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錦織、奇跡の大金星に涙ちょちょちょ切れ!

Posted by 高見鈴虫 on 07.2016 テニスねた   0 comments
信じられねえ。
なんとなんと、我らが錦織、あのアンディ・マレーから大金星!
さっきからもう、俺の電話にはおめでと~のメッセージが鳴り止まず。

いや実は昼過ぎぐらいにちょこっとサイトを観てみた時、
んだよ、ファーストセット、1-6じゃねえか、と思わずがっくり。
まあそう、そうだよな、相手はアンディ・マレーだもんな。
またまたあの、死神様のイヴァン・レンドルをコーチにつけて、
つけた途端のウィンブルドン、そして、金メダルだしさ。
まさに乗りに乗っているって感じで、
さしもの錦織も、このアンディ・マレーを破るには、
ちょっとあまりにも荷が重すぎるだろう、と、
そんな感じで、それ以降はもうすっかりと、
テニスのことなど忘れていた訳さ。




ってのも、いや実は、家のテレビの調子が悪くてさ。
今年のUSOPEN、全然追ってなかったんだよね。
ってか、フェデラも出ないしさ、ナダールも身体痛そうだし、
で?また、ジョコビッチ?糞野郎、見たくねえよ、って感じで、
そう、そうなんだよね、はい、そんな感じだった。
で、まあそう、どうせ、決勝はマレーとジョコ。
ただ、ジョコビッチ、こないだのリオのオリンピックで、
デルポトロにボロ負けしてるし、
だったらもしかしたら、って気もしないでもなかったんだが。

でまあ予想通り、我らが錦織、
準々決勝でマレーと当たることになって、
ああやれやれ。結局ここまでか、とため息。
ランキングも6位だしさ。
もうすっかりと、MR.QTR FINAL その座が見えてきたな。
そう、ジョコビッチとマレーの壁が厚すぎる、と。

がしかし、楽しみはと言えば、実はデルポトロ。
この人、アルゼンチン人。
もの凄くでかい人なんだけど、顔がMR.BEANに似てて、
割りと好感ってか、実は出てきた時からずっと好きだった。

一時期、ナルバンディアンからギジェルモ・コリアから、
あと、ガストン・ガウディオなんてのもいたけど、
そう、割りと、アルゼンチンの選手がテニス界の常連だった時代があって、
で、デルポトロはその中からまさに新星だった人。
忘れもしない2009年のUSOPEN。
当時、王者の中の王者として、
絶対的な地位にあったフェデラ、
その決勝で、予想通りというかなんというか、
最初、まったく、ぜんぜん歯が立たず。
客席からブーイングが出ては、フェデラが苦笑い、なんてシーンまであって、
ああ、この試合も多分ストレート、フェデラの圧勝か、と思いきや、
いきなしデルポトロ、ほとんどやけくそ、ってなぐらいに、
フェデラのあの超クセ球のトップスピン、
そのライジングをほとんどハーフボレーみたいな感じで
ダウン・ザ・ラインに叩き初めては、奇跡のようなウィナーを連発。

楽勝モードで気の抜けていたフェデラが、呆気にとられたまま、
で見事、王者フェデラからトロフィーを強奪した、まさにその立役者。

実はその前年、2008年のUS、
この年は我らが錦織が鮮烈なデビューを飾った年で、
あの忘れもしないアームストロング・スタジアムでの三回戦、
シード4位であったデヴィッド・鶴太郎・フェレールを、
見事フルセットで撃破。
で、次の対戦相手、同世代のデルポトロ。
ああ、こんな妙な名前の奴なら楽勝でしょ?
ってな、またまた事情を知りもしない日本メディアの連中が大フィーバー。
かのマッケンロー氏から、ケイは非常に才能にあふれた素晴らしい選手だが、
あの日本の糞メディアをどうにかしないとそのまま飼い殺されるぞ、
ってな予言の通り、このデルポトロとの試合では良い所まったく無しでストレート負け。
ええええ、なんでえ?とか驚いている奴ら。
あのなあ、と。
デルポトロ、その時代からすごく良い選手だったんだよ。
ビッグマンだけどサーブだけに頼らず、フットワークもそしてグランドストロークも、
みっちりと練習を積んできた、本当に惚れ惚れするぐらい良い選手。
練習コートでそんな姿を見ながら、ああ、フェデラを倒せるとしたら、
たぶんこいつだろうな、と確信していたのだが。

