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やさしいメロディが流れていた、そんな時代

Posted by 高見鈴虫 on 27.2016 音楽ねた   0 comments

どういうわけなのか、ここのところ最近、妙に切ない夢ばかりを見ている。

友達とつるんでは、夜の江ノ島で、また馬鹿な冗談を言いながらみんなで並んで小便をしたり、
まあそんな他愛も無い、餓鬼の頃の夢、なのだが、なんでだろう、そんな夢から覚めた時、
いつも、涙が滲んでいたりする。

でそう、なぜかそんな頭のなかに、どうしたんだろう、ドゥービー・ブラザーズ、なんてのが流れている。

ドゥービー・ブラザーズ?
おいおい、と。

俺、どうしちゃったのかな、とか。

ドゥービー・ブラザーズなんて、好きであったことは一度もない筈なのに、
なんでよりによって俺がドゥービー・ブラザーズに涙しなくっちゃいけないのかな、と。

確かに最近、仕事がぜんぜん上手く行かず、
凹みきっている、というのは、ある。

ただ、だからと言って、ドゥービー・ブラザーズ?

でそう、つまりは、まるで空気のように、ドゥービー・ブラザーズが流れていた、
そんな時代、つまりは、餓鬼の頃のことを、思い出していたのかな、と。









でそう、今日、またまた歯医者に行った際、
ふと気づけば、そのBGMに、え?そう、この曲、ドゥービー・ブラザーズ。

ああそうか、と。
先週診察に来た時、同じようにこのFM局がかかっていて、
うたた寝まじりの中で、この曲を聴いていたんだよ、な。

こんな曲がかかっていた時、俺、いったいいくつだったんだろ。
ただ、そう、アメリカ、輝いていたな、と。

俺はどっちかっていうと、西海岸とかよりもやっぱりニューヨーク。

メローなロックよりは、ディスコ、が好きだった妙な餓鬼だったんだけど、
ただ、夜の海に着いた途端に、いきなり頭がドゥービー・ブラザーズ。

そう、俺達は湘南の餓鬼だったんだよ。

で改めて、この時代の音楽、やさしいな、と思う。

なにがこれほどやさしく感じるのか。

と考えてみて、

つまりは、メロディじゃないのかな、と。

あるいはそう、歌心、っていうのかな。

最近のこのデジ音ダンス系の糞の山。
雨後の竹の子ってか、もう、勘弁ってなぐらいの糞のようなヒップホップ時代から、
いつのまにか世界からメロディが失われて、
原始人の雄叫び、みたいなのばっかりになっちゃったんだけど、
その中で唯一、歌心、みたいなのを感じさせるのが、
まあリアーナだったんだけどさ。

で、そんなリアーナ。
リアーナ、流行ってるよ、ニューヨーク。ロングラン。

地下鉄に住んでるようなホームレス半分の糞ガキどもがみんな歌ってる。

まさに今年の夏のテーマ曲って感じ。





ただそう、このリアーナ、憂いがあるんだけど、
そんな、憂いのある曲、久しぶりに聴いた気がしたんだけど、
でもね、なんか、そう、やっぱり、時代の煮詰まり、みたいなものをむんむん感じる。
あるいは、哀しみ、虚しさ、つまりは、虚無感、しいては、徒労感、なんだろうか。

でそう、そんな時代がずううっと続いていた訳で、
つまり、歌は世に連れ、世は歌に連れ、

ヒップホップのおサルさんの大騒ぎから、
ようやく、音楽に帰ってこれたのは良かったんだけど、
それが、リアーナの、ANTI か、と。

もう、こんな世の中、くだらねえ仕事もなにもぶっちして、
葉っぱ吸っておまんこだけやってよーぜ、って、まさにそんな感じ。

でさ、そう、そんな中だからこそ、ベビーメタル、が光るんだよ、ってさ。

ベビーメタルの、天使の声と、怒涛のスラッシュビート。





元気出せよ、まだまだ人生捨てたもんじゃねえぞ、ってさ。

そのスコーンと抜けた、まるで、そう、このニューヨークの夏のこの胡乱さ、
その、虚無やら徒労から、ぶっち切りまくったこの、飛び抜けさ。

これはこれで、すっごく時代の音、であったりもするんだよな、と。

リアーナの、まさに発情したメスネコ、みたいな声からすると、
すぅちゃんの声はまさに、賛美歌ってよりは、ゲームの中の仮想世界、って感じもするんだが、
心に響く、という意味では、どちらも不思議なぐらいに凄く心に響く。

その方向性が、リアーナは下半身に、すぅちゃんは、脳髄にと。

という訳で、妙ないたずら、

だれか、リアーナのWORKに、すぅちゃんの声を、
そして、THE ONEに、リアーナの声を被せてみたり。

あるいは、初音ミクが、リアーナを歌ってみたり、とかとか。

いったい、どんなになるのだろう。

だれか、試してみてくれね?

あるいはもしかして、そのうち、すぅちゃんが、ぞくっとするほど、艶っぽい歌を、
歌えるような時代も来るのだろうか?

色っぽいベビーメタル、なんか想像つかないけど、
そうなったらそうなったで、凄そうな気がするのだが。

すぅちゃんも、もしかして、リアーナとか、あるいは、SIA とかの唱法、

研究してたりとかするのかな?



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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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