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OMG!! BABYMETAL千秋楽・マイアミAAアリーナ ~ 世界の頂点に3-2-1

Posted by 高見鈴虫 on 30.2017 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
ぬぉっ!これは夢か現か幻か。

なんとなんと、神バンドが8人。
それはまさに、分身の術、ならぬ、増殖の妙。

たこ坊主のベースが二人、気の触れたギターが三人、
明らかにサイズの合わない、まるでゴリラが三輪車に跨るような、
あのやたらと図体のでかい糞ドラムと、その付添の看護人。

で、いったいなんですか、あの、ひとり、らっぱ、を持って立ちつくす、
本ちゃんまじの地縛霊のような輩。

いやはや、これではまるで、精神病院の春の大運動会ではごじゃらぬか。

で、で、で、姫様はご無事で?

なに?はしゃいで、おられる、と?

なんとなんと、姫様は、この大騒動の最中に、
これ以上なく、弾けきっては、はしゃぎまわっておられたと。

ん?なぬ?なんと、なにを申すか。

この乱痴気を、企ておった、その張本人が、まさか、姫様?・・・









メイトの諸君、恐れていたことが起こってしまったようである。

そら、言ったとおりだろう。
やはり俺様の予想は正しかった。
そう、俺にはこうなることが判っていた。
判っていたからこそ、ああしてくどくどくどくどと、
れっちりなんていうチンピラ連中、
あれほどまで、お気をつけなされ、と、
細々駒独楽と、しつこく申し上げていた筈である。

いやはや、このレッチリ連中め。
この卑劣なド下手のくそやろー、
そんな世界最低最悪のちんどん屋連中が、
よりによって、我らが姫様のその千秋楽、
その最後の最後になって乱入を企てては、
我ら日本が誇る史上最強最凶最高のベビーメタル、
その素晴らしきステージを、
これでもかと、撹乱しくさってからに。

よりによって、ドラムに至っては、
すっかりそのつもりになっては、
その唯一絶対のドラム席の座で、
これでもかとドヤ顏を晒す始末。

いやいやいや、
これまで妙におとなしくしていたかと思っておったが、
まさか、最後の最後になってこんなことを。
きゃつらめ、これをしでかすチャンスを、虎視眈々と狙っておったのだな。

いやはや、その噂に聞こえた卑劣漢、
その面目躍如。まんまと喰らわされたと。

ただただ、姫様はご立派でおられた。

これだけの大騒ぎの中でも凛として動ぜず、
まさに、お見事にも、その歌声、一切の揺らぎも見せず、
どころか、ここまでキャンキャンと、弾けきっておるそのお姿、
不埒と言えば不埒、お調子者、と言えばお調子者、でありながら、
いやはやそのパフォーマンス、普段に輪をかけて凄いこと凄いこと。

まさに、危機に強いベビーメタル、
ここ一番の大勝負になると、これでもかとばかりにパワーを増幅する、
まさににまさに、ベビーメタルの面目躍如、そのもの。

これぞまさに、怪我の功名、
いやはや、これこそまさに、歴史的瞬間、という奴でござろうか。

ただ、うーん、このチャドメタル。

その噂に聞こえた糞ドラム。

ドラムの良し悪しどころか、
まさに、無茶苦茶、ただのお祭太鼓ではないか。

前乗りだ後乗りだ、走るだもたるだ、
スネアのタイミングが、シンバルの打ち方が、
とか、とか、とか、
あれほど口を酸っぱくして言っておいたのに。
それもそれも、この晴れ舞台に、
よりによって、構成を間違えおってからに・・・

おい、おい、おい、そこは、そこは、違うだろ。
そこはスネアがONのツービート、こまねち!
で、そこのおかず、そこはそうじゃなくて、
で、なんだよ、このシンバル、そしてバスドラ、
なにもかもが、無茶苦茶ではないか。

