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BABYMETAL IN SEOUL KOREA ~ メタルの帝王との一騎打ち、その軍配は?

Posted by 高見鈴虫 on 13.2017 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments

もうすでに、姫様は無事に家路につかれた頃か。

という訳で、あらためて、ROR

Road of Resistance ~ 抵抗の道

♫ 東の空を 真っ赤に染める 狼煙の光が~ ♫

なんか、なんか、この状況が状況だけに、
意味ありげにも、なさ気にも、聞こえてくる、この、ROR。

で、あの、いきなし、まさか、

かかってこいや~ ! 

とやつてしまった、のでごじゃるか、姫様・・・ おいおい・・・





という訳で、無事に終わって本当によかつた。

今回だけは、実はさしもの俺も、本気でちょっとびびっていた。

という訳で、結果良ければすべて良し。

まあいや、そう、言いたいことは山ほどあれど、
あれど、あれど、あれど、
良いのか?もう、良いの?言っても、ホンネ、
もう良いの?吐いても、暴言。

いやいや、油断は禁物。

いや、まあ、そう、旦那、まあ、そう、とりあえずは結果オーライ、って感じで、
いやはや、まさかまさか、のベビーメタル、
やはりやはり、やってくれましたね!

はい、ペリスコ、見させて頂きました。

へえ、坊さんぢゃ、なかったんだね。
つまり、今日のお出かけ、
保護者はお父さんぢゃなくて、親戚の叔父さん?
ってな感じで、まあそれはそれ、それも良し、と。

と言う話題に振りながら、はい、ぶっちゃけ、実は、
前回に上げた、例の指切り拳万、そのお約束って奴。

ぶっちゃけ・・・

いや、ここだけの話、

実は実は、三姫を、人質に取られていた、というかなんというか・・笑



改めてこの糞ブログ、場も身分も弁えぬまま、
度重なる戯言大口暴言の数々。
で、賢明なる方々からのお言葉、その中に、
思わず、うへっ! と凍らされた、その衝撃的裏事情・・・

そう、かの糞虫のようにたかってくる某研姦派の正体ってのが、
実は、彼の国と倭の国とが仲良くなってはとても困る人、
ぶっちゃけ、喜多、あるいは、虫、なんぢゃね?
ってな話から、
もしももしも、我らが姫様が目標としてあげる、
愛の力で世界をひとつに、なんてことが、
本当の本当に実現をしてしまったアカツキには、
世界のツマハジキであることでなんとか存続をし得ている、
そんなキャビン・フィーバーな某国の「族長の秋」な方々にとっては、
それまさに、悪夢。
下手すればトチ狂った輩が、
なんとしてもこの公演をぶっ潰さねえとやべえし、
なんて下手にテンパったりしたら、
かくなる上は、じぞー破壊、どころか、
ペットボトルか生卵か、
なんてもんぢゃなく、
いきなし姫様に向けて、
咳声喉に、龍角散!だったっけ?
なんてものを撒いちまうかもよ、
なんていう、ちょっと、ぞぞぞ、っとするご意見、
なんてのを頂いて、HO-HO-HO と。

なので、無事に終わるまでは、よけーなこと、言わないほーが・・・
ってな身につまされるご指摘、

そう、これ、まさに、三姫を人質に取られたような、そんな気分。

そう、おれ、まじで、夢みて魘されちゃったりしちゃったりして・・・



とゆうわけで、
ご存知の方はご存知とは思うが、
昨夜から、まるでためらい傷のように、
訂正に次ぐ訂正を重ねた結果、
やはり、思うところあって、この件に限っては、
戯言大口暴言の類は、控えさせていただくことにした。

そう、悪いが、そんなことより世の中もっともっと楽しいことがある。
そして、俺にはもっともっと、語らねばいけないことが、山ほどある。

早々と、喜多の三浪の十何時今日買いの以杏譜の、
果ては竹縞の千客の群飛角蝶の国家予算で御用商人ボロ儲け。
シンガポールのパナマ神の毛マン天国、なんて方々と鬼さんこちら、
なんてことをやっているばやいでは、ない。

