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BABYMETAL O2 ARENA ~ 改めて アウェイこそがベビーメタルの原点なのか

Posted by 高見鈴虫 on 07.2016 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
あの、コバさん、まじっすか?
このまま、キャパ20000、つまりは武道館よりも大きいハコで、
モニターなしで、つまりは、ベビーメタルの見せ場がない、
ぶっちゃけ、視覚的には豆粒状態のそのままで、
このアリーナ・ツアーを続けるのですかい?








改めて、このモッシュもハイプもない観客席。
普段から当たり前のように、あの怒涛のWODの光景を見慣れている身としては、
この棒立ちゾンビー状態の観客たち、なんとも物足りなく感じてしまう。
やっぱりなあ、
こいつら、このレッチリ、なんていう
出がらし養老院バンドの観客のくそども。
ベビーメタルのこれだけ超絶なパフォーミングを前にしても、
茫然自失の地蔵と化しては微動だにしないその老いぼれども。
このクソッタレの、グランピー・オールド・ファック奴が。
お前らの目は節穴か?
あるいはその老化した脳みそには、
感性なんてものは微塵も残されていないのか?
あるいはそう、ただただ、呆気にとられては見惚れているばかり、
ということなのだろうが・・
思わずこいつらひとりひとりの胸ぐらを掴んでは、
われえ、目を覚まさんかい! と喝を一発。
おどりゃ、踊れ! 踊らんかい、われえ! 踊れ!踊れ!踊り晒せ、このボケがぁ!

そう、理由は判っている。
そこにはモニターが存在しない。
つまり、観客はあのベビーメタルの三姫の、
必殺のラブラブ・スマイル、その姿を観ることが、できないのである。

想像してみてくれ。
例えばこのO2アリーナ、キャパ二万人の大ハコである。
武道館が一万五千、横アリが一万七千人収容、とあるから、
つまり武道館やら、横アリやらよりもでかいその会場で、
望遠拡大のディスプレイもないまま、
ライブハウスと同じような大きさのステージの上、
そんな豆粒状態のベビーメタル。
まさに目隠し状態である筈だ。

なぜ、レッチリは、わざわざイギリスまで招いたベビーメタル、
その魅力を余すところなく伝えるための、
その、伝家の宝刀、ラブラブな姿を映し出す、
モニターを使わせないのか?

それではあまりにも、宝の持ち腐れ、ではないのか?

そして、そのラブラブ・スパークを奪い去られたベビーメタル。
それってあまりにも、三姫にとっては、不利過ぎるほどに不利なハンディ。
ともすれば、残酷なこと、であったりしないのかな・・・

なんてことを思っていた時、ふと、辿り着いたこの衝撃映像。

僅か二年前、2014年のレディ・ガガのサポーティングとしてアメリカを廻っていた当時の映像である、らしい・・





いまや、ソニスフィアを、ウェンブリー・アリーナを熱狂の坩堝に叩き込み、
そして東京ドームを超満員にするこのベビーメタルが、
しかしその脳裏には、このたかだか二年前のこんな光景を、
しかししっかりと覚えていたり、するものなのだろうか。

そう俺にだって経験がある。
広大な野外ステージ、どころか、ライブハウスに客が三人、だったらまだまし。
聞いているのは、ビールの空き瓶のみ、なんてライブも、
一度や二度、どころか、それこそ山のようにこなしてきた記憶がある。

そう、すべてのバンドは、そこから、始まるのだ。

このベビーメタルの衝撃映像、
そして、以前にご紹介した、
二階堂和美さんの壮絶なパフォーマンス、その神降ろしの瞬間

このアウェイこそが、パフォーマーの土壇場、あるいは原点、
であったりもするのである。

そしていま、既に日本の頂点を極めた、とさえ思ったベビーメタルに、
再びこの超絶的なアウェイを挑ませるコバめたる、という人。

このお地蔵さんたちのその理由は判りすぎるほど判っている。
そう、巨大モニター。
巨大モニターに映し出されるあの萌え萌えラブラブの可愛さあってのベビーメタルなのだ。

