Loading…

一触即発・恐怖のマッサージ体験 ~ アメリカ人に寅ンプの名前を出してはいけない

Posted by 高見鈴虫 on 23.2017 アメリカ爺時事   0 comments
先の月曜日、プレジデント・デイとかの休日とあって、
そろそろ寒さも緩んで来たこの時節、
積もり積もった冬の垢を落とそうと、
また例の、奇跡のマッサージ師を訪ねようかと思っていた、その矢先、
友人の一人、ミスター・ブルックリン、ヒップホップ・カルチャーの生き証人野郎、
なんてのが、いきなり、
いたたた、ぎっくり腰で動けねえ、助けてちょんまげ、ってなメッセージ。
助けるたって、お前のその巨体、
二メートルはあろうかという長身に加え、
最近のこの中年太りで蓄えた分厚い脂肪の層が加わり、
ちょっと寄りかかられるだけでも足元が揺らぐ、
そんなゴリラ男に俺がいったいなにができるのか、と。

だから、お前の前に言っていたその奇跡のマッサージ師、
俺をそこに、連れて行ってくれ、と。

という訳で、そんな瀕死のゴリラ男を連れて、
遥々コニー・アイランド、
日本で言えば、南青山から片瀬江ノ島まで、
なんていう旅をすることになったのである。





このゴリラ男、嘗ての遊び仲間である。
当然のことながら黒人。
つまりは、低音至上主義の裏乗りソウル・メイトである。
夜な夜なニューヨーク中のクラブをはしごしては、
あーでもねえこーでもねえとやっていた、
まあそう、俗に言う、悪仲間。

ただ、そんな悪餓鬼仲間、
女とドラッグとそして音楽、の話しかしなかった筈の俺達が、
今となってはすっかりおさん、
仕事の愚痴からかみさんへの文句からを、
それだけは昔も今も変わらなぬ悪舌のオブラートに包みながら、
まさに中年男の本音の中の本音談義。
ただそう、こういう本音話、やはり、共に修羅場をくぐって来た、
そんな奴でないとなかなか切り出せないものがあって、
そんな訳で、互いが互いをこのクソ野郎、とは言いながら、
離れるに離れられない腐れ縁が今となっても続いている訳である。

で、そんなブルックリン野郎と訪ねた奇跡のマッサージ師。

いや実は、一緒に友人を一人診てもらいたいのだが、
とは電話で告げていたのだが、
ドアを開けた途端、いきなり目の前に立ちはだかるその巨漢の黒人、
思わず、なんだお前、金ならねえぞ、
と矢庭に臨戦態勢のこの柔術マスター。

いや、実はそう、こいつが、俺のダチ、
と言われて思わず口をあんぐりの奇跡のマッサージ師、
友達って、お前の友達?このゴリラみたいな黒人が?・・・

そう、この奇跡のマッサージ師を俺に紹介したのは、
以前に勤務していた米系の由緒ある超一流企業の同僚である。
当然のことながら白人で、そしてこれまた判で押したように共和党支持、
そう、なんだかんだ言って米国のエスタブリッシュメントは、
やはり、白人の共和党支持者、であることがまずは第一条件、な訳で、
そんな選ばれた人々の箱庭的な世界の住人であった筈の俺、
そんな俺が一皮剥いたとたん、
その古くからの友人ってのが、この絵に描いたようなゲトー生まれの黒人、
という訳で、いきなり、いや、俺はコクジンの患者は受けないんだ、
なんてとんでもない発言が、いまにも飛び出るか、と、
一瞬まじでちょっと懸念したりもした・笑

だがそう、このマッサージ師、
ブルックリンの奥地、それも、低所得者用のプロジェクト、
つまりは、生活保護生活者用のゲットー暮らし、
その赤髭先生である。
いまさら黒人のひとりやふたりにビビるなどしゃらくせえ、とばかりに、
苦痛に顔を歪める我が友を見やりながら、
で?どうした?と症状を聞きながら、
だったら早く服を脱いでそこに横になれ、と言われたものの、
自分ではズボンは愚か、靴もソックスも脱げないこの体たらく。