ただ・・・ うーん、ただ・・ただ、ただ・・

このステージ、こう言ってはなんだが、無茶苦茶、面白い・・・

我が親愛なるドラムオタの諸君、
そして、ベビーメタル・メイトの徒花、
偏屈者の糞おやじたる、バンドヲタの皆々様。

度重なる悲報でござる。

今回のUSツアー、
一度ならずや二度までも、この悲報に次ぐ悲報。
そして今度という今度は、完全に、完璧なまでに、我らの完敗である。

そう、やはり悔しいかな、我愚妻の暴言が正しかったようなのである。

ドラムなんて、世界のほとんど全ての人たちにとっては、まったくどうでも良いこと、

その愚劣の極みのような大暴言が、図らずも、このような形で立証されてしまおうとは。

つまりはなにか、騒げれば良いと、面白ければ良いと、
つまりはそう、ロックのその最大にして最高の魅力、
そのパワーの源とは、まさに、祭典、である、と。

つまりはまあ、騒げればいいんじゃない、楽しければ良いわけでさ、の、
つまりは、ロックは馬鹿騒ぎである、と、北極南極東京特許許可局、
つまりはそういうこと、なのか?

ただまあ、そう、この映像を見る限り、つまりはそういうこと、

つまりは、技が、美が、心意気が、魂が、とどれだけ並べても、
その目的としているものは、
伝統芸能の神業的技法による神降ろし的な異次元空間をご堪能、
などではなく、まさに、祝祭、その爆発。

その祝祭的空間における、これでもかの乱痴気馬鹿騒ぎ、
つまりは、北極南極、それに尽きる、と。

ただまあ、どれだけの屁理屈を並べても、
この映像、このぐうの音もでないほどに弾けきったこの光景。

まさにそう、お祭り、その楽しさ、ロックって結局、それに尽きる、と。



という訳で、皆々様、本当にまったくもってどうも、お疲れ様でした。

今回という今回は、ちょっと、そう、結果的に、これ以上無く無駄な気苦労、
ではあったが、いやはや、本当に色々あったよね、と。

で、まあ、そう、そう言ってしまえば、
ベビーメタルという存在を知ってから、

本当に本当に、色々色々と、本当に次から次へとこれでもかと、
色々なことがあるよな、と。

で、我らがベビーメタル、
本当に本当に、色々なことがあるけど、
見ろよこれ、この、レッチリとの大乱痴気騒ぎ、
結局はそう、こういった形で、すべての老婆心が、水の泡、どころか、
想像もつかなかったような昇華を経ては、
これ以上無いほどにまで、倍返しも倍返!

とてつもない大成功の元にすべてが丸く収まっては、収まりきらずにツナミ・エフェクト。

今更ながら、これこそが、ベビーメタル。

飛ぶ鳥を落とす勢い、とはよく言うが、まさに、超ド級の巨大台風のように、
すべての人々を、たちまちのうちに吹き飛ばし巻き込んでは、空高くへと舞い上げる、
まさに超ド級、怪物クラスの、ベビーメタル・タイフーンである。

そして改めてこの瞬間に、一緒になって大騒ぎ、どころか、
思わず涙腺を潤ませながら、
どこか、ふっと、胸の内に吹き込む爽風。
腹の底から、長い長い溜息が零れ落ちては、一言。

日本のロックが、ついについに、ここまで来たのだな、と。

そんな一種の祭りの後、あるいは、ちょっとした達成感のような、
そんな、安堵感にも似た脱力を感じてしまう、そんな気持ち、
古くからのロックおたくの方々であれば、きっと、ご共有頂ける筈である。



嘗ては、遠い憧れでしかなかった、海外の、ロックという文化。

その、象徴的なまでの、ひとつのアイコンが、いまこうして、
我らがベビーメタルとともに、一つのステージにある、
そのステージで、あられもないぐらいにまで弾けきってははしゃぎまわって、
その光景のあまりの不思議。
その、あまりにも信じられないその映像。

そう、ロックに憧れ、ロックを気取り、ロックを求め続けては、
日本という国のあの閉鎖性と、
そして、ロック本国におけるそのあまりの強大な存在を前に、
絶望的な抵抗を続けてきた、
この日本のロックという潰えることなき情熱、あるいは怨念。。

その長きに渡る葛藤が、いまこうして、一つの結実を迎えた。

いやあ、このベビーメタルとレッチリの共演、その姿。

まさに、その象徴的な光景である、と。

ただ、まあそう、前座だしさ。
それも、レッチリなんていう、出がらしの糞バンドの、
地方巡業のドサ回りの客寄せパンダ、
良いように出汁にされては余興代わりに引っ張りまわされた、
ただそれだけの出来事、と言えばその通り。