そう、世の中にはもっともっと大切なことがあるのだ。

という訳で、悩みに悩んだ末だ、
その無駄な労力への落とし前をつける意味でも、

一番大切なこと、ってのを、語らせていただければ、と思うので、
ご覚悟、頂きたい。











と、その前に、と別に焦らしている訳ではないのだが、
そう、まるで、彼の国の国民病であるところの、火病、
なんてのに重度感染したかのような、
反射型教条主義的な感情論者の方々、
そういう幼気な熱血漢の皆々様には、
あらためて、
この糞ブログは、やってる当人が、糞、と言って憚らない、
まさに、痰壺、をも遥かに上回る、糞壺。
ぶちゃけ、盲信的且つ妄信的また猛進的な教条主義的ドルオタの方々とかいう、
そんな純真すぎるお方々には、ちょっとひねくれすぎる、ってか、
ぶっちゃけ、おさん、入りすぎる、と言われるのも判らないではないが、
そこは個人ブログの特権、
すでに後先、考えずとも行く末の見えてきたこのハズレもんの一生、
いまさらちまちまびびりこくのもしち面倒くさい。

という訳で、一番大事なことだ。
今回ばかりは覚悟を決めて、
好きなことを好きなように書かせて貰うつもりである。

ARE YOU READY 覚悟は良いか。

で、そう、改めて、聞く。

ぶっちゃけ、どう思った?正直なところ。





いま一番語らねばいけないこと、
つまりはそう、喜多野交錯陰の龍角散テロ?
バカバカしい、
そう、
一番語らねばならぬのは、まさに、
今回のメインテーマであった、メタルの帝王との、その一騎打ち、
その軍配は、いかに、いかに・・・

で、YOUTUBE。

今回はかのレッチリの時とは違い、いきなり、山のような海賊動画。

で、同じ人が、同じ位置から、同じように、
ベビーメタルと、そしてメタリカを、海賊撮影している訳で、
これはこれは、まさに、もろに観客目線の動画デスマッチ。

まあ海賊動画なので、しかもたぶん、寒損だろ?
撮影中に燃えずに済んでよかったな、なんてまた余計なことを言うが、
そう、まあ、その画質音質にはなにを期待するわけでもないのだが、

そう、同じような劣悪な状況下で、このふたつの巨星を比較する、
ってところに意義があるわけでさ。

では行ってみよう、

まずはこの曲。




VS




なあ、どう思う?

まあ、そう、条件違うしな。
相手はあの巨大モニターだしさ。
で、観客の乗り?って言っても、
元々がメタリカを観るために金払ってる連中だしさ。
つまり、前座のベビメタはおまけ、ってなところなのだろう。

演奏始まってから客を入れる、なんて、いったいなにかんがえてんだよ、この・・
とは言わない言わない、言わないまでも、
そう、つまりは、初見の人が、ほとんどであった訳だろう。

で、今更ながら、初見、というのがいったいどういうものか、と言えば、
つまりは、その煽りから、サークルモッシュから、WODから、
なんてどころか、ベビメタの曲を、どころか、
果たしてこの人達が、いったいなにものであるのか、
それさえも知らない人たちが、ほとんど、だったんじゃないのか?と。

で、別に、彼の国の方々の肩を持つわけではないのだが、
そう、俺が始めてベビーメタルを経験したあのニューヨークのPLAYSTATION、
いまとなっては、そのベビーメタル史の中でもヒトキワ的に楽しいおもひで、
となっているであろう、最愛のマイクから楽屋の会話漏れ、

「なんか、今日のお客さん、よくわからないね」

と言われた、そのその真相は、と言えば、たぶん、俺!?





