Loading…

ベビーメタルが走り抜けた、このアメリカという国。

Posted by 高見鈴虫 on 02.2017 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments

ベビーメタルのUSツアー、いやあ、感動的でしたよね。

実は今だから言えることなのですが、
始まる前は、いったいどうなることやら。
アメリカの田舎の保守性は、出張に行くたびに骨身に染みてまして、
で、そう、中には妙な奴もいるにはいる。

ただ今回はレッチリですからね。
そう、レッチリのファン、良いひとたちでしょ?
ってか、そう、ウィアードなものを、面白がる、
そういう、シャレのセンスがある奴ら、

あるいは、そう、つまりは、あのレッチリ魂、

なにはなくとも、ロック、そのスピリッツ、そのもの、と。

で、そんなレッチリの前座に登場したベビーメタル。

日本から来た、とは言うものの、こちらの方々に取っては、
日本も中国もベトナムも、おんなじ、なんて人が凄く多いから、

ともすれば、今や全米中で沸々と煮えたぎっている反虫感情、

そんなものに油を注いでは、妙なとばっちりを受けたりしないか、
そんなことを考えてみなかった訳でもなく、
この寅ンプの時代、
そう、あのメタリカの時と同じく、
なんか、三姫を人質に取られている、
そんな気さえしていた訳で。

ただ、蓋を開けてみれば、この大盛況。

この東洋からやってきた、
まるっきり訳の判らない人々、
そんな異物感満載な人々を、
手放しに受け止めては、
良いものは良い!凄く楽しかった!
と、絶賛を尽くす、そんな無邪気なアメリカ人。

はは、そう、ですね、確かに。
俺もこういう奴らに囲まれているから、
なんだかんだと文句ばかり言いながらも、
なんだかんだと生き延びて来られた、
それもそういう理由なのかも知れない。

そしてベビーメタル、このアメリカ人たちをまさに、ぶっ飛ばした、その快挙。

はい、アメリカ人、馬鹿の頑固者揃いですからね。

ただ、一度受け入れて、好き、となったら、まさに真実一路。
地獄の底まで、ベビーメタル DEATH、そんな輩が、わんさかわんさ、
増殖を続けていると思います。

改めて、今回のこのUSツアー、まさに大成功の大成功!

そうこなくっちゃベビーメタル、そして、それでこそベビーメタル DEATH!

まさに、ベビーメタル最強伝説、
その面目躍如の大感動ツアーであったかと。




という訳で、はい、コメント頂きました方。

今回のこのベビーメタルのUSツアーに感動しては、
お職を辞されて、アメリカにいらっしゃるご決心がついた、と。
大学院に入り直して、MBA取得、ですか?

見上げた根性、じゃなかった、はい、心から応援申し上げます。

なんだかんだ言って、この国の奴ら、少なくとも俺の周りの奴らは、凄く良い奴らばかりです。

馬鹿と言ったら馬鹿、大味、と言ったら大味、
デリカシーの欠片もない、と言ったらなさすぎなのですが、
裏を返せば、俺は俺で、
思い切り馬鹿のままで、思い切りアバウトで、思い切りデリカシーなく好き勝手にすごせる、
そういう気楽さもありますってか、
それこそがアメリカの良いところのすべて。

ただ、そう、この国の基本は、DO IT YOURSELF。
すべて自力でなんとかする、それこそが基本。

ただ、すべて自力でなんとかする、
その覚悟が固まった時になって初めて、
周りのアメリカ人が一挙に心を開いては、
気に入った、よし、力になってやる、
と、余計なおせっかいにしゃしゃり出てくる、
まあそう、そういう国です。
-> アメリカ社会にだってイジメはある

ただ、そう、仰る通りですね。
片親の子どもたちは、他の子達に悪影響を及ぼすから隔離すべき、やら、
そんなシングルマザーの子どもたちを支援しようとする先生たちに、
余計なことをするな、と圧力をかける、そんな人々の中で消耗戦を続けるよりは、

