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トランプ VS ヒラリー ~ 大統領候補討論会を思い切りせせら笑うアメリカ

Posted by 高見鈴虫 on 28.2016 アメリカ爺時事   0 comments

スーパーボールへの用意は良いか!?
ってな掛け声の中、
未曾有の高視聴率を記録した、
今回の大統領候補討論会、その第一ラウンド。


大手メディアの発表では、ヒラリー・クリントンの圧勝ってなことで、
ダウ・ジョーンズまでが高騰、なんて余計なおまけまでついて来たが、

正直なところ、
こいつら、判ってねえなあ、と。

ええ、だってさ、と改めて言わせて貰えば、

誰もそんなこたあ知ったことじゃねえってよ、と。

と云うわけで、例によってまたお馴染みちゃぶ台返しである。








という訳で、今回のディベート、
言わせてもらえば、ってか、今更言うまでもなく、
全てが茶番である。

そもそもさ、

何故にこの、ヒラリー VS トランプ、
この、不人気極まりない二候補の討論会が、
ここまでの話題になり得たその理由が、だよ。

米国の将来?人種問題?中国の脅威?

バカいっちゃいけねえって。

ハッキリ言って、そんなものに感心を持ってるやつなど、
ひとりも、とは言わないが、そう、よほどの変人以外、いない筈。

今回の大統領選、その結果が、
そんなものをどうにかしていくれる、などと本気で期待している奴など、
誰もいない、なんてこと、誰でも判ってるだろ?と。

で、某巨大メディアの煽る、どっちが勝った?
なんてのにはしゃいで投票する、
そんな一握りの良識派気取りのアホ、

そういう良識派のアフォが気に入らなくてしょうがない、
そんなほぼ普通のアメリカ人たち、
そんなほとんど全ての普通の人達が、
いったいこの超不人気候補同士の討論会になにを望んでいたのか。

ぶっちゃけそれって、
トランプ、というトリックスターが、
いったいどんな暴言で、
ヒラリーという、このどうしようもなくムカつく、
石頭の女校長、のようなくっそ婆ぁを、
完膚なきまでにおちょくり尽くすか、

つまりはその一点だったんじゃね?と。

だってさ、
そうでもなかったら、
こんな年寄り同士、
偏屈者の暴言王と、
独善の塊のような女校長、
そんな奴らの罵り合いなどに、
誰も興味なんか持たねえだろ、と。

そう、人々は当初から、
この嫌われ者同士の泥仕合
糞暴言王の糞暴言がどこまで暴走するか、
で、この見るも醜悪なくっそ婆ぁが、
もしかしたら、思い切り策に嵌っては、
互いに歯を剥き出し罵り合い、
爪を立てて血みどろの大乱戦、
なんていう、この世で最低最悪の大茶番劇、
そんなものを見物して爆笑したかっただけ、なんじゃね?と。

そう、ドナルド・トランプという暴言王。
これまで、共和党党大会において、
あの憎き共和党の糞どもを、
その低俗なガキの喧嘩の中に引き摺り込んでは、
滅多糞にいたぶり尽くして来たこのトリックスター。

そののぼせ上がり方の醜悪さから、
そんなアフォを真面目な顔してサポートしている、
それこそもう、同しようもない屑の中のクズども。

まさに、アメリカの底辺という底辺をこれでもか、とほじくりかえしたような、
まさに、肥溜め覗き込んだら蛆虫がむにょむにょ、みたいな、
まさに、そんな感じ。

で、そんな蛆虫王のドナルド・トランプが、
あの、鯱張った糞婆ぁの面にどれだけウンコを塗りたくってやるか、
そんな風景を、全米中が固唾を飲んで、
というよりはむしろ、
ポップコーンやらドリートスやらアイスクリームやらを食べながら、
まさに、スーパーボールではないが、
ヘビー級タイトルマッチ、なんてのを観戦するのと同じのりで、
見物していた訳なのだが、

結果としては?

でまあ、そう、日本でもご覧になった方も多いとはおもうが、
はっきり言って、そんなこと、全然どうでも良いのである。
そもそも、話の内容など、誰もなにも聞いていないのである。

隣りのバカ犬宜しくワンワンと吠えかかるトランプに、
こいつ、うっるさいわねえ、と思い切り苛つきながらも、
終始、引き攣った愛想笑いを崩さない女校長。

トランプが吠えれば吠えるほど、バカに見えるように、
そんなトランプをいなせばいなすほどに、底意地の悪く見えるヒラリー。

で、まあ、結果としては、予定通りのヒラリーの圧勝。
当然である。

トランプははなからこんなディベートなど、屁とも思っていないのである。
トランプが正論を翳してヒラリーと一騎打ち?
そんなもの、少なくともトランプの支持者はこれっぽっちも望んではない。

トランプの目的はまさに、ヒラリーをどこまで醜く見せるか、
それだけに集中している訳で、
泥仕合の罵り合いに持ち込んでは、おちょくっては苛立たせ、
その討論が醜くなればなる程に、トランプの支持者は大喜び。