だって、すぅちゃんのあの眼差し力から、そして、ユイちゃんのキレキレダンズから、
そして最愛ちゃんのあの笑顔のフラッシュ!
あれの見ずして、なにがベビーメタルぞ!
なんて気さえしてしまう、
そう、俺達はもしかしたら、
あのテレビ的な映像に、甘やかされていたのかもしれない。

その解答が、このすぅめたるの、壮絶過ぎるほどに壮絶な歌声だろう。





この劣悪なペリスコのファンカム映像の中でも、
手加減一切なしで凜々と響き渡るその壮絶なまでの歌声。

そして改めて、2014の、閑散とした観客を前にしたベビーメタル、
そこには、手抜きどころか、落胆、どころか、そんなブレは一切、ない。

まさに、観客が居ようが居なかろうが、
全力疾走のギリギリのパフォーマンスを繰り広げているベビーメタルの姿がそこにある。

そうなのだ、ベビーメタルの原点とは、まさに、それ!なのである。

俺のようなニワカメイトには知りもしなかった、
つまりは、スター誕生!以前の、創世記のベビーメタルのその姿。

すべてはそこから始まった。
そしてベビーメタルは、そこから、這い上がって来た、のである。

コバさん、つまりはそういうことなのか?
つまりはベビーメタルに、再び、そこから這い上がれ、と、
そう言っている訳なのか?

この、まさに、星一徹が座り小便をするほどのスパルタぶり。

だがそう、俺がベビーメタルを信じているように、コバさんのことも信じている。
あるいは、そう、命、預けます、と、ケツをまくり切ってはすべてを託している訳だろう。

という訳で、巨大モニターという必殺技を奪い去られたベビーメタル。

その目隠しされたままの状態で、全身を大リーグボール養成ギブスに縛られたまま、
いったいどこまで戦い切るのか。

そう、ベビーメタルはその戦いを決して諦めたりはしない。

リハーサルの時にだって、あれだけ全力投球で歌い切るすぅめたるである。

地蔵の観客、そんなグランピー・オールド・ファックたちの反応など、いちいち気にはしていない筈。

あるいは、そんな観客たちの間の抜けた面を、逆に面白がってもいるのだろう。

なあ、おっさん、
そげな心配はいらんけーね。
すぅは好きでこの喧嘩をやっておるんじゃ。
いつかきっと倍返しにしたるけー、
黙って見とってくれえね。

俺がベビーメタルを愛して愛して愛し切るのは、
そしてそんなベビーメタルの姿に、涙が滲むのも、

まさに、この姿勢。
この壮絶な原点を忘れない、ベビーメタルの姿勢にあるのだ。

挑戦の上に挑戦を続けるベビーメタル。

そう、あの天下分け目の東京ドーム、そのクライマックスで、
いきなり、Tales Of The Destinies を持ってきた、
そう、ベビーメタルはそういうバンドであったのだよな
->BABYMETAL 東京ドーム RED NIGHT ~ そのセトリに「ベビーメタル魂」の真髄を見る


コバさん、思い知ったよ。

あなたが居てくれる限り、ベビーメタルは大丈夫だ。

安易な成功賛美など、ベビーメタルには必要ない。

伝説も、権威も、偶像も、ベビーメタルには不要なのだ。

新たな挑戦、こそがベビーメタルの唯一の真実。

くそったれ、この、コバ野郎、この、サディストの星一徹野郎が。

奥歯を噛み締めながら、ベビーメタルの挑戦に一喜一憂を続ける、
その姿勢にこそ、ベビーメタル・メイトとしての、修行の道がある、ということなのか。

ただ・・・ ああ、くそ、そこに巨大ディスプレイさえあれば、
こんなO2アリーナの観客はなど、まさに一網打尽。
レッチリなど、物の見事に粉砕できた筈なのに・・・

悔し涙にくれるグランピー・オールド・ファック、なのである・・



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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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