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改めて、俺は不良だから、と繰り返させて頂く

Posted by 高見鈴虫 on 13.2016 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments
なに?ストーンズがよく判らない?

あぁ、ははは、そう、確かにね、

ただストーンズが判らないからといって、心配するこたねえよ。

つまりそれは、あんたがまともな人間だ、ってことの証明なんだから。

このローリング・ストーンズって人たちは、
不良にしか判らないんだよ。
ただ、不良には判る。
不良、その資質を持っている人々は、
このストーンズが流れ始めるとあら不思議、
猫がまたたびにやられたように、
身体が反応し、感応し、がっっはは、と笑いながら、
さりげなく、裏乗りのビートを刻み始める。

そう、あの、グリム童話の無法者のクマさんのように、
笛の音につられて思わず踊りだしてしまいました、
という、あの状態。

そう、ストーンズは不良のリトマス紙。

どんな国で、どんな格好をして、なにをやっているか、
そんなものはすべてぶっ飛ばして、
世界中の、不良、という不良、たちが、
ストーンズというバンドに魅せられる、そういう不思議な不良力を持った人たち。

なので、良い子からすると、さっぱり判らない、
なのに、不良ばかりが、異様にこのバンドを愛してしまう、
その不思議な現象が、ストーンズの特徴であった訳でさ。



ただ、このストーンズ・フリークス、
実はジャズやってる奴でも、メタルやってるやつでも、
クラッシックでも、民謡やってる奴であっても、
普段からロックなどは聞かないが、
どういうわけだかストーンズだけは昔から好きだ、
なんて奴が、実は沢山いる。

あるいは、どこの国に行っても、何人であっても、
金持ちでも貧乏人でも黒人も白人も、
イスラム教徒も、ゾロアスター教徒も、
良い子づらした奴も、悪い子ぶった奴でも、
そういう、外面的な敷居をすべてかっ飛ばして、
俺さ、なんか、どう言うわけかストーンズが好きで・・

それはなんというか、和食よりも雑食、とか、
太った巨乳よりも、微乳でもスレンダー、とか、
青よりも赤、とか、まあそういう、潜在的な美意識によるもの。

ただそう、そんな潜在的な不良性を持った奴、
世を欺いては変装して過ごしている輩が、
一度このストーンズを聴いた途端、
その潜在的不良的性向に日が着いて思わず腰が膝が揺れ始め、

なんだよ、そうか、お前もそうか、と。
つまりはそう、なんだ、やれやれ、あんたも実はやっぱり、不良ってことなんだよね、と。

そういう隠れストーンズってが、人種やら住んでる世界やらを問わず、
実は世の中には沢山いる。

そして、ストーンズ・フリークってのが、
もうそういう世間体をかなぐり捨ててしまって、
自他ともに認める不良の中の不良ってのに開き直ってしまった人々。

それは、ぼーそうぞくでブイブイやってた、らや、組のダイモンがやら、
やら、あるいは、美術部の生徒会長の、やら、
あるいは、会社の社長の、MITでサイバーセキュリティの研究の、やら、
株屋やら、ダンス婆やら、そんなものすべてとっぱらって、
ストーンズが好き、というだけで、なんだ俺たち、不良仲間、と。、

そういう不良、その根本とは、絶対に権力にまつろわない、

この世の中のなによりも、セックス・ドラッグス・ロックンロール、
つまりは、自分自身を愛する、自由こそが全ての基本。
ストーンズの好きな奴というほは、
そういう筋金入りのバカ野朗、と、まあそういうこと。

なので、ストーンズが判らない、ということに疑問など持つ必要はまるでない。
逆に、ストーンズが判らない、素晴らしいじゃないか。
つまり君は不良じゃないんだよ、安心したらいい。
ちょっと羨ましいぜ、という気もしないでもない。

ちなみにそういう俺は、
まさにストーンズを子守唄で育った人で、
三歳ぐらいのときから、ストーンズで踊っていたらしい。
そう、俺はそういう人で、そして俺の人生そのものが、
ストーンズを好きか、嫌いか、それだけで選別されてきた、
つまり、俺はストーンズの好きな不良、としか、つくあったことがなかった、
そういう、まったくもって、どうしようもない輩。

ただそんな俺が、
窮屈で退屈でバカばかり、と思っていた日本を飛び出し、
ひとたび世界にでたとたん、世界中からの不良たちが、
よおよおよお、兄弟、お前もストーンズ・フリークか、
まったくどうしようもねえな、はっはは、と迎え入れてくれた訳で、
で、そんなストーンズ・フリークの、一番のたまり場が、
なにを隠そうこのここニューヨークであった、と。

なのでそう、これは趣味やら、価値観やら、そういう問題じゃないんだと思ってる。
生まれながらの不良、ただそれだけ、と。
そんな不良の刻印を背負ってしまった以上、
それを良いの悪いのいうつもりもなければ、言われても気にしない。

そう、俺はそういう人。

そうでない人がなにを言おうが気にしない気にしない。

なので、ストーンズが判らない良いこのおぼっちゃん、
俺ら不良のことなど気にせず、そこで大人しく座ってなさい、と。



で、はい、冒頭の話題の、トランプさん。
自他ともに認める、筋金入りのストーンズ・フリーク。
つまりは、潜在的不良。

改めてそんなトランプさんが、
お茶会なんていう、狂信的なジーザス・ゾンビの滅私カルトに囲まれて、
さぞや、居心地の悪い思いをしているのではないか、と思う。

いずれにしろ、ストーンズの美学と、このお茶会の奴ら、
その潜在的な美意識そのものが根本的に食い違う。

つまり、トランプは完全に蚊帳の外、神輿に担がれているだけで、
周り中から、悪意に満ちた愛想笑いに囲まれて、

こいつ、いつ始末してやろうか、
そういう奴らに囲まれて生きることになってしまった、と。

という訳でトランプさん、
まわりを埋めたお茶会の変態SM的カルト集団の中で、
いったいどうやって太刀打ちするのだろうか。

できねえな、と思ってる。
つまり、トランプやべえな、と。

まあ身から出た錆なのだろうが、本人もいまになって、
ちょっとやりすぎたな、とは思っているのではないだろうか。

トランプ暗殺の可能性、
ってなことを、ドッグランの連中に話したら、みんなどーんと沈黙してしまった・・

殺すことはないだろうが、
つまりは、そう、木偶人形のように完全につんぼ桟敷におかれて、
ぶっちゃ、あのジョージ・W・ブッシュと同じ状態になるだろう、と。

で、ディック・チンポコ・チェイニーが、軍産複合体の傀儡であったように、
マイク・ペンス、このお茶会のひとびと、なにをやろうとしてるのか?

洗脳、だろ?

人々が移民を考えているのは、そんな時代の予感におびえているからなんだよね。

どう?ちょっとはぞっとしてくれた?

ただ、悪い、俺は不良なので、そういうこともあまり気にしない。

世界がどうあろうか知った事か、俺はストーンズを聴いている、

じゃなかった、そう、いまの俺は、

世界がどうあろうと知った事か、俺はベビーメタルを聴いている。

邪魔だけはするなよ、それだけだ、と。

では、犬の散歩にいってまいる。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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