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ベビーメタルの敗因 ~ メタリカとはいったいなんだったのか その蛇足的解釈

Posted by 高見鈴虫 on 19.2017 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
ああ、判った判った。

ドルオタ、うるせえ・笑

ああ、悔しいよ、言っている俺が、すげえ悔しい。

まじ、ハラワタ煮えくり返ってもいた。

で、そう、ずっと考えていたんだよ、ベビーメタルの敗因って奴をさ。

改めて、テクニック的にはぜんぜん負けていない。

狙っている方向が違うというだけで、パフォーマーのクオリティではぜんぜん負けていない。

客の受け、とかはまあ別にしてもだ、

そう、ベビーメタルが負けていた、なんてことはぜんぜんないんだよ。

ただね、そう、俺は正直、ああ、やられたな、とは思った。

思いながら、へえ、と笑ってもいた。

ベビーメタルでも負けることってあるんだな。

そう思いながら、ちょっと小気味よい気持ちまでした。

そう、くっしょおお、見てろ、次は倍返しだぁ!
と悔しがる三姫の姿を想像しては、
そのあまりにも可愛らしい様子に
思わずニマニマしてしまったのである。

ただそう、三姫のことだ。

思い切り素直に、
やっぱ、メタリカ、凄かったねえ、
とストレートに感激しているに違いない。

という訳で、前回の、始めて負けたベビーメタル、
  -> BABYMETAL IN SEOUL KOREA ~ メタルの帝王との一騎打ち、その軍配は?
あれから一週間を経て、
ちょっと俺なりに考えたこと、
まあそう、例によってただの腐れドラマー崩れからの、
妄想系な戯言ではあるが、

ぶっちゃけ、そんな俺の考察した、ベビーメタルの敗因、なんてのを、ちょっと綴ってみたい。







という訳で、そのLESSON LEARNED。

ぶっちゃけ、SEOUL での敗因ってやつなのだが、

その話を始めるまえに、まずは頂いたご質問にお答えしたい。

問: メタリカの何が凄いか?

答: 俺に聞くなよ、俺、メタリカ嫌いだったし・笑


改めて言わせてもらえば、俺は、ドラマーだったんだぜ、と・笑

ドラマーである以上、音楽を聴く時、
ドラムの音、これこそが、最も大切なことで、
ドラムの下手な音楽は、それがたとえどんな名曲であっても、
身体が受け付けない、そう、耳が腐るから、と。

でまあ、そんな理由から、
俺がメタルが嫌いであった、その理由ってのが、
ぶっちゃけ、ドラマーが下手だったから。
あるいはそう、上手い下手というから面倒くさい。
言ってみれば、ドラマーにグルーヴが、
あるいは、深みが、つまりは、歌心が判っていなかったから、と。

え?嘘だろ。
だったらなんで、ベビーメタルが好きなの?
と言われれば、
実はそれも同じ理由。

ベビーメタルのドラムは良い。凄く良い。というか、最高である。

そう、ベビーメタルのドラムはヘビメタではない。

音は、ツーバスで、やら、ビートはスラッシュで、
と、まあそう、形骸的にはメタルの様式をなぞってはいるが、
だがだがしかし、そう、青山さん、あるいは、前田さん、
少なくともこの二人のドラム・スタイルは、
メタルではない。
あるいは、メタルなどではない、と。

この二人、特筆すべきは、
メタル系のドラマーの一番の悪いクセ、
つまりは、手数に気をとられるばかりに、
ビートそのものが滑ってしまっている。
スネアのタメが聞かず、裏にビートが来ないために、乗れず踊れず。
そんな三擦り半のビートで動かせるのは前のめりの頭だけ。