ではあるのだろうが、

ただ、そう、俺たち日本のロック野郎、その末席を担ってきた自負のある、
そんなイニシエのロック野郎たちにとって、

このマイアミ・ギミチョコのたかが五分足らずのお祭り騒ぎにも、

実は実は、これ以上無いほどの、とてつもなく重い意味があるんだぜ、と。

そう、この象徴的な光景こそは、日本のロックが、世界の檜舞台、
その中心の核心の、そのあまりにも遠かった栄光の座に、
ついについにタッチができた、その瞬間なのだから。

そしてこの瞬間、
またしても、要らぬ老婆心がむくむくと頭を擡げ始めるのを感じながらも、

そう、このレッチリと、ベビーメタルの共演、その象徴的な映像。

この強烈な映像が、今後これでもか、と世界中の動画サイトに拡散を続けては、

あの、ソニスフィアでの奇跡の大逆転映像から、
あの、ロブ・ハルフォードとの大共演から、
そして、この、レッチリとの、一大乱痴気騒ぎの光景からが、
たちまちのうちに世界を駆け巡り、

そしてそう、今回のUSツアーの象徴的な光景であるところの、
あの、KARATEの、星屑の渓谷と相成って、

可愛くて楽しくて、そして、例えようもないぐらいに美しいベビーメタル、
そのイメージが、世界中に知れ渡っていく筈である。

そう、ベビーメタルは確実にジェットストリームに乗ったのだ。

もう、アイドルだ、メタルだ、あるいは、日本の、東洋の、
そんなこれまでのすべての肩書がちゃんちゃら可笑しく思えるほどに、

世界のロックの殿堂の中に、確固たる地位を築き初めた、そのなによりの証である。

いやあ、今回のこのマイアミ・AAアリーナにおける千秋楽、
そのあまりにも絶対的なまでに圧倒的な光景を目の当たりにして、
普段の軽率な大口も、
あるいは、ともすれば大本営発表的なまでに大袈裟な謳い文句も、
まったく浮かんでこない。

まさにこれは、唖然呆然、どころか、ただただ、絶句、である。

ベビーメタルはすでに、そんなちびた喧伝など、なにも必要としないぐらいにまで、
世界に向けてその存在を知らしめたのである。

そして祭りの後、普段着であるスポーツウエアに着替えた三姫を連れたコバメタルが、
西34丁目の末期的な雑踏の中、開演前のマジソン・スクエア・ガーデン、
今宵の興行の大段幕の下がるその巨大な側壁を見上げながら、

ここが、世界のロックの、その中心なんだよ。
どうだ、ここでやってみるかい?

もちろん、と三姫は答えるに決っている。

もちろん、できるよ。
このマジソン・スクエア・ガーデンを、連日に超満員、
このマンハッタンの空高く、BABYMETAL その大段幕が翻る姿。
まざまざと目に浮かぶようじゃない?

そう、その日こそが、ベビーメタルが世界の頂点に立つ日。

これまでの日本のロック、
あるいは、日本エンターテイメントの誰一人として到達できなかった、
ここマジソン・スクエア・ガーデンにおける単独公演のソールドアウトショー。

ベビーメタルはいま、その世界の頂点に、
確実にがっちりと、その両手がかかったのである。

改めて今回のレッチリのUSツアー、
まさに、世界の頂点への確固たる足がかり。

果ては、東京ドームならぬ、ジャイアント・スタジアム、
そして、グラミー賞から、スーパー・ボウル・ハーフタイム・ショー。

日本のロックが世界の頂点に輝く、その光景を、この目でみるまでは、
こんなところでコケている訳には行かない、
そんな静かな闘志を滾らせるメイト達。

ベビーメタルの与えてくれたこと、
そして、これからのベビーメタルが我々に与えてくれるもの、
まさに、無限大の可能性に満ち満ちている。

改めて、ベビーメタルを知って本当に良かった。
そして、ベビーメタルを好きになって、本当の本当に良かった。

そして諸君、いざ行かん、ベビーメタルと共に。

世界の頂点に向けて、ARE YOU READY!!


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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