ああ、ここだな?といきなりピンポイントでそのホットスポットを突いては、
突如響き渡るゴリラの雄叫び。
ああ、判った判った、ただ、ここの痛みの原因は実はここ、と、
さっそく揉みしだき始めたのは、なんと右肩。
いや、先生、俺が痛いのは左の腰のこの部分で、
という巨漢のコクジンに、うるせえ、と一言。
いま治してやるから黙ってろ、と。
つまりはここ、この右肩の凝りで鬱積したリンパの循環を、
無理にバランスを取ろうとした結果が、
背筋を挟んで対角線上にあるこの左の腰、
とかなんとかもっともらしいことを説明しながら、
で、コクジンの兄ちゃん、あんたはいったいなにをやってる人なんだ?
なんて話を振りながら、いや実は俺、と口を開きかけた途端に、ゴキ!
としたところ、雄叫びどころか、あはあああんと、まさに女のような切なげな嗚咽。
思わず全員で大爆笑をしながらも、
なんだかんだで一時間、そら、終わったぞ、さあたってみろ、
と言われたゴリラ男、恐る恐ると膝を下ろして見れば。。
おおおお、治ってる!
すべてはバランスなんだ。すべては体液の循環とそのバランス、
どうだ、俺の言っていたことがちょっとは判ったか、とどや顔のマッサージ師。

でまあ、そんな具合で、いきなり元気になったゴリラ男、
いやあ、凄い凄い、カラテ・マスターの爺さん、凄いじゃないか。
こんなゲトーに住んでるんだから、またどうしようもねえ食わせ者かとも思ったが、
いやはや驚いた。あんたは本物だよ、うん、これは凄い、奇跡だ。すっかり治ってる。

とまあそんなゴリラの嬌声を聞き流しながら、
さあ、次はお前の番だ、と挙げられた診察台。

で、最近の調子はどうだ?
まあ、ぼちぼちですねえ、とまあいつもの時事放談。

そう言えば、あの会社で一緒だったジェイムスなんだが、
この間、ひょっこりと顔を出してな。
実はあれからまだ仕事が見つからないって嘆いていたよ。
で、そう、君の話をしてみたら、できれば助けて貰えないかって言ってたな。

助けていって言われても、俺は俺でこんな状態だしなあ。

まあそう、電話ぐらいしてやったらどうだ。
昔の仕事仲間だろ?
ジェイムスも家族を抱えてかなり追い詰められているようだったしな。

あのジェイムスがねえ。

まあそんなご時世だな、辛くなる一方だ。

ただ、と思わず本音談義。

このところ、実は予定されていたプロジェクトがすべて棚上げ状態なんだよ。
先行きの不透明感から、すべての会社が大きな仕事を敬遠し始めていて、
そんな関係から、昔だったら五分おきに電話があったヘッドハンターたちも、
ここのところさっぱり、なんの音沙汰もない。
まあそう、こんなご時世だしな・・

こんなご時世?と聞き返すマッサージ師。

つまりは、寅ンプのせい、と、そういうことなのか?

まあ寅ンプだけのせいとは言わないけれど、
大方がすべてヒラリーの圧勝、と言われていたあの選挙で、
いきなり寅ンプなんてのに大番狂わせなんてのをされちまったもんで、
どの会社もその対応に手がまわらないってやつなんじゃないのかな?

やっぱり寅ンプかよ、と、ため息をつくコクジンのだち。
まったくあの基地外野郎、ろくなもんじゃないぜ。

といきなり、寅ンプは悪くない!とマッサージ師。

おまえ、なにからなにまで寅ンプのせいにすることこそ愚の骨頂だ、
だったら言ってみろ、ヒラリーだったら良かったのか?え?どうなんだ?
これは寅ンプのせいなんかじゃない。
寅ンプはただ、アメリカが当然、通らねばいけない浄化のプロセスを、
促進しているだけの話なんだ。
俺達はむしろ、そんな損な役回りを率先して引き受けてくれた、
寅ンプに感謝をすべきなんだよ、
それをなんだ、バカどもが雁首をそろえてちーちーぱっぱ。
NO SNIVELING!
馬鹿も休み休み言え。