メタル名物のヘドバンってのも、実はこの、前のめりの滑ったビートに合うのが、
頭を振る、ぐらいのものだったから、っていう俺の勝手な解釈なのだが、

そう、ベビーメタルのこのふたりのドラマー、
そんな、メタルドラマー特有の、滑りが、まるでない、のである。

そう、思い出してみな。
ベビーメタルのヘドバン。
そして、あの超絶な錐揉みビート。

しっかりと、ON OFF 右左、そして、前後、
その、大きな揺れが、つまりは、躍動=グルーヴ、が感じられた筈、である。

つまりはそう、表、そして、裏、のビートが、ガチっと入っていた。

それこそが、ベビーメタルがメタルであってしかしメタルではない、と言うその理由。

そう、ベビーメタル。

敢えて、メタル、をやるには、ドラマーが上手過ぎた、ということなんだよね・笑

と、同時に、

ではそんな、いけてないメタル・ドラマーのその代表格、

つまりは、手数ばかりでリズムが定まらず、ビートがまとまらず、つまりは、流れてしまう、

そんなド下手なメタル系ドラマーのその代表格、その典型ってのが、

なにを隠そうそう、このメタリカの、ラーズ君、であったりする、と・笑



とまあ、そう、メタリカのファン、まあまあ、そうトサカに来るなって。

これはまあ、そう、ドラマーというか、パンク崩れのジャズドラマー、逆か・笑

そう、そんなひねくれ者ドラマーの独断と偏見に過ぎない。

気に入らなければよろしくスルーしてくれれば嬉しい、のではあるが・・・

果たしてこれまで、確かに、
メタリカみたくやってくんね?と言われたりすると、

うーん、と困ってしまつた、なんてことがたびたび。

なぜか・・・・だって、下手なんだもん、このひと・・・・と。
まじ、耳腐るっていうか・・


でもさあ、と混ぜ返す御人たち。

でもさあ、あんたの褒めている、
ストーンズのチャーリー・ワッツとか、
ロキシーのアンディ・ニューマークとか、
あるいは、シンディ・ブラックマンとか、
聴いてみても、なにが良いのかさっぱり判らねえし。

だってこのひとたち、ツーバスもできねえし、そんな派手なおかずも入らないし。

で、あんたがイチオシ、って言ってる、ジョン・ボーナムってひとなんて、
ただ酔っぱらいが滅茶苦茶やってるだけ、としか聴こえねえんだけど。

それだったらメタリカの方が・・・まだ、華があるというかなんというか・・・


判る。確かにそう、そう言いたいのも十分に判る。

判るのではあるが、
ただ、うーん、それをド素人に説明するのは難しいのだが、
まあ、そう、好き嫌いってことで、スルーしてしまっても良いんだが、
ぶっちゃけ、ドラマーがドラマーとして、メタリカのドラムを愛せるか、
答えは、すっげええ、微妙。

で、で、で、
だったら、

ドラマーがドラマーとして、ベビーメタルのドラムを愛せるか。

答え?
ばかやろう、言うまでもねえ、と。

愛するか、と言われると、うーん、って気もするが、
ぶっちゃけ、尊敬している。せなばならない!

はい、青山さんのドラム、そして、忘れてはいけない、前田さんのドラム、

まさに、理想。

まあ、確かに、ウェックルは取り敢えずとして、
だったら、カリウタに比べて、やら、オラシオ・エルネグロ・フェルナンデスに比べて、
あるいはそう、トニー・ウィリアムスやら、エルヴィン・ジョーンズやらに比べて、
とか言われると、
まあ確かにここで、ドラマーのドラマーによるドラマーのための会話の中では、
うーん、だったらさ、という永遠の混ぜ返しが始まる訳だが、

ぶっちゃけ、そう、ドラムという楽器に対する、思い入れ、
あるいは、愛、かな、とも思うんだよね。
あるいは、そのドラマーに愛を感じることができるか、
というと、そこになんというか、偏愛性ってものがでてきて、
ぶっちゃけそれ、って、アバタもえくぼ。

