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ベビーメタル解脱のすすめ ~ 昔のガンズは良かった?笑わせる。ベビーメタルを聴け!

Posted by 高見鈴虫 on 28.2017 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
今更ながらではあるのだが、
果たしてこのガンズである。

ご承知のように、ここ数日、俺はガンズをクソミソに言っている。

果たして何故に俺は、ここまでガンズを嫌悪するに至ったか。

怒りに震えるガンズ・ファンどもへの弁明を込めて、
以下、蛇足も蛇足とはなるが、そんな蛇足的な駄文を綴ってみる。

改めて、横アリのガンズ、
音聴いてみたけど、
このガンズ、糞、だろ、と。





まずドラム。
このガンズのドラマー、名も知らぬサポート上がりかなにか?
下手ではない。下手ではないのだが、そこに信念が感じられない。

ことガンズのように、上手くはないが信念の塊り
それ以外に売りとなるものは何もない
そんなバンドにおいて、
このなんともオールマイティーな優柔不断的スタイル。
まあ無難。
まるで、リズムボックスのように、無難ではある、のだが、
そこに揺れ、あるいは、荒れ、を創出できなければ、
少なくともそこにグルーヴや、
あるいは神おろしのエアポケット、
つまりはそう、嘗てのガンズがぶちまけた、
あのエネルギーの塊りを現出することは、不可能なのであある。

改めて、なぜガンズはこんなドラマーを雇ったのだろう。

あのマット・ソーラムという人も、
俺は好きでもなんでもなかったのだが、
しかしながら、このいまのドラム、
このなんとも、なんちゃって系のオールマイティー、
そんなポップなドラムに比べればまだまだマシ。

でもさ、どうせリユニオンだろ?
だったら、と思わず。
だったらなぜスティーブン・アドラーを呼ばなかったのか。

どんなに腐っても太っても、あるいはステージ半ばで倒れたとしても、
この軟弱ドラムよりはまだまだましだっただろう、と。

というのなら、だったなぜ、と、思わずここでホンネがほとばしる。

だったらなぜ、あのイジー・ストラドリンを、
あのイジーを加えた上で、
再結成を模索してくれなかったのか、と。

イジー・ストラドリン、
ああ、この名前を思い出せば思い出すほどに、
ただ、そう・・辛くなるばかり。

つまりはそう、ここ数十年のガンズに対する恨み辛み、
その全てが、このイジーの存在に凝縮されている、と。













そう、俺にとっては、ガンズはすでに過去の人々、なのである。

スティーブン・アドラーが倒れ、イジー・ストラドリンが抜け、
そしてガンズはその実態を失なった。

そして形骸ばかりになったガンズ。
それでもツアーは続く。
契約があり、よって次々と新譜をリリースしなければならず、
その四面楚歌の七転八倒の中で、
メンバー同士の不仲から敢え無く空中分解。

そして、名前だけになったガンズ。
その登録商標のみをアクセルが引き継ぎ、
そして、アクセル以外のメンバーが全員脱退。
メンバー同士が互いに互いを告訴しあっては、
この世の地獄のような泥仕合。

そんな内部事情を逐一聴きながら、
ああ、と思わず耳を押さえ頭を抱え。
ああ、もう考えたくもない。
そんな姿は見たく無い、知りたくもない。

俺のガンズはそうやって終わった。
終わった限りは、思い出したくもないのである。

で、なに?
今回のこのツアーは、
そんなガンズの十数年を越えたリユニオン。

で、そう、予想通りというかなんというか、
その姿、まるでミートローフか、あるいは、スクール・オブ・ロックか!!





で改めて、今更なんのために?と思う。

アクセル自身、こんなに醜く太ってしまっていた、
ということは、
その脂肪を身体中に蓄えるその間、
もうすでに、ステージに上がる、という事は、
想定していなかった筈、なのである。

つまりその体型こそが、
彼の中で、すでになにかが終わってしまっていた、
その明らかな証明。

そしてこの音、である。

正直なところ、なんじゃこれ、である。
まあ確かに、音は出てる。
アクセルの声も、予想した以上には、酷くないような、
というのは、大きな間違い。

それはただ、声質、というだけ、それだけで、
つまりは、一番大切なところ、
その、音長、あるいは声圧、つまりは声量そのものの劣化、
その、基本的肺活量自体の不足、つまりは・・運動不足、
それを一見派手な声色の変化で姑息に隠し続けている、
ただそれだけの話。

そして、改めて、これがガンズか?と思う。

これが、ガンズだと、元ガンズの人々が、そう思ってる訳か?