ぶっちゃけ、なにひとつとしてなにも知らなかったこの俺である。
持ち前の特攻精神で取り敢えずステージの真ん前までは辿り着いたものの、
当初のお目当てになっていたのはまさに青神様のドラムの生音、であって、
そうあの当時、俺は、あのフロントの目障りなジャリ、
ユイメタルと最愛メタルの区別さえもつかなかったのである。

そんな俺が、ひたすらにそのベビーメタル、
そのあまりにも鮮烈なお姿に打ちのめされては脳停止状態。

ただしかし、その心に去来していたものと言えば、

こんな物凄いバンドが日本からやって来て、
そして、このギグこそはまさに生涯最高のベスト・ライブ、
このバンドを応援しなくては、このバンドを育てなくては、
そして、このバンド、命を賭けても守らなくては。。。!

そんな俄な騎士道精神的老婆心に駆られながら、
思わずその舞台の袖から、
まさに、友人のバンドのライブを見守る心持ちで、
なにかあったらこの俺に言ってくれ、なんでも力になるぜ的な、
まさに滅私奉公の親衛隊的裏方モード。

そんな妄想的別次元に入っていた俺は、
こともあろうに、ステージの上から、最愛がそしてユイが、
なにかを呼びかける、そのたびに、

え?なんだって? もしかして、機材故障? 
モニターは聞こえてる? その靴滑ったりとかしないよね?

なんていう風に、いちいち、聞き返していたりした、ので、ある。

そんな俺が、もしもあの時、すぅめたるが指示する、サークル・モッシュ、

あの、くるくる、なんていうジェスチャーを見た日には、

もしかして、ここにいる連中がうざいから、黙らせろってことか?

うっし、まかせとけ、俺がどうにしかしてやる、

なんて言うふうに、
まさに、よく判らない今日のお客さん、そのものが、まさかまさかの大暴走・・・

で、あの、そう、あのライブ、
絶賛なひとには大絶賛、
ただ、一部の方々、不評なひとにはいきなり超不評であった、
というその理由ってのが、
実は、うーん、まあそう、時効だろ。
実は、デュークなんだよ、デューク。

ベビメタのギグが始まる直前に、
よお、元気だったかよ、といきなり顔を合わせたデューク。
嘗て俺がトラで雇われたバンドの常連で、
音楽が云々、とかそんなことより、ロック=バカ騒ぎ、
ロックのギグとは、思いっきり、なにをやっても絶対に怒られない場所、
と固く信じ込んでいる、つまりは筋金入りのバカ。
まあそう、事情は判らない訳ではない。
もともとはハイチ系の黒人、であったのが、
親も知らず兄弟も知らず、
乳飲み子の頃に山やら路端やらに捨てられていたのを、
教会に拾われてはまるでバナナかパイナツプルのようにアメリカに輸送され、
裕福な白人家庭に引き取られては、
その一種、白人の白人による白人のための世界で、
唯一のコクジンとして育つことになったこの正真正銘のブラック・シープ。
育った環境からなぜか筋金入りのロック・ファンのコクジン、
なんてのになってしまったのだが、
その身も心もそして、つまりはぶっちゃけ頭のレベルも、
ステレオタイプ的なコクジン、そのもの。
で、ロックのライブ、と言えば必ず馳せ参じては、
毎度毎度、ステージ袖でこれでもかとはた迷惑なバカ騒ぎを繰り広げ、
突き飛ばされた女の子は鼻血を出し、
カメラマンは弾き飛ばされて自慢のレンズをぶちまけ、
挙句にセキュリティと大太刀まわりをしては、警察を呼ばれ。
そんな、ニューヨークいちの糞馬鹿ロック野郎が、
こともあろうにこのベビメタのライブ、
最高だ、これ以上はねえ!と、弾けまくっていた、
つまりは、そう、あの跳ね返りの糞馬鹿野郎が、
まさに弾けに弾けきったライブ、であった訳で、
ぶっちゃけ、あのデュークのまわりに居た方々、
いきなり突き飛ばされた殴られた蹴られた分づけられた、
挙句に、鼻が潰れた、手足が折れた、
なんて人も、実は沢山いたのではないだろうか。