誰もが認める天下一の美人、というよりはむしろ、
俺自身、なんでこの娘が、この娘のどこが好きなのかさっぱりわからん、
とは思いながらも、なぜかどうしても、好きで好きでたまらない。
そういう、僕だけの、的な思い入れというかなんというか。

特に俺は、ご覧の通りそういうのがとてもとても強いひとなので、

なので、俺なりの価値観、俺なりの美学、
なんてものをついつい振り回しては無理強いしてしまう無理爺。

そんな俺のうがった見地から行くと、
やっぱりガンズは、マット・ソーラムよりもスティーヴン・アドラー。
ストーンズをチャーリー・ワッツの代わりに、サイモン・フィリップスなんて絶対に許せないし、
そして、トニー・ウィリアムスよりは、エルヴィン・ジョーンズ、
そして、そう、そう言ったドラマーのドラマーによるドラマーのための偏愛度からすれば、
誰もが認める八方美人的な最高峰である青山さんよりは、敢えて、前田神、
その復活を待ち望む気持ちは誰にも負けない・笑

ただそう、ドラマーのドラマーによる、といくら言ってみても、
やっぱつまるところバンド。そう、バランスというか、アンサンブルだしさ。

なのでそう言った意味から言って、
やはりベビーメタルには青山さん、っいう意志は揺るがない。

そう、やっぱりつまるところバンドだしね。

なので、チャーリー・ワッツなくしてストーンズに成り得ず、
ジョン・ボーナム無くしてはゼッペリンはゼッペリンではない。
そういった意味では、スティーヴン・アドラーが倒れた後のガンズは
俺にとってはガンズではない、と言い続けているのだがだがだが。



という訳で、はい、
ごめん、ドラムの話になるとついついそればっかりになってしまうが、

そう、ベビーメタルの敗因を探るには、まずは敵、
つまりはメタリカについて考え続け無くてはならない。

で改めて、このメタリカ、
ロック界での一つの大きなな謎、であった、この命題。

このメタリカに、なぜこのドラムか、と。

正直なところ、メタリカを最初に聴いてから、

なんだこの、ドヘタクソなドラムは、と思った。

でも、まあ、そのうち上手くなるかもしれないし、
とは思っていたのだが、これがこれが。

デビューからすでに三十年以上を経てもまだ、
このひと、まったく、いっこうに、なにも、気づいていない・・・

で同じことが、かのレッド・ホット・チリ・ペッパーのチャド・メタルにも言える訳で、

そう、この二人、まさに、ド下手の双璧。

まあそう言ってしまうと、
一番どうしようもなかったのはニルヴァナのドラムのデイヴ・グロール。
このひと、なにを間違えたか、
「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」に於いて第27位。
また、「LA Weekly誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」に於いて第7位。
とのことで、ははは、と。バカか、と吐き捨てては、まあそれは当人が一番良く知っているんだろうが・笑

まあ良い、そう、今日の命題は、このメタリカの謎、そして、まさにベビーメタルの敗因な訳だ。

このメタリカになぜこのドラムか。
そしてこんな糞ドラムを擁するメタリカなんちゃらに、なにゆえベビーメタルが敗れ去ったか・・





改めて、ラーズ・ウルリッヒ。
つまりはメタリカのオリジナル・メンバー。
ぶっちゃけ、メタリカってこのひとのバンド、でもある訳なんだよね。

なんだけど、だったら、と思わず。
何故に、このひと、ここまで自分のドラムが下手に聞こえるバンドを、
自分で作ってしまったのか、と。

とまあそんなことをつらつらと考えながら早30年。

がそう、先日のニューヨーク・セントラルパーク。

グローバル・シチズン・コンサートに突如降臨したメタル・マスター。

そのステージに触れて始めて、ああ、そうか、そういうこと?と気づいたこと。

ぶっちゃけ、メタリカ。すっげええええ、上手かったんだよね。

なにが?