つまりはそう、悪者に徹しきったトランプは、

最初からフォール勝ちなど念頭になく、
とりあえず場外乱闘に持ち込んでは、ひたすらの流血試合、
なんてのを画策していたのだろう。

がそう、そういった意味では、ヒラリーはよくしのいだ、とは思う。

ただそう、そんな最初から徹底的に公正さを欠いていたこの討論会。
トランプが根も葉もないクソのような罵声を響かせれば響かせるほど、
ヒラリーがまたあの可愛げの欠片もない女王様面で教科書通りの正論を嘯けばうそぶくほど、

視聴者が感じた共通の認識とは、

まさしく、ダメだこりゃ、なのである。

そう、トランプ当人も含め、
まさか誰もトランプが大統領になるなど思ってもいない。
そんな人々が、なぜトランプをここまで支持するのか、
あるいは、見たくもない討論会なんてものにこれだけ注目が集まるのか、
ひとえに、ヒラリーの象徴する、アメリカの失墜、を望んでいるのである。

アメリカ人がアメリカの失墜を望んでいる?

そう、改めていう。

ヒラリー、あるいは、巨大メディアには判っていない、
あるいは、故意にその焦点をずらしている。

ぶっちゃけ、これは、まさに、バカと、良識との戦い、それ以外の何者でもない。

バカ、つまりは、端から巨大メディアの記事など読んだことも読む気もなく、
ぶっちゃけ、こんな世の中など、どうなろうと知ったことではない、
そんな、無茶苦茶なまでの無責任、無頓着、無関心、
そしてそう、この救いようのない投げやり。

あるいは、
徹底的に自分の都合以外のことはまったくなにも関係ない、
それに、美意識、を持った、究極のエゴイスト、を自嘲する、じゃなかった、自称する、
そんな、まったくどうしようもない、まさに自殺願望、とでも言うような、
ぶっちゃけそう、それを、反知性、という言葉でくくってしまうとまた色々語弊があろうが、
そう、ぶっちゃけ、まさに、反知性 Anti-intellectualism。

この世界中を熱病のように覆う一つの潮流。
ブレキジットに代表されるそんな「バカ」の力、
その馬鹿力こそが、トランプの原動力であり、
そんな反知性的な自他共認めるバカ、にとっては、
巨大メディアがどんな正論をぶちあげようが、
その正論が正しければ正しいほどに腸が煮えくり返る、
そんな図式なのである。

そして改めて、そんなバカ、たちが、なにゆえにそこまでバカになり得たか、

ぶっちゃけ、もう、うんざり、なんだよ、まじで。

なにが?なにもかもが、なのである。
でそう、トランプ、であろうがなんであろうが関係ない。
とにかく、ヒラリー?だれ?それ、ってな具合なのであろうが、
今日と同じ明日など、もう、見たくもねえ、そこまで、徹底的に世の中、
というか、ぶっちゃ、
その根源が実は自分自身であることは本人ももちろん自覚しているのだが、
そんなことさえも、考えられないわけではなく、考えたくもない、
そう、そこにこそ、反知性、の根本が存在する訳で、
つまりはそう、マゾヒズム、にさえも至らない、
もう、うんざり、なにもかも、ただただ、うんざり、
それこそが、反知性の原動力であり、
その、うんざりなんだよ、ってなところを共有できなもの、

つまりは、由緒正しき良識派の、向学心に富み、未来志向に溢れた、
そんな、自称勝ち組ぶりっこの糞どもを徹底的に冷笑する、
結局はそれは、
そんなご立派な勝ち組の人々と、
自分を比較しないで済む方法を、その言い訳を、
片っ端から探しまくってはこじつけて逃げ回る、
つまりはそういう人々のこと、なのである。

で改めて、何故に、人類はここまで自分にうんざりしてしまったのか?
そう、反知性のその元凶とはなにか。

ぶっちゃけ、ここアメリカ、を例に取れば、

それはただ、ひとえに、「肥満」 である、と言ってしまう。

そう、人々は肥えすぎたのである。

自重を忘れた暴飲暴食。
ナッチョスからピザからベーコンからチーズから、
それをビールとコーラでグビグビと洗い流し、
身体中の全ての脂肪がタプンタプン。
勝ったばかりのシャツがズボンがぴっちぴちで、
その、ぴっちぴちのシャツやズボンが、
うざったくてならないのである。

だったら新しい服を買えばいいじゃねえか。
そうやって次々と買ったばかりの服が見る見るとパンパンになり、
そうやって際限ない肥満を続けるアメリカ。

これは、なにも、食物、だけに限ったことではない。

なにからなにまで、とりあえず、欲張っては詰め込み過ぎて、
つまりはそう、エゴ。
なにもかもが、ミーニズムと、エゴ、
この、エゴの肥大化、これをもう、どうにもハンドルしきれなくなった、
自制を諦めた肥満児たちが、
それで身体中がパンパンになってしまった自分自身に、
もう、うんざりもうんざりで、なにもかもが、うんざり過ぎて、
そんな奴らが、自殺願望の代替として、
もっとも、簡単な答えを提供してくれる、
まさにファストフードのようなものを全てに望んでいる訳だ。