お前らも早く大きくなってアメリカに来い、先生は待ってるぞ、とやってしまった方が、
少なくとも子どもたちに、夢を与えてやることができるか、と。

ご存知のように俺はそう、こういう人なので、
ー>「貧乏に生まれたガキへ ~ 普通にやっていても一生ろくなことはねえぞ」
一般の常識人、ともすれば教育者の方々にとっては悪夢も悪夢。まさに敵同士。
思わず眉を潜められて唾棄される、その筆頭である訳なのですが、
そんな絵に描いたようなどうしようもなかった俺に、
おまえ、どうせロックやるなら、思い切りやれ。
そしていつか、マジソンスクエアでやってみろ、
先生は必ず観に行ってやる、
と、そんなことを言ってくれたのも、
まあそれはもしかしたら思い切りの皮肉だったのかもしれませんが、
そんな恩師のひとりの方でした。

そしていまも思います、
思わず、F☆CK YOU と中指を立てた俺に、は?それなに?
と聞き返した英語教師。
20年も英語の教師で飯を食いながら、
生まれて一度も、アメリカに行ったこともなければ、ガイジンと話したことさえなかった、
そんな教師の話でも、いやあ、もうちょっとまともに聞いていればよかったかな、なんてことを、
まさかこの俺が、思うことになるとは思わなかった・笑

ただ、そう思えたのも、経験と言えば経験。
ここアメリカに来ることができて、初めて、だったのでしょうが。

という訳で、はい、もはやアメリカしか知らない俺が言うのもなんですが、
アメリカ、なんだかんだ言って、良いところ、です。

アメリカにはまだ、TRY AND ERROR を、尊ぶ気風が残っています。

人間、失敗して当然。失敗すれば当然コケる。コケてもまた立ち上がれば良い。
立ち上ろうとする人間を、あるいは、挑戦をする人間を、みんなで支援しよう。
そのパイオニア・スピリッツ、あるいは、フロンティア精神というか、
見果てぬ大地を幌馬車で西へ西へと向かった、あの無謀な開拓団、
その精神が、建前だけ、とは良く言われますが、
いまだに脈々と受け継がれていると思います。

という訳で、減点法と出る杭は打たれると、
そして、とんとんとんからりんの凶暴罪的密告社会、
そんな環境を、息苦しい、とお思いであるのなら、
あらためて、苦労を買ってでも背負い込む、その意気があるのなら、
はい、心から応援申し上げます。

苦労と、ストレスの違いを知ってる?
苦労には、未来がある。その先の展開がある。
ストレスには、それがない。
ただ、そのストレスを、自分を鍛えるための訓練と思えるのなら、
それはストレスではなく、苦労。明日へのための、トレーニング。
そう、挑戦を続けましょう。飽くなき挑戦を。

アメリカはそういう国です。
そんなアメリカだと信じて、俺はスター・スパングルド・バナーには、
起立して、胸に腕を掲げます。

君が代を、パンクロックで演って、これ見よがしに中指を突き立てていた、
そんな俺が、ここアメリカは、心の底から愛着を感じることのできた、
初めての国、かもしれません。
そしてこの国、実はそんな奴ら、ばかりです。
-> アメリカをアメリカたらしめているもの ~ バルベイドス移民のリアーナがアメリカを歌う意味

あなたのフロンティアを、その挑戦を、心から応援申し上げます。
そして挫けそうになった時、そう、ベビーメタル、DEATH!
異国でひとりになった時、胸に染みますよ、ベビーメタルのあの姿。

負けてられねえ、ベビーメタルだ!
-> BABYMETAL 2014年ソニスフィア ~ ベビーメタルを知ってから、俺は泣いてばかりいる

そして、神バンド、そう、俺は、サムライの子孫だ!
ー> BABYMETALの真髄とは、武士道とみつけたり!

そう今更ながら、俺自身、ベビーメタルのあの姿に、
いったいどれだけ勇気づけられたことか。
-> BABYMETAL O2 ARENA ~ 改めて アウェイこそがベビーメタルの原点なのか

日本の方にしか判らないベビーメタルがあれば、
そして、海外で、たったひとりで七転八倒を続ける、
そういう人間にしか理解できない、
ベビーメタルのまた別の魅力があると思います。

それに気づくためにも、たった一人でアメリカに挑戦、
はい、大いに価値のあることだと思います。

がんばってください。俺もがんばります。

合言葉はもちろん、ベビーメタル DEATH!



  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

月別アーカイブ

検索フォーム