そう、つまりはニューヨーク、に限らず、
ロックってのは元々そんなもので・笑
あるいは、そう、ロックって俺も含めて、
そんなブラック・シープ達の独壇場、というよりは、
駆け込み寺、だったんだよね、嘗ては。

なのでそう、それを考えれば、
このソウル・ドラキュラ、じゃなかった、そう、ソウル・コリア、

このお客さん達、龍角散どころか、まさに紳士的、見本的に、
とてもとても良いお客さんではなかったのか。

ただそう、初見の人たちにとって、
特に、こんな、メタルとアイドルの融合、なんていう、
普通に考えたらまったくなにがなんだか訳わからない企画先行型バンド。

まさに面食らっては、鳩が豆鉄砲、

で、廻って廻って、の、ジェスチャーに、思わず、クルクルパーで返しててしまう、
というのも、判らないではない、ではないか。

そう、改めて、ソウルの方々は、とてもとても良い人達であった、と思う。

まさかまさかいきなりペットボトルの嵐から生卵から、
あるいは喜多野交錯陰の龍角散、なんていう危惧が、
まるで、バカバカしい質の悪い冗談に思えるほどに、
思わず、くっそ、俺また担がれたみたいだぜ、とさえ思った、
そう、ソウルの方がた、本当に良い人達であった、と思うんだがどうだろう。

でまあ、そう、初見の観客はどこに行ってもそんな感じだろう。

だから、すぅちゃん、心配することはないよ。

彼らにはしっかり伝わった筈。

だってさ、YOUTUBEの海賊的投稿動画、凄いことになってるでしょ?

まあ日本からのメイトたち、ってのもあるんだろうけど、
そう、遠い隣国の方々にも、その想いは、その魅力は、
十分過ぎるほどに伝わった、と思う。

まさにそう、ペットボトルだ龍角散だ?
まったくもう、大人って、そんなことばっかり考えてるんだから。
と、逆に舌打ちをされて、ほっぺたを膨らまされそうな、
そう、この要らぬ老婆心、まったくもって、困ったもの。

ちゅうわけで、度重なる脱線であつた。

そう、今日のテーマはまさに、メタルの帝王との一騎打ち、
その軍配、なのであったぞ。

で、次なる対決、これなんか、どう?




VS





まあそう、ライブはナマモノだしな。

で、そのナマモノのナマモノ性、つまりは、予測不能なその状態、
その要因の最もたるものが、観客の反応、な訳で、

つまりは、観客のエネルギーがステージに伝わってそれが拡大し膨張し、
ってのが、パワーの秘訣、なのだろうが、

そんな意味から言えば、やはり、帝王と言われた大御所と、
そして、初見がほとんどのこのぽっと出の新人、

その観客の反応には雲泥の差があってしかるべきもの、
とは重々承知ながら、

そう、大人の目を持って、そして、嘗てのあの熱いロック馬鹿、
そのスピリッツを思い出して、

ぶっちゃけ、正直、この、ベビーメタルとメタリカ、

どちらに軍配が、と言われた時、あなたなら、どう思う?



まあね、音楽はスポーツでも喧嘩でもなく、
点数を稼ぐことが目的でも、相手をぶちのめすことが目的でもない。

あるいはそう、そう言った意味ではまさに、異種格闘技戦。

同じメタル、を看板に上げていながら、その目指しているものってのはかなり違う、
違って然るべきもの。

で、そう、その違って然るべきものであるところ、
自身のカラー、つまりは美学、つまりはその存在自体、と言う奴を、
果たしてそのステージにおいて、どれだけ表現し得たのか、どうなのか、と。

そう、観客の受けがどうあれ、良い時は良い、悪いときは悪い、
それはミュージシャン自身がいちばん知っているもの、
でもあるのだが、
果たしてこのソウルでの公演において我らがベビーメタルは、
帝王メタリカを前にして、いったいどれほどロード オブ レジスタンス、
できたのであろうか、と。



実は、そう、改めて、ホンネで語らせて貰う。

それはまさに、ベビーメタルを知ってから、始めての経験でもあるのだが、

正直、ぶっちゃけ、そう、いつまで誤魔化してもしかたがない。

本心から語らせて頂ければ、俺はベビーメタルを知ってから始めて、

ベビーメタルが負けた、その姿を、見せつけられたような気がするのである。

ベビーメタルが負けた?