今更ながら、いまのアメリカ、
まさに、寅ンプ、寅ンプ、そればかりである。
そしてそんなアメリカ人の前で、
一度、この魔法の言葉、寅ンプ、が転がり出た途端・・

人々はまさに狂気に憑かれたように、
本音の本音の本音、という奴を、
激情の中で、吐き出し始めるのである。

トランプは悪くない!とマッサージ師は吠えた。
彼こそはまさに、このアメリカの救世主だ。

いや、先生、このぎっくり腰を治して貰って恩義は感じているんだが、
その言葉だけは、ちょっと聞き捨てならねえな。
いいか、寅ンプがなにをやってるか、言ってみろよ。
移民の排除だ?保護主義だ?ばかばかしい。
あのなあ、そもそもあの寅ンプ野郎は・・

いや、違う。それは違うぞ、黒人のあんちゃん。
あの移民にしてもだ、ちょっと廻りを見てみたら一目瞭然。
ここコニー・アイランドにしたって、その先のスタッテン島にしたって、
移民の餓鬼どものギャングたちが血で血を洗う抗争で、
一般人はおちおち買い物もできやしない。
アメリカに移民させてやった恩義を忘れたバカヤロウどもが、
寝食が足りたとたんに不満ばかり漏らしやがって。
この国に不満があるならとっとと出ていけば良いんだ。

あのなあ、先生。俺はこう見えてもジャマイカからの移民でよ。
ブルックリンにたどり着いたのが5歳の時、
それからはもう、ゲットーからゲットーのたらい回しさ。
この国はな、そうやって迎え入れた移民たちを、
これでもかとこき使っては出汁にして絞り上げて、
その恩恵で成り立っている奴隷国家なんだぜ。
それを忘れて貰っちゃ困るってやつだ。

なにを抜かすか、この穀潰しが。
そもそもお前ら黒人がだな・・・

とまあ、そんな激論が、
診察台の上で、まな板に乗った鯉、
無防備に幼気な柔肌をさらすばかりのこの俺、
その俺の頭上で行われている訳で、
で、奇跡のマッサージ師、
会話と同時に勿論、俺への診察も同時進行で続けている訳なのだが、
奇跡の名医、とは言うものの、
その激論に熱が帯びれば帯びるほど、
俺の身体を揉みほぐすその手つきが思わず、
力が篭ってはこもりすぎては、
ああ、痛て、痛て、痛え、
あの先生、ちょっと今日はあの、
ちょっと、ご熱心過ぎませんか、
と言いたくても言い出せないこの白黒戦争のその大舌戦。

あのなあ先生、俺はこう見えても、いまとなっては立派な納税者なんだよ。
そう、黒人だって税金を払ってる。黒人だからこそ税金も払っているし、
それを言ったら先生こそ、こんなゲトーのプロジェクトでのうのうと暮らしながら、
いったいどれだけこの国に貢献してるっていうんだよ。
それだけ胸を張ってアメリカ万歳なんて、
言えた義理とはどう考えても思えねえがそこのところはどうなんだ。

お前、この、糞ガキ、言わせておけばいい気になりやがって。
俺はこう見えても、ベトナム・ベテランで
俺はこの生命を張ってこの国を守ってきた、そんな男だぞ。
お前こそどうなんだ?戦争には行ったのか?
本気でこの国を守ろうとしたことがあるのか?

