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オバマという大統領を応援して本当に良かった

Posted by 高見鈴虫 on 28.2016 アメリカ爺時事   0 comments
こちらアメリカでは、
西海岸のトランプ抗議集会が暴動に発展するかも、
ってなのニュースに押されて、
すっかり影が薄くなってしまったが、

ついに現職米国大統領が公式に広島を見舞った。

まあ今更詫びを入れられたからと言って、
入れられた方でもこまってしまうだろうが、
71年後にようやく実現したこの瞬間、
腹の底から深い溜息を漏らす人々も、
多かったのではないだろうか。

不幸にもあの戦争に巻き込まれることになった、
戦中派の方々が、これで終わったと、
大往生の連鎖、など起きないことを望むばかりだ。

まだまだ死ぬには早いぞ。
あんたらにはやらなくっちゃいけないことがたくさんある。
あの悲劇を繰り返さないために!
それが死んでいった者たちへの恩返しだ。
涅槃の際まで、戦争反対を叫び続けてくれ。





という訳で、オバマさん、またやってくれた。
凄いことだ。本当に本当に凄いことだ。
オバマという大統領を応援して本当に良かった。
選挙の時にはオバマに云百ドルも寄付して、
山のように YES WE CAN の糞ステッカーを貰って、
いまでも捨てられずに取ってあるのだが、
あれを見るたびに、
ああ、まずったかな、とかずっと思ってもいたが(笑

そう、これでなんとか、ペイした気分だ。

ただ、オバマさん、
広島に行ったってことは、
あの原爆ドームや原爆博物館も見たわけだよな。
今夜、オバマの枕元にいったいどんな人々が立ったのだろう、とふと思う。
さぞ夢見が悪かっただろうな。

ちなみに俺のだちで、
中国に出張に行く度に、嫌な夢ばかり見て眠れなくなる、と言っていた奴がいる。
もしかして俺の爺ちゃん、ここでなんかやったんじゃねえのかな、といつも思うそうだ。
ああ、そう言えば俺も、中国に居た時はそんなことを思っていた覚えがあるな。
ああ、やれやれ。親の因果が子に孫にって奴か。
つくづく、どうしようもねえことをやらかしてくれたものだ、と思っていた。

で、あのさ、激しく蛇足なんだが、

正義はひとつじゃねえんだよ。
こっちも正義があれば、向こうに正義があって、
そっちにも、あっちにもあんだよ。
右だ左だ、とか、赤勝て白勝て、とか、
敵だ味方だ、とか、
運動会じゃあるめえし、
そんな馬鹿にも判るような単純な世界、
もうこの地球上にはどこにもねえんだよ。
悲しいことにさ。
なにかにつけて面倒くせえご時世なんだよ。

という訳で、
正義はたくさんある、ってことを、理解すること、
まずはそれが、大人への第一歩。

そして、意見の合わない奴に出会うたびに、
女みてえに、キャーキャー騒がねえで、

ふんぞり返って、ずずっとお茶をすすって、
まあ、まあ、気持ちはわかるじゃねえかよ、
と太く笑う、そんな余裕を、男らしい、って言うんだよ。

というわけで、

正義はひとつ! という奴は信じてはいけない。 

耳障りは良くて、頭使わなくていいから楽だけど、
それわ、嘘だ(笑

正義はたくさんある。誰にでもある。
それが判れば、歩み寄るのはそれほど大変なことじゃない、
と俺は信じてる。
まずはそれを、判ってもらうことだ。



BABYMETAL RESISTANCE




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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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