嘘だろ?

そう、これまで、全戦全勝で飾ってきた筈の俺のベビーメタル史。

そのベビーメタルが、まさか・・・


正直、この帝王メタリカと聴き比べると、ベビーメタルが、凄く、軽く、思える。

軽い、というのは悪い意味では勿論なく、ただ、そう、軽い、というのはぶっちゃけ、

やはり、ポップ、というか、あるいはそう、アイドル、ではないが、やはり日本の歌謡曲、

その影響下にある、という事実をまざまざと突き詰められた、そんな気もするのである。

いや、でもさ、そう、ベビーメタルってもともとそんなバンドだったじゃない?

つまりは、アイドルと、そしてメタルの融合だろ?

ただそう、こうして、メタリカ、というメタルの帝王を前にして、
俺が実に感じたのは、それはなんというか、キャリアの差、
あるいは、風格の差、
そして、なによりも、その深みの差、
ぶっちゃけ、引きずっている傷の深さ、
その重さ、の差、なのではないか、

と思ったんだよね、実に。








嘗て俺は、全米の津々浦々を出張で飛び回って居た時期がある。

飛び回っていた、なんていうと、いかにもちょっとスカして思われるかもしれないが、
それは、ぶっちゃけ、UP IN THE AIR

空港から空港へ、まるでボールを弾かれるように宙に舞い上がって着地して、
そして見知らぬ街、レンターカーを駆ってはフリーウエイを走り始めるのだが、
これがもう、まさにクローンというぐらいに、どこの街に行ってもどの風景をみても、
まさに、同じ、まったく、同じ、なんの変哲もない、ただのアメリカ。その永続、その繰り返し。

日本で言うご当地料理やら、景勝地やら、或いは、温泉やら名物みやげ、
なんてものはなにもなし。

ただ、一本の線を引っ張って、そのまわりに、似たようなお菓子の家、つまは、プレハブ建て、のような、
粗悪なコピー品、その家が、永遠と続くだけ、の街並み。

そのあまりの没個性さ、そのあまりの短絡、そのあまりの、風情の無さ。

そんな見知らぬ街にたどり着いて、どこもかしこも似たような街を抜け、
そして、走り続けるフリーウエイ。

見渡す限りのだだ広い空ばかりの景色の中、
ただただ、馬鹿みたいに一直線に伸びた二車線の高速。

白い車線と、緑のエグジットのサインと、そして、どこもかしこも似たようなファストフードの看板。
それさえも消え失せて、目に入るものと言えば、先行車のテールランプ、ただそれだけ。

見渡す限りの平原、あるいは沼地、あるいはただ、そこに存在するというだけの空き地、あるいは、荒れ地。

そんな風景に浸りながら、つくづく、こんなところに住む人達はいったいなにをして、そしてなにを考えているのだろう、と思う。
思いながら、しかし、そんな街に住む人々を、わざわざ見に行こうなどという気にはまったくなれない。

そう、アメリカの田舎には人間が存在しない。
人間が存在しない以上、そこに人の暮らしはなく、
その場所は、誰からも見放され見捨てられた、ただの殺伐茫漠たる荒野、そのもの。

嘗て俺は、中東からそしてエジプト、チュニジア、モロッコ、そしてサハラ砂漠を旅したことがあるのだが、
断じて言うが、本当の砂漠は例えようもないぐらいに美しい。

そこには地球のドラマがあり、息吹が、つまりは、魂が存在する。

そう、アメリカの田舎にはそれがない。

世界中を旅して、これほどまにで掴みどころのない、
まさになにもかもから徹底的に見捨てられた気にさせられる、
これほどまでに投げやりで、血の通わない、愛情の注がれた後の見えない、
つまりはそう、魂の、神の、存在しない風景というのはお目にかかったことがなかった。