思わず苦笑いである。
思わず・・・そう、お前ら、実は、なんにも判ってなかったんだな、と。



嘗て、ジョン・ボーナム無き後、
ジミーペイジがリリースしたあの似非ツェッペリン。
あの音を聴いて、俺はまさに、唖然としたことがあった。

つまり、このジミーペイジという人は、
レッド・ツェッペリンというバンドのリーダーでありながら、
しかし、レッド・ツェッペリンというバンドがいったいなんであったのか、
その魅力を、その魂を、実はなにも、理解していなかったのではないのか?

そのあまりにも不様な勘違いの露呈を前に、
つまりはそう、実は、ジョン・ポール・ジョーンズこそがツェッペリンのコアであり、
そして、ジミーペイジ、あるいは、ロバート・プラント
そして、ジョン・ボーナムというあの怪物を、
あそこまでまとめ上げ、輝かせていたのも、
実はこの、ジョン・ポール・ジョーンズという、影の立役者、
その存在ががあってこそ、であったのか・・

その時になって、
俺たちは、レッド・ツェッペリンという摩訶不思議なバンドの、
その真髄に気づいた訳なのだが、だがしかし、
すでにその時点でジョン・ポール・ジョーンズは、独自のプロデュース業、
つまりは、そんな影の立役者の才能を一度に開花させては、
過去の遺物と化したレッド・ツェッペリンなど眼中にない、
という、まさに雲の上の存在になってしまっていた、のであった、と。



という訳で、このガンズである。

ツイッターではまあ色々とまた小鳥が囀っているようだが、
正直なところ、この人達がいったいどれだけ、
このガンズというバンドを判っていたのか、
まったくもって半信半疑である。

だってさ、と改めて。
ガンズって、実は、イジーのバンドだったんだぜ。

そう、ツェッペリンがジョン・ポール・ジョーンズのバンドであったのと同じように、
このガンズ、その魂は、実は、イジー・ストラドリン、であったのだよ、と。

イジーの醸し出す、あのブルージーで哀惜を込めたあのセンチなメロディ、
あれをアクセルが歌うところに、
それを思い切りの馬鹿パワーで爆裂させてしまうところに、
ガンズのガンズたるものの全てがあった筈だろ、と。





ただそう、このガンズのリユニオン、
敢えて言えば、確かに、そう、それってまさに、高校の同窓会、
また会えてよかったね、ではないが、
お互いがお互いの老いを確認し合っては、
その取ってつけたような驚きと、
その内心の微妙な葛藤と、
ちょっとした哀惜と、ちょっとした憐憫と、
あの自己嫌悪と、妙な優越感と、
そして、昔は良かったね、という回想と追慕と、
そしてどれだけ抗おうと、救われる筈もない、
この、老化、という現実。

ガンズ・アンド・ローゼズ、
若さと馬鹿さのエネルギーの塊り、
その象徴であり、アイコンであった筈のこのバンドが、
その後の紆余曲折の中、
イジー・ストラドリンという水先案内人を失ったまま、
円熟もせず、進歩もせず、ただただ老化に任せて迷走を繰り返した、
その不様な過程をそのままにぶちまける、その老醜の姿、それだけ。

そんなものにいったいなにがあるのか。

いや、あるんだよ、とバックステージから声がする。

たとえ一回きりであろうが、なんだろうが、
これで取り敢えずは、急場を凌ぐ金ができる。

過去の自分たちの作り上げた栄光、
その一つ一つをこれでもか、と水をかけ踏みにじり、棒に振り、
これだけ不様な恥を晒して、いったいこいつらいくら稼いだんだ?

つまりそういうことか?
つまりそういうこと、だけ、な訳か?

悪い、俺はガンズをそう考えていた。
全盛期のガンズ、そのライブで何度も死にかけた、
あるいは、まさに天国に行って帰ってきた、
そんな経験を繰り返した俺にとって、
今となっては、そんなガンズは、すでにそれ以上でも以下でもない。






ついこの間まで、いまだに、ファースト・アルバム、
そしてセカンド・アルバムを愛聴していた俺としては、
そう、そんなガンズは見たくない、というよりも、
信じたくない、考えたくない、そう、忘れていたい存在なのである。

まあそう、人、それぞれだろ?