だからその戦争ってのにしたって、結局は金持ちの連中の銭儲け。
そんなものにこの俺がわざわざ付き合わされる義理はねえって奴でよ。
だったらブッシュはどうなんだよ。あのイラクはアフガンは、
あれは国を守る為の戦いだったのか?
ただたんに、あの糞ディック・ちんぽこ・チェイニーと、
軍産複合体の化物どもを肥え太らしただけじゃねえか。
んなことはこのご時世、子供だって知ってらあ。

おい、といきなりマッサージ師。
おまえ、ひとりで寝てる場合か。
さっさと横を向け、次はこっちだ、さあ、早く、
となにかにつけて今日は、そう、荒っぽいなあ先生・・・

と、そんなマッサージ師の手が、おもむろに俺の首に伸びては、
コキコキコキ、とその首筋を探りながら、も、も、もしかして、
こんな話の最中に、俺の首の関節を・・・

だらか、と、ダチ。
この頑固親父、判らねえやつだな、だからよ、この世の中ってのは、

抜かせ、この青二才が。黒人のお前になにが判る。
いいか、この世の中ってのはな

あの、と思わず。
あの、どうでもいいけど、その話、ちょっと、後にして貰えませんか・・・

とそんな時、いきなり、ゴキ!となる俺の首・・おっと!

さあ、次はこっちだ、さっさと向きを変えろ。
お前、なんども来てるんだから俺が次になにをやるか判ってるだろ。
もたもたしてねえで、早くこっちに向きを変えろ。

あの・・・まじで、ちょっと、勘弁して貰えませんでしょうか・・・

という訳で、このあまりにも漫画じみた状況。

激論の中で思わず、力が入りすぎては、おっと!!!^&*)*!!!

やれやれ、このグーク、死んじまったよ。
仕方がねえな。そこの海に捨てに行くか。
おい、黒人のあんちゃん、さっさとそっちの足持てや。
そら、いっせぇのせ、っと。

なんてことに、なるのか、ならないのか、まじでなりそうで、
正直、生きた心地がしなかった、恐怖のマッサージ体験。



という訳で、ここに大切な教訓がある。

いま、こんなご時世の中、アメリカ人の前で、寅ンプの名を出してはいけない。
特にそう、まかり間違っても、マッサージ治療中、なんて時には、尚更、である。

下手をすれば、まじで、命を持っていかれる、ことになりますぜ、と。



いまさらながら、このアメリカを包んだ寅ンプ騒ぎ。
この熱狂はいったいなんなのか。

普段は虫も殺さないようなアメリカンスマイルの老若男女、
寅ンプの名前が出た途端、いきなり人格が豹変しては、
いきなりの発狂というぐらいに、騒ぎ始める訳で、

その姿、まさに、バカ犬の吠え合い、でなければ、
サル山の大騒動、下手をすれば、本気で掴み合い、
あるいは、糞の投げ合いでも始まりそうな勢いである。

寅ンプのなにが、これほどまでにアメリカ人の血を沸騰させるのか。

這い這い体で退散したマッサージ師のところから、
帰りがけの地下鉄の中、
おしゃべりの合間につらつらと眺めるIPHONEでも、
NOT MY PRESIDENT DAY の話題が、
これでもかとニュースを賑わせている。

寅ンプ・サポーターも、そして、アンタイ・寅ンプの人々も、
まさに、魔に憑かれたように熱狂を繰り返すこの寅ンプ騒動。

そこには明らかに、カタルシス、が見える訳で、
そして、そんな政治的なカタルシス、

あの9-11の時の、全米を熱病のように覆った、U-S-Aのシュプレヒコールと、
その後に起こった、あのまさに、茶番的、とも言える、悪の帝国の大暴走。

あの時の不穏なカタルシスが、いまやその何倍もの勢いで全米を沸騰させているのである。

改めて言えば、俺は寅ンプがどうなろうが、
ぶっちゃけ、そんな寅ンプを大統領に選出した、
このアメリカという国がどうなろうが、知ったことではない。

とは思いながら、一度、悪意を持ったもの、あるいは、
己のエゴを自制できないタイプの幼児的な人間が、
この世界一のスーパーパワーを握ってしまったとすれば、
その膨大な個人情報の悪用から始まり、
強いては、核兵器のボタンを掛け金にロシアンルーレットの大博打、
なんてことさえも、やろうと思えば十分に可能なのだ。

