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透明人間のベビーメタルが、日本の頂点に立つ、その瞬間

Posted by 高見鈴虫 on 14.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments

正直なところ、かみさんが里帰りしてからというもの、
かなり、クサクサ、という気分で過ごしていた。

え?一緒に来れば良いのに?

いやあ、実はさ、うちには犬が居て、
でその犬ってのが、もう、とんでもない奴で、
他人様に預ける、とか、もう問題外。

いやあ、そう、子供はちゃんと躾なくては、
ってのは、子供のためもあるけど、
親が楽、それが、一番の理由だったりして、
なんて、

躾は子の為ならず、じゃねえけど、
そう、躾は子供のためにはならない、
じゃなかった、
そう、子供だけのためのものでもないですよ、と。

という訳で、この駄犬にひっつかれては、
朝から晩まで、犬の散歩と仕事と、
そんな LIFE SUCKS な日々。

あぁあ、東京ドーム、行きたかったな、
と長い長い溜息ばかりをつきながら、
秋の夜長、はっとするほど新鮮に感じられる、
冷たい夜風に流されながら、

ああ、すぅちゃん、俺のすぅちゃん、
と、恋しい想いが募るばかり。

ああ、会いたい。すぅちゃんに会いたい。

例えそれが、どんな天空席であったとしても、
すぅちゃんのこの一世一代の晴れ姿、
そして日本の歴史の変わるその瞬間を、
この目で、観てみたかった。





日本を離れて四半世紀を数える俺は、
既に日本は外国であろう。
知っているつもりでいるのは俺だけで、
事実、先の出張の際にも、
妙に親切な駅員さんから、
ニホンゴお上手ですね、
なんて言葉を、かけられてしまったり。

そんな俺なので、
いったいベビーメタルが、日本でどれだけ人気があるのか、
なんてこともぜんぜん知らないし、
なのでそんなベビーメタルが、
日本でいったいどんな位置にあるのか、
ってのことも、
まったく知らない。

ただ、グーグルやら、ヤフー・ジャパンとかで見てる、
日本のニュースでは、
このベビーメタルの名前、
不思議なぐらいに、これっぽっちも、
どこにも、まったく、出て、いない。

ってことはつまり、
テレビにも、ぜーんぜん、登場していない、
まるで、透明人間のようなベビーメタル、なわけで、

いったいどんな事情でそういうことになっているのか、
訳判らねえ、とは日頃から思っていることなのだが、
そう、まあ、いろいろな事情がある、筈。

ってことは、と改めて考える。

もしかしてベビーメタル、
今回の東京ドーム公演、
しかもあろうことか、二日間、連チャンの、東京ドーム。
史上空前といわれる、11万枚のチケットを、
あろうことか、
広告宣伝費、いっさい使わずに、完売してしまった、

つまりは、そういうことであるのか、と。







ご存知のように、宣伝の時代、が謳われて久しい。

メディア、なんてものが、ゴミ、扱いされながらも、
そんな陰口を叩かれれば叩かれるほど、
憎まれれば憎まれるほどにに肥大化の一途。
メディアへの露出度こそが、
その知名度こそが、信頼度、
という群集心理が、
今や世界の常識さえも作り変えてしまっている訳で、
それってぶっちゃけ、
このメディアにいくら金を払うか、ってただそれだけの話、
な筈なのに、
いつの間にか、
メディアのでっちあげる虚像が勝手にひとり歩きを始め、
如いては、常識が商業資本にすっかりと迎合、どころか、
商業資本が常識を凌駕しては、その礎となる、
つまりは、人格の商業化、とも相成る訳で、
その行き着いた先が、有名無名に関わらず、
全ての人格の商品化、な訳で、
つまり商品価値の高い低いでなにもかもが判断される、
そんな、人間の資源化。