なにが、と言えば、前の三人。

この弦楽器三人、そのリフが、カッティングが、なにもかもが、
まさに、水も漏らさぬどころか、まさにカミソリのような、
まるで鋼鉄のようなリフ。
機械のように正確ながら、その音が生きている。ウネッている。
そのうねりまでもが、完全にシンクロしている。

これはね、もう、リズム練習、その賜物。それ以外にはありえない。
まさに徹底的にリズム練習を繰り返して繰り返して繰り返して。
そんな、まさに職人芸の真髄のような、そんなゴリゴリのギリギリの。

でそう、そんな中にあって、このドラム。
なんだよこの、おちゃらけて、チャランポランな音は。

スネアがハマらない。ハマっても、すぐにブレる。揺れる。緩む。

まさにこのドラムの音だけが、
まったく別のところで別の人が別のことを考えながらやっている、
としか思えず。

いやはや、こいつ、なにを考えてるのか。
完全にぶっ壊しじゃねえか。

あるいは、そう、このドラマー、
思い切りからっきし、ドラムという楽器が判っていない、
判る頭脳もない、つまり徹底的な、アフォなのではないか。
つまりぶっちゃけ、この人、オフ・ビートの概念が、これっぽっちも無いんだよね。

でもさ、30年だよ。30年。三十年ドラムを叩き続けて、なんでなんでなんでなの?

つまりあれか、あの、ニューヨークのジミ・ヘン
やはり、目的を持って真剣に取り組まないと、なにごとも、例えどれだけ時間をかけても、
なんの進歩もありえないのだよ、というその実例なのか。

ただ、である。

このフロントの三人、これだけ上手い人達が、いったい後ろのこの糞ドラムをどう思っているのか?

そして、そう、これが命題なのだが、だったら、誰だったら良かったのか?

例えば、ニール・パートのような正確無比なバカテク・ドラム、
あるいは、テリー・ボジオのようなえげつないほどの手数王。
はたまたマイク・ポートノイであったらどうだったのか。





俺的には、レッチリであれば、トラヴィス・バーカーとか凄くOKって気がしてたのだが・笑





ただ、そう、このメタリカ、ということになると・・・ 

そう、なんか、思いつかないのである。

ただそう、これだけは言えるのだが、もしも、メタリカにニール・パートが入ったら。
あるいは、テリー・ボジオが、あるいは、マイク・ボートノイが入っていたら、
果たしてどうなっていただろうか。

そう、メタリカ、あのまるで鋼鉄の塊りのようなフロントの三人に対して、
このラーズはひとりで打楽器。完全に蚊帳の外。

で、賭けても良い、前の三人は後ろにひとり取り残したドラムが、完全なお荷物。
あるいはそう、唯一の未知数。つまりは、揺れ、であるのではないだろうか、と。

そう、世にツッコミが居れば、そこには必ずボケ、が必要なのだ。

ツッコミばかりがあつまってもただの無法者軍団。
ボケばかりが集まったらそれこそ、ただのアフォであろう。

ボケとツッコミ、これが、ステージにおいても、必ず必要なのである。

つまり、フロント三人に加え、もう一人、まさに水も漏らさぬような超絶ドラムが入ってしまうと、
メタリカのビートは、回らない。
そこで、完結してしまって、跳躍が爆発が、ありえない、のではないだろうか。
そして、ひとりドラムとして取り残されたラーズ、これはまさに、ボケ。

そのツッコミとボケの軋轢の中に、ステージにおけるテンションを保とうと、そういうことなのではないだろうか。

であれば、思い切り荒れた方がよい。

あるいはそう、トラヴィス・バーカーとまでは言わなくても、
例えば、嘗てのミッチ・ミッチェルであったり、
いや、もしかしたら、キース・ムーン?

ただそうなると・・・ そう、フロントの三人のあの燻し銀のようなビートが、浮いてこない。

という訳で、種明かし。

つまりそう、メタリカって、本質的に弦楽器のバンド。

ドラムとか、わりと、どうでもよい存在であったり、とかとかとか。

でも、本当にそうなのか?




