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グローバル仕様のBABYMETAL ~ ベビーメタルとベイビーメトー その間にあるもの

Posted by 高見鈴虫 on 15.2017 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
わぁった、わぁった、
まあ、そういうことならそういうことで、
そう、まあそう、俺だって気持ちは判る、
ってか、元々ひとりで騒いでるのは俺か、ははは悪い悪い。

だったらさ、百歩譲ってこう言うのどうよ。

そう、つまり、ゴジラ現象のBABYMETAL。

日本で生まれて日本を荒らし回ったのが、ゴジラ。

で、海を渡って海外に進出すると、ガッジーラになっちゃって、

で、実体は同じ、なれど、行った先々での捉えられ方で、
その意味から存在からが変わって来てしまう。

でおなじことがベビーメタル。

以前にもお叱りを受けたのだが、
BABYMETALは、ベビーメタルであって、ベイビーメタル、に非ず。
ただ、ベビーという英語、こちらではそのままベビーと言っても通じない。
つまりは、ロングAサウンドであるところの、エイ、つまり、ベイビー。
で、メタル、ってのも、音だけで言えば、メトーとも聴こえる訳で、
つまりは、ベビーメタルは海を越えると、ベイビーメトー、になっちゃう。

そう、海外から輸入されたBABYMETALという言葉が、
和製英語にリメイクされてすっかり日本語のベビーメタル。
それが逆輸入されると、ベイビーメトーに先祖返りとなるわけで、
すぅユイ最愛の三人、その実体は同じなれど、
その受け取られ方から、その受け取られ方に対するリアクションから、
そしてあろうことが、その予算の絡みから、
神バンドのメンバーも違う。

がしかし、その御神体たるすぅユイ最愛、
その三身一体の原則に変わりはない。

変わりはない、なれど・・・


という訳で、
日本仕様のベビーメタルと、海外仕様のベイビーメトー、

そう、それはまさに、ゴジラと、そして、ガッジーラ、その差異。
それに加えて特筆すべきはこの21世紀。
ゴジラ、は既に、シン・ゴジラ、としてすっかりアップグレードされてしまっている訳で、
そして、日本におけるベビーメタル、
日本版神バンド、青神、BOH神、大神、小神、そのベストの編成の破壊力、
それこそはまさに、あの、シン・ゴジラ、あるいは、そのものズバリの 神・ゴジラ。
あそこまで行ってしまうともう、この世の何者にも止めることは出来ないわけで、
日本の総力を結集してはじめての、
強いては、このシン・ゴジラ、
そして、日本版神バンドを擁するベビーメタルこそは、
まさに、日本の総力の結集されたその姿、そのもの、と。

かたや、ハリウッド版にリメイクされた、ガッジーラ。
その遠く聞こえた怪物ぶりの名声ばかりが先行する中、
この広大な大陸のその隅々までを破壊し尽くすには、
さしものゴジラもなかなか手間も時間も費用もかかる。

という訳で、急遽その大味的、全人種絶対公約数的、
ハリウッド流のハリボテ的なCG効果的な、
そんな一種、上辺ばかりが喧伝されることにもなる、
このグローバル版の大怪獣。

ゴジラが、ガッジーラに、
そして、ベビーメタルが、ベイビーメトーへと変化を続ける過程において、
その様々な変貌の様、
三身一体の御神体にはなにひとつのブレも曇りもない、なれど、
光りの当たりようによっては、そして受け手の感じ方次第では、
それは如何様にも変化を繰り返す変幻自在の大怪獣。

その姿が、そして、喧伝が巨大化すればするほどに
その受け取られ方、そして見方、聞き方も多様化を広げていく訳で、

とどのつまり、そう、日本という島国の、一種驚異的なほどの共生感覚。
魔法か超能力か、とも言うべきコミュニケーション力の高さから、
もはや言語さえも必要としない、目配せ一つで行き渡る空気、という代物。
そんな煮詰まりきった共生力の中で鍛えに鍛え抜かれた伝統芸能的なキワモノ性と、

そしてこのグローバル展開における、全人種全言語全宗教を見据えた上での、
世界人類規模での偶像化の中に、ある意味で多少の差異が生じるのも、
当然と言えば当然のところ。

まあまあまあ、ここはアメリカ、大陸気質。
こまけーことはいーんだよ、
とりあえず、歌って踊れて楽しまなくっちゃウィークエンド、
そんなご機嫌な群衆を相手に、神業的な伝統芸能美、
その一種鬼気迫る程のキワモノ的な技の美、を披露したところで、
まあ判る奴には判るだろうが、ほとんど大抵の人、にとっては、
うーん、よく判らないけど、言われてみればたしかに凄い、
なんてところに落ち着く筈。
ならばそんなところにまでいちいち拘り続けるよりは、
そう、このグローバルな海外遠征、
海越え山越え、世界は広いぜこの地平線の彼方。