そんな時流の中、
その権化というのがつまりは、商業資本の顔、である筈の、
つまりは、宣伝、ぶっちゃけ、メディアによる人格支配、という訳で、
それが、金で買ったり買われたりする、ただの商品である、
ってことさえも忘れてはいきなりのドヤ顔。
つまりはそれを、笑顔のファシズム、
と呼んだ人が居た訳なのだが、
誰がどう考えても、そんなものが楽しい訳でもなんでもなく、
それをよし、とする人々は、ぶっちゃけ、
自分自身が商品化、
つまりは、資源化されていることに気づかないバカ、
あるいは、それを率先して楽しんでしまっているマゾ、
ぶっちゃけ、それって家畜人ヤプー。
有名な「肉便器」から始まり、道具にされてしまう「生体家具」から、
家畜にされてしまう「畜人馬」から、如いては、食用からペットまで、
つまりは人が道具として酷使され、
資源として消費され商品として作り変えられる、
その原料に過ぎず、と。
ああ、これをマゾヒズムと言わずになんと言おう。
つまりそう、SM つまりは、変態にでもならないかぎり、
この世ではもう、正気は保てない、
そんなおかしなところに行き着いてしまっている訳で。

そんな資本主義の暴走、その要となるのがまさに、
メディアによる洗脳、である訳なのだが、
そのメディアによる洗脳の源泉である、広告宣伝費。
つまりはすべてがそこから始まっている訳なのだが、

そっか、つまりは、ベビーメタルの東京ドーム二日間、
この、諸悪の根源であるところの、広告宣伝屋、
こやつらに対して、真っ向から戦いを挑んだ、
そういう図式であったのかなかったのか。



という訳で、そう、俺のブログも含めて、
ベビーメタルの名前は、このWEBの中でしか存在しない。

つまりは、WEBこそが、ベビーメタルの最初で最後の武器。

つまりはベビーメタルはWEBの申し子。
それはWEBで生まれてWEBで広がり、
そんなWEBの世界のアイドル、つまりは、偶像、
であった訳なのだが、

一度、そんなWEBの中から転がり出た天使たち。
それがいきなりリアルな姿として人々の前に転がり出た途端、
世界中の人々の度肝を抜くパフォーマンスをぶちかました、
まさにそれこそが、このベビーメタルのドラマチックさ、
21世紀の奇跡と言われるその所以。

つまりはそう、ベビーメタルは、その様々な印象、
あるいは、固定概念との、ギャップの中での摩擦、
あるいは衝突、そして巻き起こる、相乗効果のエネルギーが、
瞬く間に世界を席巻していった、その理由。

という訳で、この東京ドーム、
まあ俺なりのうがった見方から言えば、
そうやって、メディア支配に抵抗を続けた、その集大成。

史上空前の11万人の動員、という快挙を、
日本社会のまさに胴元、であった広告屋、
それの向こうを貼って仕掛けた、
まさに、掟破りの大喧嘩。
ぶっちゃけこれが実現してしまったら、
コワモテで鳴らして来た胴元:広告屋さんは、
もう、立つ瀬などなにもないであろう、と。

まあ俺なりの穿った考えでは、
まさに今回の東京ドーム、
これはまさに、日本の産業構造そのもの、
如いては、ヤクザな広告屋の独壇場であった、
内需産業の、その屋台骨そのものを揺るがしかねない、
まさに、画期的な出来事、
如いてはそれを、日本の夜明け、
とさえ位置づけていたのであるが、

まあそう、そんな穿ったこと考えずに、

楽しめればいいんじゃない?

あるいは、そう、

三姫のその晴れ姿の中の晴れ姿、

ついに日本エンターテイメントの頂点にたった、

まさに、卒業式、あるいは、金メダル表彰式、のようなもの。

その姿を、思い切り、祝福して上げて欲しい。

いろいろな意味で、これは日本の新たな夜明け、なのだ。

そして、そんな新しい日本を、託せるのは、ベビーメタルしか、い・な・い!




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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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