それを前提とした上で、
改めてこの寅ンプ騒動。

俺にはどうしても、先の911時のU-S-Aと同様、
どこか、でっち上げ、の匂いがしてしょうが無いのである。

つまりは、この寅ンプ、
まさに、徒花、というよいは、ババ抜きのババ、
つまりは、ジョーカーとなる訳で、

あのヒステリックな民主党支持者、
自称現実主義者のヒラリー支持者、
自称良識派のバーニー支持者は
その不満の全てを寅ンプへの個人攻撃の中で、
ストレスの発散を図ってはカタルシスに酔い、

そして、あの悪魔のような南部のバイブルベルトの共和党支持者たちにとっても、
実はこの身内である筈の寅ンプを目の上のたんこぶと化している、
そんなご潮流なのである。

そう、あの白黒戦争の激論の中で、
首をへし折られようとしていた俺の放った必殺技、

ところで、マイク・ペニス副大統領についてはどう思う?

寅ンプ憎しで発狂寸前にある人々が、
このマイク・ペニスの名前を出した途端に、
いきなり魔が落ちたように、マイク・ペニス?と、正気に戻る。

マイク・ペニス?マイク・ペニスか・・・

あの氷のように冷徹な仮面をかぶった副大統領。
全てがすべて感情論でまくし立てる寅ンプとは相対して、
理性的で物静かで、見るからに理論派の頭脳明晰、
そんな仮面をかぶったマイク・ペニス。

民主党、そして、共和党、その区別なく、
ああ、マイク・ペニスなら、と、いきなり魔が落ちるこの魔法の言葉。

そう、つまりはそういうことなのだ。

寅ンプ憎しで感情的になった民主党の、
そして、さすがにこの馬鹿、ちょっとでしゃばり過ぎだ、
と思い始めた共和党の良識派の人々も、
このマイク・ペニスという妥協点で、なんとなく、気が済みそうな、
そんな気運、こそが、この寅ンプ騒動の落としどころ、なのである。

つまりはそういうこと。
この寅ンプ騒動、またまた性懲りもなく、ただの出来レース。

つまりは、共和党はもともと、このマイク・ペニスに政界を牛耳らせるべく、
寅ンプというバカ殿の乗った神輿を担いでみたに過ぎないのではないか?

という訳で、いまや孤立無援の寅ンプさん。
民主党は元より、身内である筈の共和党内からも、
どうやって始末してやろうか、とその生命を狙われる、
まさに、シッティング・ダック そのもの。

寅ンプが、寅ンプが、寅ンプが、と口角泡を飛ばす、
トランス状態の寅ンプ・ヘイターたちに、思わず、

で、お望み通り寅ンプがコケたとき、
大統領になる筈のマイク・ペニス、
あの男がどんな人なのか、
あんたはそれを判ってその反寅ンプ運動をやっている訳なのか?

マイク・ペニスが米国の実権を握ることは、
つまりは、チーパーチーから始まる、
基督教教条主義がこの国を席捲する時である。
そしてお茶会のサポーターであった、
アメリカのありとあらゆるダークサイドが、
ついについに、アメリカ、強いては世界そのものの覇権を握ることになる。

改めて、寅ンプ・ヘイターたち、
その激情のカタルシスの中、
いざマイク・ペニスが十字軍の旗の元に、
なんてことを言い始めた時、

だから、それは、あれだけアンタイ・寅ンプを叫んでいた、
あんたたちのお望みの結末って奴なんだろ?
としらを切られることになる、その序章に過ぎない訳で、
果たして、このティーパーティー男が、
その狂信的教条主義の元に、
世界の常識を「更生」しよう、と乗り出した時・・・
そんなこの世の終わりの風景をありありと思い描くことになる、
俺はそんな筋書きに思えてならないのである。

そんなことさえ、気がまわらないってのも、
つまりはこのアンタイ・寅ンプの激情こそは、
そんな悪魔たちのでっち上げの劇場に過ぎない、
ということなのだが、またいつもの下らぬ妄想という奴なのだろうか。


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

月別アーカイブ

検索フォーム