あの島国の密室の中で、重箱の隅をつついては、
煮詰まりに煮詰まりを繰り返して内向していくよりは、
そこはやっぱり、郷に入っては郷に従え。
このアメリカ大陸風のご機嫌な蛮族たちを前に、
ゴジラもすっかりガッジーラ。
そして、ベビーメタルもいつしかベイビーメトー。

  なんかさ、ここのひとたち、すっごくアバウトだけど、
  とりあえず、気を使わなくても良いから楽だし、愉しいし、
  まあそう、そんな感じで、良くない?

  そうそうそう、それよりもさ、ほら、会場も大きいし、
  ワタシタチのこととか、良く知らないひとも多いと思うしさ、
  もっともっと、簡単で、判りやすく、でも誰にでもすぐに分かち合えるもの、

  つまりは、カワイイ、と、カッコイイと、そして、歌が良く聴こえる、
  まあそう、最初は、それぐらいで、良くない?

  そうそうそう、こんな大味の人たち、細かいところ言っても判らないしさ、
  それにほら、この人達、もうすっかり酔っ払っちゃって、
  そうそう、シラフの人なんてひとりもいないしさ。
  それになによ、さっきからこの匂い、これもしかして・・・マリ・・なんとか?

  ははは、そうそう、この国、そんなもの、なんだよね、結局。

  だったらさ、そう、そんなひとたちなんだから、
  なによりもこのワタシタチの姿を、もっともっとよく見せてあげる、
  歌って踊って騒がせてあげれば、みんな喜んでくれるんじゃない?

  やっぱほら、アメリカ広いし、このピザも大味だしさ。

  そう、もう、会う人会う人、みんな酔っ払ってるしね。

  でも凄いよね、この国。ほらもう、地平線まで、ずっとずっと。

  そう、大陸だよね。

  でもさ、わたしたち、日本に居たら、地平線なんか見る機会なかったものね。

  世界は広いよね。
  うん、世界は広いよね。
  いろんな経験できてよかったよね。

  これからも、世界中、隅から隅まで、色んなところ、行ってみようね。
  海を越え、山を越え、国境を越え。
  人種も、言葉も、宗教も越えて。
  またまた色んな人達に会えるね。
  またまた色んなものを食べれるね。
  うん、それがすっごく楽しみ。

  うんうん、すっごく楽しみ。ああ行ってみたいな、世界中、隅から隅まで。


という訳で、まさに世界を股にかける、このベビーメタル、ならぬ、ベイビーメトー号。

世界各国、津々浦々、
七色の变化を繰り返しては輝き続ける日本の星、そして世界のアイドル。

そう、ベビーメタルと、そして、ベイビーメトー、
その違いを、楽しむ、ってのも、
まあそう、このグローバル社会の愉しみ、ってやつで。

ただ、忘れちゃならないのは、我が御神体、そう、三身一体のベビーメタル。

三姫の姿には、何一つ、ブレも揺れも、一点の曇りも見えない、
まさに、クリスタル・クリアの眩い閃光、そのもの。

そう、心配するなよ、我らがベビーメタルだ。

そこがどこであれ、誰であれ、
何語を話していようが、どんな神様を信じていようが、

思いは、伝わる、そう、だって、所詮は人間だもの。

という訳で、見てみろよ、今日の、ラーレイ、ならぬ、ローリー。

あれだけのアウエ、そのはずが、
一曲をおうごとに、会場中に響き渡る歓声がまるで怒涛と化し。
そして揺れる星屑、
そして、この世のもともと思えない、我が御神体、
すぅめたる、ユイメタル、最愛メタルの、麗しくも美しき姿。

大丈夫、絶対に大丈夫。

ベビーメタルであろうが、ベイビーメトーであろうが、

この全人種共通、地球のスタンダードであるところ、
ラブラブと、美と、カワイイと、
なんか知らないけど無茶苦茶楽しい、
そう、この三身一体の御神体、
この輝きが損なわれるなんてことは絶対にない。

だから、そう、自分で火を点けておいて恐縮ではあるが、

そう、楽しもうぜ、ベビーメタル。

そしてそんなベビーメタルを、心の底から、応援しよう。

俺たちにできることは、それだけ、
そして、それ以外になにが必要だ?

我らのベビーメタルが、世界のベイビーメトーになる日。

その奇跡の軌跡の目撃者であること、
その歴史の一部であることの歓びを、思い切り噛み締めましょう。

WE ARE BABYMETAL! 
WE ARE THE ONE TOGETHER



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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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