Loading…

ベビメタ熱の副作用 ~ BABYMETAL涙のその真相・

Posted by 高見鈴虫 on 11.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
いやあ、
ベビーメタル見てると、
ついつい泣けてきちまってさ、
なんか妙に感動させるんだよ、
このベビーメタルってさ、
やっぱりすぅのその歌がさ、
でユイ最愛のダンスが壮絶な相乗効果で、
で、で、で、
神バンドのその愛が、熱意が、騎士道精神が。。。

などという俺の熱い言葉に、

いきなし、

バカだね、
それって、ただの老化現象、
なんじゃないの?

と、鼻で笑って憚らない
還暦ダンサーのくっそ婆あ。

がそう、そう言えば、以前にも、

ベビーメタルに涙するのは、
ベビーメタルが凄いから、
ってよりは、むしろ、
あんたが齢をとって、
「前頭葉が萎縮してきているから」
っていう、
立派な「老化現象」の、
その顕著な生理的現れであって、

なんていう、
とんでもない確信を見事に突いた、
そんなコメントを下さった方も、
いたっけかな、と。

そっか、俺の前頭葉、縮み始めてるって訳か、

あるいは、ベビーメタルを聴けば聴くほど
いつのまにかどんどん
前頭葉が萎縮して行ってしまったり、
なんてことが起こったり起こらなかったり、
するのか!?・・・
それってもしかして、
ベビメタ熱の副作用、
それも末期的症状ってやつ?・・・

やばい、なんか、そういえばこの頭・・
最近、とみに薄いってより、
確かにちょっと、軽くなってきたかも・・
と、にわかに、
手に持ったスティックで頭をこんこん、
なあ、やっぱ、音、変わってきてる?
ここと、そんで、ここ、と。。

とかやっている俺に、

で、なに? 恋だって?

笑わせるんじゃないっての、と、
追い打ちをかけるようなせせら笑い。

言っとくけど、
それって、恋、なんてものじゃ、
ぜんぜんないと思うよ、まじに。
なにを此の期に及んで、
血迷ったこと言ってんだか。

あんたさ、考えても見なよ、
戦前の純文学じゃあるまーに、
恋して泣く、なんておめでたい人、
この世の中にいるわけ、ないじゃないのよ。
「嘆きの天使」じゃないってのよ、まったく。

だってさ、
本ちゃんの恋って、
実はもっともっと、リアルなもの。
それはまさに、戦いなのよ。
そんな戦いの当事者である当人たちは、
まさか、泣くどころじゃない、
もっともっと必死なもの、
泣くことにさえ気づかないぐらいに、
夢中なもの、なんじゃない?

つまりさ、
その、ベビーメタル見て、泣く、
っていうやつ?

それって、つまりなんというか、
モンペの親が、子供の。。

いや、違うな。

親とかはむしろ本人よりも必死だからさ、
もう、ヒヤヒヤどきどき、そのしっぱなし。
まさか、泣く、どころじゃないわけでさ、

だから、

そうよ、孫よ、孫。

孫娘の晴れ姿に、恥も外聞もなく、手放しで泣き崩れる、

まさに、爺さん婆さん、
その姿、なんじゃないの?

ひゃっひゃっひゃっひゃ!

そっか、あんたもついに、

ベビーメタルに孫娘、
なんてものの姿をかえりみる、
そんな歳になったんだねえ。

ただ、私を巻き込まないでね。
私はまだまだ、
そんな老いぼれるつもりは
毛頭ないんだから。

あんた、それ、まじで老化現象だよ。

つまりさ、泣く、なんてことからして、
ベビーメタルとの戦いを諦めたってことでしょ?

あんたも元バンドマンの端くれなら、
くそったれ、これ以上のバンド、
意地でも作って見せる、
ぐらいの気概を持ちなさいよ。

泣いてる、どころじゃないのよ、
ジジ臭いったらない。

だそうである。

くそったれ、言いたいこと言いやがって、
ただ、そう、なんとなく、
そう言われてみると、思い当たるフシがある。

そうだよな、実際にベビーメタルに対抗して、
あるいは、対バンとして同じステージにあがる、
なんてこと考えたら、
まさか、感動して泣く、なんて、どころか、
それこそ、腸ネジくれるぐらいに嫉妬するか、
畏敬を感じて立ちすくむか、
あるいは、
徹底的な敗北感に打ちひしがれて、

くそったれ、
もうロックなんてやめちゃるわい、
と自暴自棄、
にはならないにしても、
そう、最近のベビーメタル、
まさにあまりにもぶっちぎり過ぎ。

いきなり、これを目指せ!
って言われてもなあ、、と、
そんな対バンたちの苦笑い、
判らない訳ではない。

そう、なんか、ベビーメタル、
ロジャー・フェデラーの姿を思わせるものがある。

登場と同時に、それまでのチャンピオンたちを一網打尽。
テニス界の記録という記録を全て塗り替えていった、
まさに、偉人、というよりは、テニスの神様。

そっか、ベビーメタルはまさに、
ロックの神様、なんだよな。

で、そんなテニスの神様:ロジャー・フェデラーの落日と同時に、
再び、ロックの神様のベビーメタルが世界に降臨した、と。

ベビーメタルの降臨によって、
これまで死に体であった、メタル、
あるいは、ロックという音楽そのものが、
世界中で俄な再ブームなんて日も近いぞ、と。

そんな神様が、日本から出てきたってのが、
なんとも、痛快でならない、
なんてことを書いていたら、
おお、またまた、涙が・・

老化現象? なんとでも言え!

爺やと言われようがなんであろうが、
ベビーメタル、この三姫、
我が生命にかえても、お守り仕る!
と、年寄りの冷や水、ぶっこき続けながらも、

くっそお、こうして泣かされてばかりも芸がない。

しいては、
BABYMETALに対抗して、BABYPUNK!

その登場の可能性なんてものについて、
考えてみるに、

そうそのためにはまずは、パンクとはなんぞや、

ということについて検証を始めなくては、
などと、いまさらながらに、妙な袋小路。

そうなんだよな、

メタルってさ、
長髪でライダース革ジャンで
黒のピチパンにロンドンブーツ。
ギターが速弾きで、ドラムがツーバスで、
で、ボーカルが、きゃぁぁぁ、
とか甲高いシャウトを響かせれば、
なんだかんだでいちおう、メタル、
になってしまったりしまわなかったり。

つまりは、そう、
非常にわかりやすい人々でもあった訳だが、

だったらパンクってなによ、と言われると・・
今更ながら、うーん、と首を傾げてしまう。

つまりパンクって、ただ単に、演奏が下手、
それだけの話だったんじゃねえの?と。

へえ、俺ってその程度だったんだな、
と今になって思い知ってしまう、
夏の夜なのであつた。


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

月別アーカイブ

検索フォーム