で、ふと思い出した。

俺、メタリカのアルバムで唯一良く聴くのがあって、それがなにを隠そう、LULU。

そう、あの、ルー・リードとの共作アルバム。

え?ルー・リードが、メタリカと?

まあ確かに、ルー・リード、
メタル・マシーン・ミュージックとかやってたしな・・笑





で、今更ながら、メタリカが、なぜ、LOU REEDか。

このルー・リードという人、
まさに、歌、あるいは、歌心、
つまりは、詩人、である。

そして、そう、メタリカ、
なんと、ニール・ヤング、のファンであったりもする、と。

と、そう思った時、つまりそう、メタリカ。

その目指していたもの、というのが、
実は、ミュージシャンのテクニック、
なんてのではなく、

もっともっと違う次元のもの。

つまりは、もっともっと、深い、世界、ではなかったのか、と。





と、そんな俺の中に、ふと蘇る、あの米国中西部の、
あのただただ茫漠として、掴みどころのない風景。

そしてそんな砂埃の中に取り残された、あの胡乱な眼差しをした人々。
アル中の、鬱病の、欲求不満の、
そんな、ルーザー、あるいは、トラッシュ、と呼ばれる人々のあの姿。
つまりは、戦争に疲れ切った人々。
仕事を失い、家を追われ、路頭に迷い、
現代と言うトリックに騙され続けては
愚弄され尽くされた人々。

そう、つまり、メタリカは、
ミュージシャンの、テクニックの、
なんてことよりはまず、
その魂、
あの、アメリカの、あの、原野。
あの、空虚な、平原の牢獄。
そしてそこで愚弄されるだけ愚弄された
使い捨ての英雄たちの、その魂の叫び。

という訳で、そうか、と思いあたった。

メタリカがここまで存続し得たその理由。

それはまさに、ジェームスの、
歌心をめぐる旅
だったのではないだろうか。

そしてそう、このラーズ君、
俺から言わせるところの史上最低の糞ドラマーが、
実は、彼がシンクロしていたのは、
まさにその歌に込められたドラマ性、
ではなかったのか、と。
つまりラーズ君は、ドラマーである前に、
クリエイターであり、コンポーザーであり、
プロデューサーであり、
つまりは、このメタリカ劇場そのもののを演出する
アーティストではなかったのか!?

そう、メタリカは個々のテクニックがどうの
そんなちゃちな自己満足に終始する、そんなレベルの人々であるわけがない。

もっともっと深い次元で、なにかもっと大切なことを使命としていた筈だ。

果たしてメタリカが追い求めているもの
その使命と課された、命題とはなんだったのか?


という訳で、ひとつの切り口である。
ドラムのいないメタリカ。

この2つのライブを、ぜひとも聴き比べてほしい。









この歌に込める思い、
そのあまりに歴然とした違い。
老いてなお、ますます凄みを増すその歌心。

そこにあるのは、まさに、
あのアメリカのフリーウエイに転がる、
タンブルウィードのように希薄な人間たち、
その姿、
その、哀惜が、その悲痛が、その憐憫が、そして、情念が、まさにありありと。

そう、メタリカはまさに、白人の白人による白人のための、現代のブルース、であったのではなかったのか。

そう、俺はなにを間違えていたのか。

メタリカってさ、
ここアメリカに暮らす人々にとっては、
まさに、歌心のバンドだったんだよ。
つまりは、そう、ブルース、
人々の魂を歌うバンドだったんだよ。

なんてこった
俺、メタリカの歌詞なんて聞いたことなかった。。。!!!