俺はそんな街から街へ、ただひたすらにフリーウエイをぶっ飛ばしながら、

そして、ハード・ロック、そして、ヘビー・メタル を聴いていた、のである。



誰もが行きたがらない、アメリカの僻地への出張旅行。

それをわざわざ自分から、それも喜々として請け負っていた俺が、
そんな殺伐茫漠たる荒れ地の中を、一日中でもひた走りながら、
そう、俺はロックを聴いていたのである。

改めて言えば、ハード・ロック、そして、ヘビー・メタルとは、
まさに、これ、この殺伐茫漠たる荒れ地を真っ二つにぶった切った、
このフリーウエイという異次元における、フォルクローレ、なのである。

制限時速85マイル、まあ、それにプラス10ぐらいなら、
あるいは、15,いつしか20で思い切りの100マイル越え、
一日中、あるいは、ともすると夜通し、俺はそんなフリーウエイをロケット感覚でぶっ飛ばしながら、
そしてひたすら、ただひたすらに、ハード・ロックを聴いて過ごしていた。

そんな俺が、アメリカの街から街へ、そのフリーウエイというフリーウエイを、
一日中、下手をすれば夜中まで明け方まで、
徹底的にハードロックというハードロックを聴きまくりながら、
ついつい、その選曲に、好き嫌い、というよりは、
いつしか、眠くなる、眠くならない、じゃなかった、許せる、許せない、
という価値基準に移行していく訳である。

そんな厳選に厳選を重ねたフリーウエイのフォルクローレ、

その王者の中の王者、と言えば、まさに、

ガンズ・アンド・ローゼズ、と、そして、メタリカ、なのである。



ガンズ、そして、メタリカ。

深夜のフリーウエイ、ムスタングの窓を全開に明け放っては、
吹き込んでくる爆風の風圧に負けない、
まさに、大爆音でガンズをかけ続け、
そんな俺の背後から、いきなり煽りに煽り続けるクジラの群れのようなコンボイ軍団、
そのテーマ曲が、まさに、メタリカ。

アメリカのフリーウエイ、ムスタングと言えばガンズ、
そして、長距離トラックと言えば、メタリカ、なのである。

GUN'S の APPETITE FOR DESTRUCTIONと、
そして、LIES そのB面、というか、
後半、PATIENCEからのACOUSTIC面、

いったい何度聴いたか判らない。





出張中、一日中、そして夜半を過ぎて明け方まで、
まさに、これだけ、これだけでも十分なほどに、

そう、この初期のガンズ、そして、まさに初期の、メタリカ、

これこそが、アメリカ、その殺伐茫漠たる、
あの、これ以上なく投げやりで、
人の魂の掻き消えた、神無き土地。
目の前に広がるこの荒廃と、そして、テレビの中に映し出されるまやかしの消費世界、
その欲求不満と、苛立ちと、幻滅と、
そして、幾ばくかの憐憫と、諦めと、自暴自棄と、
そして、あの限りない鬱々とした世界、
悪戯に肌を晒した、毒々しい化粧の女たち、
ゴミだらけのパーキングロットを吹き抜ける棘を含んだ風と、
そして、凶暴なまでに猛々しくこみ上げる不穏な破壊衝動。

限りなく暴力的で、そして、どこかセンチメンタル、でありながら、
しかし、神も、魂も無き、あの見捨てられた土地、
その殺伐とした風景を見事なまでに切り取った絶品。

まさにこれこそが、アメリカの田舎、そのフォルクローレ、な訳である。





そこにあるのは、アジアの、あの湿気。
生え茂る植物の息吹が生々しく聞こえるほどの、あの八百万の神々に囲まれた、
あのじっとりと濡れそぼった、そして、限りなくセンチメンタルかつ、情緒的な、
つまりはマザー・アース、生命の育みに包まれた母性的な神、

