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アメ食談義 ~ アメリカの家庭の味

Posted by 高見鈴虫 on 14.2012 アメリカ爺時事
バンドマン仲間を家に招いて日本食をご馳走申し上げた。
さぞや喜んで腹いっぱいまでぱくつくか、と思いきや、
誰もがあまり食が進まない。
で、ぶっちゃけ、まずいか?
と聞くとそうでもないらしい。
で、よくよく聞くと、気味が悪いらしいのだ。

だって・・俺たち、そもそも家庭で作られた料理、というのをほとんど食ったことがないし、とのこと。
ほとんどが、ブルックリンやらハーレムやらの、
まあ俗に言うゲットー出身のコクジンの方々。

まあ食い物と言えば、
大抵がマクドナルド、あるいは、ケンタッキーフライドチキン。
大抵はキャンベルの缶フードで、良くてクラフトの冷凍食品。
あるいは、まあ、チャイニーズのテイクアウトが
そう言った意味ではいちばん家庭的な食い物に近いか、とか。

だが、プレートをシェアしたことはねえなあ、と。

で、つまるところ、
まさか、普通の人間が料理ができる、というのからしてなんとなく・・なのらしい。

母親が徹底的に料理をしなかった、というのもあるのだろうが、
工場でパックされたものを、目の前でOPENしないと、なんとなく気味が悪い、
と言う気持ちはまあわからないでもない。
なら、バーベキューはどうなんだよ、というと、外で食うのとは違うわけで、
とこれもわけのわからない説明。

と言うわけで、大皿に盛った料理を適当につまめ、というのではなく、
各自の皿に適当に取り分けてやったら、なんとみなさんきれいにご完食。
なんとなく、映画で見るフルコースのようだ、と大層の畏まりようで。

よくわからないが、まあそういうことらしい。

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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