でそう、その翌年、いきなりそのフェデラを倒してグランドスラム。
ああ、ついに、フェデラとナダールの時代が終わったのか、
とさえも思っていたのが・・・
なんとその後、故障に次ぐ故障。
げええ、ついてない。可哀想過ぎる・・
多分ねえ、ラテン系とは言え、すっごく生真面目な人だったから、
練習やり過ぎちゃったんだと思うんだよねえ。
で、聞くところによれば故障を無理してトーナメント回っては悪化を繰り返し、
手術に手術を重ねてはまた別のところに故障が出て。
とそんな不遇の時代から、今やほとんどテニス界から忘れ去られようとしていた、
そんな時、
いきなりあのリオ・オリンピックの一回戦、
断然の金メダル候補であったなりもの入りのジョコビッチをいきなり大粉砕。
これ一発で不死鳥のような復活を遂げた、と。

という訳で、デルポトロ。
心情的にはこの人に勝たせたい、勝たせてあげたい男の花道。
この人が本調子であってくれれば、ジョコビッチ、そして、アンディ・マレー、
この二人を倒せるのは、もはやこの人しかいない、筈。

そんなことから、
まさに錦織と、デルポトロ、この二人こそは、
今後のテニス界を担っていくその立役者、である筈。

ジョコビッチもアンディ・マレーもいつの間にか29歳。
フェデラ、ナダールのあまりにも偉大な巨星の去った今、
テニス界の注目を一身に浴びるのがこの二人なんだが、
実はさ、この二人とも、プレーがつまらないんだよね。
ベースライン・プレーヤーでさ。
ってか、華がない、というか、なんというか。
まあそう、勝つためには壁になること、っいう鉄則をそのまま周到した、
まさに、お手本通りの超人的プレーヤーなんだけどさ。
なんか見ていて飽きるんだよね。
つまりは、フェデラとナダール、あのあまりにも超絶なカリスマ性に満ちた二大スター、
この人達と比べられては、なんか、この人達、つまんないね、と、
まあそれも宿命といったら宿命なんだけどさ。

という訳で、
今晩これからの、ワウリンカとデルポトロ、
これがまさに世紀の一戦ってことになっちゃったよな。
この試合の勝者と、錦織が当たる訳でさ。
目が離せません。

もしデルポトロが勝てば、若手同士の一騎打ち。
つまりはあの2008年の四回戦の弔い合戦。
でもしもワウリンカが勝てば、
まさしくあの、2014年の準々決勝、
あの夢をもう一度、となる訳で、

なんだよ、ここまで来て、俄然面白くなってきてしまったUSOPEN。

そっか、ケイちゃんが、ついに、マレーに勝ったのか。

正直、最終セットまで来て、いきなりブレイクしたものの、
すぐにまた取り返されて、
ああ、儚い夢であった、このままどどっと押し切られてしまうのであらう、
と、またまた悪いことばかり考えていたのだが、

おいおいおい、やったんだな、つまり、そう、メンタル的に、負けてなかったってことだろ。

いやあ、ケイちゃん、本当に大人になったよなあ。

昔はほら、大金星のたびに、おおおお、っと自分から驚いて、
照れ笑い浮かべながら、いや、まじ、まぐれっすよ、なんて頭掻いてたけどさ。
いやあ、ホント、実に、信じられないけど、
もうもはや、日本人のプレーヤーがグランド・スラムを取る、
それが、もう、ぜんぜん夢じゃないんだよな。

やってくれたな、錦織。ホント、ほんとうにありがとう。
でも、こんなところで気を抜いてはいけない。

次のデルポトロ(多分だけど、強敵だぜ。

なんてったって、この五年間の雪辱だからな。

いやあ、いい試合になりそうだ。まじで。
これを死闘と言わずしてなんといおう。
わくわくしてきた。

またまた激情に駆られて訳の分からない文になったが、
ほんと、まじで、心底、嬉しい!俺は、嬉しいんだよ!圭ちゃん!

頑張れ、錦織!
そんで、やっぱり、頑張れ、デルポトロ、
で、そう、俺、実はずっとワウリンカも大ファンで。

なので、みんながんばれ!ジョコビッチ以外、全員頑張れ!

あらためてテニス万歳!ッて感じ。

いやあ、目が覚めた。覚めました。はい、やっぱりテニス、最高です!



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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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