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世界をお花畑に、その夢の終焉

Posted by 高見鈴虫 on 24.2016 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments
来週からウィンブルドンだな、
なんてことを思っていたら、
一足早くそのイギリスから、
とんでもないニュースが飛び込んできた。

おお、英国がEU離脱するのか?

へええ、である(笑

つまりはこれ、夢の終焉というか、
ベルリンの壁に象徴された、
旧ソビエトの倒壊と、
それに後押しされた、
世界平和の架け橋、
でもないのだろうが、

この統合というイメージ。
一種、世界をお花畑に、
への夢のその第一歩。
愛と平和の、なんていうお題目ばかりを振り回す、
かの似非平和主義者たちにとっては、
まあ耳障りのよいイメージ、とも成り得た訳なのだろうが、
その甘い、甘すぎる夢が、
いまいきなりのちゃぶ台返し、と。

つまりはそう、
早々とこの世の中、
自分の食い扶持を減らしてまで、世界平和の為に尽くしたい、
と思っているお人好しばかり、とも限らない、
ということなのか。


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あるいは、
このイギリスという国、
痩せても枯れても元大英帝国、
自分が親分でないなら、全てが気に入らない、
あるいはそう、
つまりはひとつの島国根性、
ドーバーを挟んだあちらがわが、
とてもとても、野蛮人の大陸、
に思えているのだろうな。

という訳で、
ちょっと思い出すのが、
先日のあのベンジーのディスり事件である。

あの時に感じた、怒りのその根本にあったのが、
つまりはそう、
英国の底辺で渦巻いているであろう、
移民たちへの恐れ。
そして、中国という新しいパワーに対する、
根本的な憎しみ、なのだろうな、と思っていたのだ。

ったくメタルって奴らは・・・

つまりそう、
パンクが意味もなく社会的であった理由。
クラッシュのサンディニスタではないが、
現世界へのアンチテーゼ、
つまりは、虐げられた者達の怒りの発奮であったパンクが、
その後、世界の虐げられた人々の連帯をも目指す、
なんて気味の悪い方向に向かっては、
しかし現実としての世界、
いまの中米諸国の状況を見るまでもなく、
その理想の果ての修羅、
大失敗に次ぐ大失敗を繰り返しては、
恥の上塗りどころか、
もう政治なんてものには一切関わりたくない、
とまで思うに至った、
その人間という種のあまりの業の深さ。

社会性を目指したパンク魂の、そのあまりに無様な挫折の様を、
もろに体験してきた俺としては、

この宿敵であったメタルという人々。

つまりは社会性も理性も知性からも、遥か遠く。

いきなり悪魔信者の、デヴィルのデスの、
という、徹底的な偶像崇拝的宗教主義、
その行き着く先のどん詰まり。

つまりは、知性・理性なきものは、
結局は、エゴの発奮、それに帰着せざるを得ない、
という悲しい現実を露呈している、

これはまあ言うなれば、
社会派パンクの挫折のその根本理由となった、
つまりは現実=人間という種のあまりにもあさましき業、
その率直な具現化、とも見えたわけで、

そっか、そういうことか、と、
結局そう、人間って、その程度なんだよね、
と深い深い溜息をつかざるを得ない。

日本においては、
世界同時株安だ、やらなにやらに対して
まさに戦々恐々。

つまりはそう、
ドイツ銀行の破綻の噂から始まって、
これまでひた隠しに隠してきた、
後ろめたいことの諸々なこと、
愛と平和で世界をお花畑に、を含めたうえでの、
この資本主義世界の倒壊の足音、
それがこの英国のちゃぶ台返しによって、
一挙にダムが倒壊するのでは、
なんて感じで恐れおののいているのだろうが、

それもそう、つまりは、そういった動きに対して、
いつも、同乗しているさせられているだけ、
自国のポリシーも戦略もなにもなく、
お客様としてあわよくば漁夫の利を得ようという、
便所虫的なちゃっかり屋精神の後ろめたさ、
その表れなんだろうけどね。

なんだよお前、良く知りもしないで
印象論ばかりほざいているんじゃねえよ、
とお叱りを受けそうだが、

ごめん、俺、実は、EUが統合されてからヨーロッパには行っていない。

ってか、そう、
ベルリンの壁の崩壊を目の当たりに見て、
そしてそのドサクサの中でEUなんてものができて、
なんて過程の中で、
逆に俺は欧州に対する興味を失ってしまったのだな、と思う。

ああ、糞、
俺、実は、もうこの世の中、リセットかけた方が良くねえか?
と思ってる奴、実は沢山いるはず、
という印象から、
だったらいまのうちに、日本円を買っておかねば、
とずっと思っていたのだが、
いや、まさかそんなことにはならんよ、まだまだ青いねふっふっふ、
なんて物知り顔の専門家の方々の言い分にほだされて、
そうだよな、早々と大恐慌なんて、起きる訳ないよな、
とは思っていた日和見が、
ここになって、いきなりアダとなった、と。

やっぱり自分のポリシーを信じるべきなんだよな、
と思い知った次第。

こりゃもう、戦争かもな、と薄ら笑いを浮かべていた、
あのフェラーリのオーナーたちの不気味な予言が、
一歩一歩どころか、
いきなり加速度をまして世界を覆いつつある、
というのが俺の印象であるのだが、
果たして現実はどうなのであろうか。

改めてみなさまのご意見が聞きたい。

そう、そういう時ほど、もんじゅの知恵だろう。

少なくとも、どこに逃げればいいか、ぐらいの緒は掴んでおかねばな、
と思っている。



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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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