同窓会の通知が届くたびに喜び勇んで参加する奴も居れば、
俺のように、そんなものにいちいち面をだすぐらいながら、
夢の中で亡霊の戯言に涙していた方がマシ、と考える偏屈者もいる。

ただそれを、棺桶の中まで持っていくつもりは更々無い。
いつかは、きっと、出会える筈だ。ただ・・まだ、そう、まだその時ではない、
と抗い続けている、のであるが・・

正直な話、あれから、の人生が全て、
それまでの自分に対する、罰、あるいは、業、と自覚しては、
その苦行に耐え続けることをだけを自らに科している、
そんな気さえもしているのだが、
だがしかし、俺はまだそれと戦い続けている、
勝てるなどとは到底思ってもいないのだが、
いまだに、戦い続けている。
この老醜の極みのような七転八倒の中で、
しかしその七転八倒こそが、この業なのだ。
そう、そんな気概だけは残している、つもりだ。
つまりは俺は、いまだに、ロック、
その魂を、その真髄を・・・

ん?。。。。。 

なんかそうこと言うの、すっごく、懐かしい気がするんだけど・・・

そう、

こんな浪花節的な愚痴を綴るの、実に実に、すっげえ久しぶり。

で、そう、そんなこと、言っちゃっていたのは、
ちょうど、そう、ちょうど、去年の今頃、であったりしたのかな、と。

で、俺?
いまの俺?
ぜーん、ぜん。

全然そんなこと、これっぽっちも思ってないよ。

だって、と一言。

だって俺、いまはもう、ベビーメタル、なんだもーん、と。

そう、ベビーメタルを知って俺は変わったのだ。

それはまさに、脱皮、というよりは、転向、というよりは、
まさに、解脱。

これぞまさに、ベビーメタル解脱、である。



そう、俺はベビーメタルを知って変わったのであある。

もう、過去の事とか、不良やら、ロックやら、SD&R'n'Rとか、
もうどうでもいい、思い切り本気で、ぜーぜん、まったくもって、なにそれ?って感じ。

そう、俺はベビーメタルを知って変わった。

あるいはそう、この糞ブログこそが、
ベビーメタルという突破口を見つけ、
過去の轍から逸脱するための、その葛藤、その澱を、怨念を吐き出す、
その掃き溜め壺、であった訳なのだがだがだが・・

という訳で、俺はすでに、すっかりと、ベビーメタルの人、である。

そう、俺にとって、このガンズの同窓会、
そして、その前座を、我らがベビーメタルが務める、という、
この、なんとも因果なイベント、

そこになんらかの意味があるとすれば、

俺のような迷える老羊が、
その人生の土壇場になって、いきなり経験したベビーメタル解脱、

これを、できるだけ多くのその老醜的なイニシエのロック馬鹿に、
経験してほしかった、と。

ガンズのその不様さを前に、その嘗ての虚像を
我らがベビーメタルがどれだけ完膚なきまでにブチのめし、
その化けの皮を剥がしては、晒し尽くすか。

そして、そう、実はこれが言いたかったのだが、

そんな同窓会モードのアフォどもに、
ベビーメタルの体現するこの未来の輝き、
その衝撃を、体験してほしかった。

そう、俺が経験したこの脱皮、
つまりは、そう、人呼んで、ベビーメタル解脱、

それを、できるだけ多くの迷える老羊達、
イニシエのロック馬鹿に経験してほしかった、
それは嘘偽りのない、正直な気持ちなのであある。







改めて、
その懐かしいガンズのステージ、
それを遠方から鑑賞しながら、
俄な感傷の中で、

昔は、良かったよな、

なんてことを呟いては、夜風に晒されながらビル街の夜景を仰ぎ見る、

そんなイニシエのロック野郎、

ベビーメタルで解脱せよ、と一言。

簡単だ、素直に、こころを開いて、

そう、あの当時の、あの良かった昔の心、そのものになって、

ベビーメタルを聴いてみてくれ。

良かったよあの頃のまま、そのままに、

ベビーメタルが身体中に染み渡り、そして魂そのものをぶっ飛ばしてくれる筈だ。

その時、改めて、そのベビーメタルの姿の中に、
未来、というものがいったいなにを意味していたのか、
気づく筈なのだ。

解脱しな、そして、ベビーメタルと共に、新たな人生を生きよう。

目を覚ませ!

未来はベビーメタルと共に!





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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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