という事実を、もちろん、トランプだってよく知っている。

トランプはああ見えて、なんでも知っている。

黒人や移民をどれけ卑下しても、痛くも痒くもない。
なぜなら、そもそも、黒人や移民は投票には行かないからである。

自身の理論性がどこまで矛盾に満ちていても、痛くも痒くもない。
なぜなら、トランプのサポーター、つまりはそんな自殺願望の反知性人たちは、
そもそも、トランプの言っていることの意味など良く考えないことが美徳なのである。

巨大メディアが、良識派が、なにを言おうが知ったことではない。

トランプはただ、ヒラリーの顔に泥を塗れば良いのである。
ただ、それだけ、ただ、それだけなのだ。

ただそれだけで、恐ろしいことに、トランプの人気だけはうなぎのぼりなのである。

インテリのエリートのヒラリーにはそこが、判っていない。

そんな反知性主義者たちの、その底なしの自堕落を、
その、絶望的なぐらいの劣等感を。

世の中には、自分自身が嫌いでしかたがない、肥満体のクズが満ち満ちているのである。

そんな人々にとって、
黒人でありながら苦学の末に大統領になったオバマやら、
超エリートの高慢の塊であるヒラリーなんていうクソ婆ぁ、などは、まさに憎悪の対象以外のなにものでもない。

世界が滅亡しても、てめえの顔だけは見たくない、
心底そう思っているのである。

それを、理論で説得しようとすればするほど、
バカはいっさい、見ざる聞かざるを決め込んで、
くっそたれ、バカにしやがって、絶対にトランプに投票してやる、
とただただ意固地にならせるだけの話。

で、この討論会をやればやるほど、そういう人間を増やしていくのである。

という訳で、今回の討論会。
ヒラリー圧勝、の文字を見た途端、実に実に、嫌な予感がしたものである。

これはまさに、ブッシュ VS アル・ゴア、のとき、そのものじゃないか。

あれだけバカを曝け出したブッシュと、それを冷笑し続けたゴア。
アル・ゴアの絶対的勝利、と言われた筈のあの選挙でなにが起こったのか。

しかも、である。
ひらりーの着込んだあの、赤い服。
まさに、パワー、つまりは、高慢の象徴である。
つまりは、1%の金持ちたちの、その象徴と映る。

それに対するトランプ。
出番寸前にコケインでも決めたのか、鼻を啜りながらも、
またあの、しょうもない混ぜ返しを繰り返す、糞ガキそのものの馬鹿面。

そこに見たものは、強者、つまりは、圧制者としての民主党と、
そして、いじめられっ子の共和党の図式そのもの。

まさに、あの、ブッシュ VS アル・ゴアのディベートの再現である。

そしてこの、トランプ と ヒラリー。
あの、まったくもって、醜悪を極めたかのような罵倒合戦。
あれを見た殆どの、金持ちでもエリートでもない普通のアメリカ人は、

トランプはともかく、こんなクソババアにだけは俺の人生を邪魔されたくない、と思った筈である。

そう、ヒラリーは憎まれている。
テレビに出れば出るほど、口を開けば開くほどに、憎まれ続けている。

そして改めていう。

ディベートにおいてヒラリーが圧勝をすればするほど、誰にも投票には行かない。
トランプが劣勢になればなるほど、ヒラリーを嫌いは奴らが、憎しみを原動力に投票所に向かう。
その皮肉に、エリート揃いの巨大メディアは気付いていないのである。

そう、問題は、ヒラリーがどれだけ正しいか、ではない。

ヒラリーが正しければ正しいほど、強がれば強がるほど、人々は投票にはいかなくなるのである。

結果、といえば、そう、狂信的なサポーターに支えられたトランプのまさかのどんでん返し。
そのドツボの滝壺が、見え見えである。

ぶっちゃけ、そこまで、国民の感情が見えていない、というのが、ヒラリーの最大の問題なのである。

という訳で、
正直このディベート。

ヒラリーの高慢が冴え渡れば冴え渡るほど、蓋を開けてみたら、おっとっと、
ってな、どんでん返しが、ますます近づいている、そんな気がしてならない。

で?トランプが大統領?ありえねえ、とは思いながら、

正直、んなこと、知ったことじゃねえよ、と。

反知性の時代、この、あまりの闇の深さに、思わず、ほくそ笑んでしまいながら、

え?俺、俺はな、ベビーメタルを聴いてるんだよ。

まじ、邪魔しねえでくれ、と。

世界がどうなろうと知った事か、俺はベビーメタルを聴いている、

あとは、好きにやってくれ、と。

とまあ、そんな気分にさせられたのであった。





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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
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