ここアメリカにあるのは、まさに対極、と言えるほどの、
つまりは、あの広がるばかりの空、と、そしてフリーウエイ、その白い車線と看板と、
後に残るものはまさにスピード。

その茫漠たる風景の中を、飛ばして飛ばして飛ばしまくり、
その狂気じみたジェット噴射のロケット感覚。

コックピット、あるいは、カプセルと化したムスタングの中、
いつしか徹底的なまでの世界との隔絶感の中に、
それがカーステレオを歪ませるハードロックの大絶叫の中で、
始めて魂の均衡を得るのである。

♪、

ベビーメタルの体現する日本の美学が、
一種、テレビ、あるいは、ゲームセンター、
あるいはそう、自殺バイクにまたがった首都高速、

だとすれば、

ガンズ、あるいは、メタリカは、
まさに、このアメリカのフリーウエイ、
ムスタング、あるいは、そう、
まさに、このフリーウエイの王者・トラック野郎の美学、なのである。

まあそう、それは趣味の問題だ。

アメリカのロックの象徴が、ハーレー・ダビッドソンだとすれば、
あんなうるさいだけでまったく走りの悪い、格好ばかりの鈍亀バイク、
冗談じゃねえよ、ってな輩もいるにはいる。

そう、つまりは、つまるところは、美学の差、である訳なのだが、

果たしてやはり、こうして、アメリカという国の風景に、
あるいは、この国を貫く、その残酷なまでの個人主義、
その、死ぬも生きるも個人の自由、
神の潰え果てたその荒野、
ミドル・オブ・ノーウエアのそのど真中で、
途方に暮れては、意味もなくチェーンソウを振り回し、
そして、闇雲にショットガンをぶっ放す、
それ以外になにもやることのない、
そんな、アメリカという国。

そしてそれを貫く、一種の鋼鉄のような、厳しさ、

このメタリカの中に、俺はその揺るぎのない美学、
そのあまりにも頑固な、そして、なにひとつとしてなんのブレも感じさせない、
凄まじいばかりの、意固地、じゃなかった、意志の力、を感じた訳だ。



という訳で、改めて、始めて負けたベビーメタル。

もしかして、すぅちゃん、ふくれていたりとかしたのだろうか?

くっそ、こんなことなら、やはり、BOHさんを含めたベストのメンツで望みたかったものだ、

などと、後の祭りの地団駄を踏んでいたりもするのだろうか。

悔しがれ、ベビーメタル、

世界征服とか言っているが、メタリカに比べたら、いやいや、まだまだ、だぜ。

ただそう、おのれ、メタリカ、次に会った時には、倍返しだ!

そうやって、怒りまくる三姫の姿、を想像しては、

思わず、

それでこそ、ベビーメタル!

そして賭けても良い、メタリカ、このメタルの帝王たちも、

そんなベビーメタルが、もう、可愛くて可愛くて可愛くて、❤ ❤ ❤ ❤ !

きっときっと、そう思っているに違いない!

その証拠に・・・ ほれ!

->  メタリカ ベビーメタル まさかの場外乱闘!


という訳で、メタルの帝王との復活戦、
もしも次回、その倍返し戦があるとすれば、

できれば、SEOUL、ではなく、TOKYOで、やらせて頂ければ、と思うのだが・・・

その時には、その時には、その時には、

かかってこいや~! 望むところだ~!

ベビーメタルの戦いは、せいやそいや、まだまだ続くの DEATH!


ちゅうわけで、
まじで、メタリカ、ベビーメタルを世界ツアーにつれてっちゃうんじゃね?

どうするどうする、ベビーメタル。

まさにまさに、帝王のご加護の元に、世界ツアー、これ以上はねえぜ。

こりゃまたまった、とんでもねえことになってきた・・・!


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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