Loading…

ベビーメタルでトトカルチョ ~ 突如のダウングレード、さあその究極的謎解きだ

Posted by 高見鈴虫 on 15.2017 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments

このパンカー上がりの俺としたことが、
こんなニューヨークなんて街に住んでいる関係からか、
妙な事情から、クラッシックのシンフォニー、

ニューヨーク・フィルは言うに及ばず、
LAからボストンからクリーブランドから、
ロンドン・フィルからベルリン・フィルから、ウィーン・フィルから

そんな世界の音楽の正真正銘の最高峰、
なんてものを、時として、無理矢理に、見させられる、
そんな栄誉に預かることが多い。

ただそう、元々からしてクラッシックな素養のないゲトー生まれ育ちの俺。
今更ながら、その世界最高峰というやつらが、
いったいなにが、どう、凄いのか、さっぱりなんとも判りまセブン。

なんてことを、クラッシク・マニアの友人に漏らしたら、

ああ、あなたは本当にお幸せな人。

アラン・ギルバートと、グスターボ・ドゥダメルと、
リッカルド・ムーティと、サイモン・ラトルと、
そんな世界の選りすぐりの大巨匠、
天才の中の天才、正真正銘の世界文化遺産、
そんな人たち、以外を、見たことがない、から、
何がどうすごいのか、判らない、と。

それはね、
いつも最高級のお寿司しか食べたことがないから、
いったいこのお寿司が、どれだけ美味しいのか、
比較の対象がなくて判断することができません、
そう言っているのと同じこと。

なので、一回でも良いわ、
そのあたりにあるどうでも良いなんちゃって寿司屋をつまみ食い、
つまりはそう、
素人とは言わなくても、
ちょっとマイナーな交響楽団の音、
聴いてみてください。

もうまさに、その違いに唖然呆然、
きっと、世の中にこんな退屈且つ、
ひどい演奏があったのかって、
そう思った時、初めて、
あの世界屈指の大指揮者たちの、
その偉大さが身に沁みて判ることになるのだから。

ってこたぁつまり、
最高級ばかりではなく、
たまにはそれをダウングレードしてみろ、と。

そう、そういうこと。
それが本物の凄さに気づく、一番の近道。
きっと、驚くわよ。
本当に、その歴然とした差、
凄まじいものがあるんだから。

という訳で、行ってみた、
そのどうしようもない、と言われる、
その友人の参加する交響楽団の、その練習風景。

結果は、もう、ははは、と、正直、耳が腐るどころか、
ここだけの話、失笑に失笑を押し隠そうとせんがために、
思わず身体中にヒキツケを起こしそうになった、
そんな苦行にも似たクラッシック鑑賞。

そう、良い意味でも、悪い意味でも、
経験こそは人生の深み、その賜物。

最高の経験も財産ならば、
その逆に、最悪の経験ってのも、
言ってみれば貴重な財産。
その振り幅の大きさと、バリエーションこそが、
生きる歓び、人間の器、そのものだろう、と。

という訳で、なにが言いたいか?




はい、という訳で、なにが言いたいか、

そう、それこそはまさに、ベビーメタルを知って以来、
俺の、そしてあなたの身に、いまこうして、実際に起こっていること。

ベビーメタルを知って以来、世界中の女が野獣に見えてしまい、
そして、そう、ベビーメタル以外の音楽が、
まったくちゃんちゃらおかしくて聴いてられなくなってしまった。

それってつまり、どういうこと?

それってつまり・・・

そう、ベビーメタル
その世界最高峰、どころか、音楽史上、最高傑作、その珠玉の核心、
そんなバンドが、まさか日本、なんてところから飛び出してしまった、そんな事情から、
いつの間にかそれがあまりにも普通に成りすぎてしまって、
その、ありがたみが、その、御威光の本当のすばらしさが、
ともすると、なんとなく、曖昧になってしまった、そんな感じを言うのではないのか。

ただ、そう、いま俺達の身に起こっていること。

一度こんな、世界最高峰の、音楽史上の最高の中の最高傑作、
そんなものに身近に触れてしまったが最後、それ以外のものが、
まったく、受け付けなくなってしまう。

そうなんだよ、ベビーメタルこそは、
その、世界最高峰の、音楽史上、稀に見る最高傑作。

そんな神憑りなまでに壮絶素晴らしい人達を、我らが、と思うことのできるこの幸せ。

思い知ったか、と。

そういうこと、な訳なんだろ、と。

はい、いま俺たちに起こってること、
それこそが、ベビーメタルの偉大さの、そのなによりの証拠、なんだよ。

幸せだろ、そう、俺たちは世界で一番贅沢な人々。

なんてたって、このベビーメタル。
世界最高峰の、音楽史上、稀に見る最高傑作、なんて人たち、
その奇跡の軌跡を、目の当たりにした、そんなとんでもない幸せ者、なんだぜ。

どうだ、判ったか、と、ほくそ笑む、コバめたるの姿、
そんなチーム・ベビーメタルの悪戯顔が、目に浮かぶようじゃねえか。

ただ、見ててご覧、あのドラム。

一回、一回、ステージを経るごとに、
無駄なおかずが減り、耳障りなシンバルが消え、
スネアに骨が入り、バスドラが抜け初め、
とっちらかっていたリズムがまとまり、ビートが固まり、