という訳で、ようやくと、ようやくと、一週間に渡る悶々から逃れられた気がする。

そう、俺は、メタリカを思い違いをしていた。
つまりは、舐めていた、ということ。
ぶっちゃけ、あのドラムの下手さに、騙されていた、のである。

そう、メタリカは、フリーウエイのフォルクローレ、というよりは、まさに、ブルース。

現代を生きる人々の魂を歌う詩人。

であるとすれば、
あのベビーメタルの敗因がようやくここで明らかになる。

ぶっちゃけ、選曲ではなかったのか。

あのメタリカの体現するアメリカのフリーウエイのブルース、使い捨ての英雄たちの情念、

それと対抗する為には、
ベビーメタルは、THE ONEが、
あるいは、AMOREが、あるいは、IDZが、
そしてなにより、アカツキが、必要だったのである。

そう、しかしながら、前座の悲しさ。

入場途中の客のざわつく中での30分である。

メギツネと、カラテと、ギミチョコと、そして、ROR それだけでも手一杯であっただろう。

ああ、と思わずため息である。

ああ、くそ、演奏だけであれば、
ベビーメタルは負けていなかった。
あるいは企画力、あるいはその存在感、
全てにおいて、負ける理由などなにひとつとしてなかった。

そう、時間だ。
もしも、あと3曲の時間があれば、

あるいはそう、 アカツキ!

あのアカツキの一曲だけで、もしかしたら、
メタリカのフルステージにも、対抗できたかもしれない。

という訳で、改めて言えば、
ベビーメタルが気を落とすことなどなにもない。

あるいはそう、JAMESは気づいている。

ベビーメタルのその本当の魅力。

あの、神バンドの超絶テクニック?
メタルとアイドル系シュガーポップの絶妙なミックス?
三姫の神業的シンクロ・ダンス?

そう、確かにそれもそうなのだが、

改めて、ドラマーとして、そして、ミュージシャンとして、

ベビーメタルの本当の勝負どころとは、まさしく、歌心。

スゥメタルの、その、哀愁を込めた、いまにも張り裂けそうなまでの少女の純情、
その全てを込めに込めた、あの、歌心、その魂、そのもの、なのである。

そしてそう、改めて言わせてくれ。

JAMESのあのブルースと、そして、すぅめたるのあの愛歌・哀歌。

街道沿いのタンブル・ウィードと、都会の片隅の乙女の純情。

メタルという音楽、その殻の中に、それぞれが内含するこの2つの対極する歌心。

がしかし、目指しているものは、実は同じ、なのではないか。

つまり、そう、SOUL 言うなれば、歌に込めた、魂、である。

それに気がついた時、俺はこの2つのバンドが、
カワイイと、そして兵士の情念、
まさに世界のロック界の双璧として、
世界の人々の魂を救う、
その最後の砦となりうる、
それを確信するに至った。

という訳で、2つの糸がようやく紡ぎ始めた。

メタリカは必ず、ベビーメタルを必要とする。

そして、ベビーメタルは、メタリカを、師として、ボディーガードとして、そして、盟友として、
その世界制覇の旅の、その水先案内人として、
このメタリカを選ぶことになる。

そしてこのふたつの、一見して水と油、
その相対する個性が、
THE ONE という一つの目的の中で見事な融合をみせる、
その大舞台が待ち受けているに違いない。

愛は、そして、哀は、まさに、逢こそが、
世界を救うのである。

最後に、メタリカのこの史上最高の超絶ライブ、

メタリカがメタリカ足り得た、そう、その神降ろしのライブである。






この先、ベビーメタルとそしてメタリカ、

モスクワで、北京で、そして、ワシントンで、
この2つのバンドの、超絶なバンドバトル、その THE ONEのステージの中で、
世界の邪悪の全てを叩き潰し、そして洗い流す、
そんな神懸った瞬間を、待ち望むばかりである。

東京ドームを頂点にした、CHAPTER I の完結の後、

BABYMETALの新たなる物語、そのCHAPTER II のクライマックスは、
まさに、そんな光景ではないのか、と思っている。

愛で地球を救え、BABYMETAL そしてMETALLICA

君たちならできる。君たちにしか、それは、できない。













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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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