう、天塩に掛けて、とは言わないけどさ、
確かに仕事ばかりしてたけどさ、
確かにいろいろ悪いことしてきたけどさ、
でもな、俺の娘だぜ、
ついこの間まで、一緒にお風呂入って、
♪げんこつ山のたぬきさん、じゃねえけど、
そう、そんな訳わからねえお歌に永遠と付き合わされてさ。
もう、本当にさ、目の中じゃねえよ、
もう、ほんと、この命、どれだけ削ってもってぐらいにまで、
愛して愛して愛してやまなかったさ、
まじで、この世で一等大事な娘にだぜ、
まさか、キタナイ、なんて言われてさ。

これはもう、最低最悪の片思いって奴だよな。
この俺がだぜ。
自慢じゃねえけど、一六の夏で童貞切ってから、
女なんざに苦労したことは一度もねえ、
いや、女の揉め事ばかりでここまで来ちまったぜ、
とか思ってたこの俺がだぜ。
そんな俺が、片思いだぜ。
まじで、ほんと、この片思いだけは、もうまじでやりきれねえ。

元バンドマンの今や一応、
その筋では辣腕支店長とか云われているらしい見た目はまだまだイケメン。
キャバクラとか行ったら、思わず店中からキャーとか言われそうなぐらいの、
そう、俺と同じHUGO BOSSな、
ちょい悪どころか、もろ本悪ばりばりのこの絵に描いたような遊び人の不良おやじが、
その切なくもやるせない片思いの悶絶にその身を引き絞っては、
さめざめ、さめざめ、と泣きじゃくる深夜の居酒屋。

で、その娘の写真とか見せてもらったら、
んだよこれ、親父そっくりじゃねえかよ、と。

なんだよお前、ナルシスト? 
なんて、思わずぶっと吹いてしまったんだが、
そう、好きな人にはたまらないんでしょうね、ではないが、まあタデ喰う虫、じゃなねえや、
そう、親ってつまりはそんなもんだよ。

という訳で、日々届くこのすーゆいもあの、超絶萌え萌え写真。

届くたびに、思わず、きゃあああ、来たああ、と黄色い声あげて、
そして、ふと、
そんな彼女たちの父親たちの、そのあまりにものやるせない気苦労を思って、
ひとり、うるうると、瞳を濡らしたりもしている、なんて、
そんなおさんの複雑な心境、おめえらには判らねえだろうな。

という訳で、まあいいさ、幸せになってくれれば、
なんてところで落ち着かざるを得ないこの親父の一生の片思い。
そう、親父なんて、そして男なんて、所詮はそんなもの。
つまりは、まあ、消耗品さね。

BABYMETALの三姫たちは、実はそんな、世界中の親父たちの、
熱い熱い想いも、その背中に背負っているのである。

という訳で、この三姫、あまりのも可憐なその姿。
そのあまりにも華麗なその成長ぶりに、
年頃の娘を持つ親父たちの、そんな悶絶を疑似体験してく訳である。

ああ今頃は世界のどの街にいるのか、
思わずグーグル・マップを見ながら、
長い長い溜息をつくばかりのおさんたちなのであった。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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