そしてそう、今日のラーレイ、
あの、アワダマの耳障りなスネア、あれさえ抜かせば、
もう十分に、リズムを支え初めてるじゃないか。

後はただちょっとした思考の転換、
このドラムンベース、これをこの音量でやるのはちょっと無理、
だったら、ちょっと音数を減らしてみようか、
あるいはひとつタムを入れてのコンビネーション、
だったら、思い切りスネアをカットして、むしろ、タイトなエイトビートで、
そんなそんなちょっとしたアイデアが、突如の神降ろしのジャストフィト、
それが引き金となってすべてが大化け、
そんなことが実際に起こりうるのが音楽のマジック。

そう、ライブは、そして、音楽は、生もの。
それはミュージシャン同士の、そして時として、神様との対話。

そしてベビーメタルだ、
あの超絶壮絶なる錐揉みビート、神降ろしの権化たるすぅめたる。

一度でもあの、すぅめたるのオーラの中に包まれたが最後、
一挙に吹き飛ばされてはエアポケット。
錐揉み状態の中で我を忘れながら、
ふと気がつけば台風の目。
怒涛の中の静寂。
赤く燃え上がる狂乱の坩堝に浮かぶ、
一点のグリーンスポット。
その至福に満ちた狂気の焦点。

ベビーメタルの狐憑き、その憑依体験が、
いったいいつこのドラマーの方の身に起こることになるのか
その時はもう、この方も立派な狐憑き仲間のチーム・ベビーメタル。

ウエルカム トゥ ベビーメタル!


最低の最悪、ドブの底であった初日のライブから、
遂には世界の最高峰、
狐憑きの権化たる錐揉みのエアポケットの渦中へ、

ひとりの糞ドラマーの、
その成長の過程、そのもの。
その旅立ちから、その開眼から、
その解脱の瞬間までを、
俺達はこの目で、疑似体験できる、
という奴なんだぜ。

これぞベビーメタル・マジック。

ベビーメタルという強烈な吸引力を持つ超ド級の大型台風が、
そこに関わるすべての人々を、
壮絶な嵐の中に巻き込んでは離さない。

という訳で、はい、賭けても良い、
このドラマーの方、なんの問題もない、
全然だいじょうぶ。

その開眼の瞬間、
このいたいけな新米ドラマーがお狐様に憑依される、
その神憑りの刻がいったいいつ、
どこでどんな形でもたらされるのか、

Only the Fox god knows.

その珠玉の瞬間を、
トトカルチョでもやりながら、
ワクワクどきどきで待とうではないか。

という訳で、我らベビーメタル。

この世界最高峰の、
音楽史上の最高の中の最高傑作の、
超絶かわいい、ラブラブ・パワーの三姫たち。

今更ながら、その一挙一動に、
ハラハラ・どきどき、そのしどうし。
ただそれが、この地球最上級のドラマ。
そして何を隠そう俺たち自身が、
そんなドラマの大切な脇役のひとりなんだぜ。

そんな壮大なドラマを、リアルタイムの体験者であることの幸せを、
思い切り、噛み締めようぜ。

という訳で、その狐憑きのトトカルチョ、
俺の予想では・・・

次のシャルロットの公演までにアワダマを矯正し、
次の次、コロンビアのコロニアル・アリーナで開眼を果たし、
で、その週末の、リルラックのベライゾン・アリーナ、
土曜日の乱痴気騒ぎのイケイケの中で、
と、と、と、とてつもないステージ、
ベビーメタル名物の神憑りのエアポケット、
その瞬間って奴をまざまざとご体験。
その後、ツアー後半戦はまさに無敵感覚。
FOXGODの化身たるすぅめたるのオーラの中に、
どっぷりと包み込まれた筋金入りの狐憑き野郎、
その権化。

いやあ、このドラマーの人が羨ましい。
あまりにもう羨まし過ぎて涙が出そうだ。

そして俺達はまさに、この超絶的なドラマの生き証人として、
その始まりから終わりまでを、まざまざと疑似体験することになる。

これぞ、ベビーメタル・マジック、
まさに、FOXGOD、その魔力の真理。

楽しみだな、だろ??楽しみだろ?

という訳で、いやはや、
このいきなりの、寝耳にみみずのダウングレード、
思わずブチ切れて、あることないこと、
時として罵倒の限りを尽くして来たわけだが、

ここに来て、なぬ?これ、つまりはそういうこと?

なんか、またまたすっかりと、コバメタル、

コバさんの策略に嵌められた、
その最低且つ最高極上のプレゼント、
そんな気がしてならないこのたびの全米ツアー。

もしかするともしかして、
まさにロック史上に刻まれる、
とととんでもなく感動的な瞬間を、
俺達はいま目の当たりしようとしている、
そういうことなんだね。

いやはや、コバさん、今回は、今回かぎりは、
まったくもって、参った、参った、参り尽くしました、でごじゃりまする。

あなたが居てくれる限り、ベビーメタルは安泰だ。

ベビーメタルの神話、その新たなエピソードが、
またこうして刻まれていく、
俺達のこの、七転八倒の狂騒とともに・・・

おあとがよろしいようで、身体だけは大事にしてください。






  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

月別アーカイブ

検索フォーム