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キツネの神様にもう一つのお願い ~ 錦織圭にあなたのお力を・・

Posted by 高見鈴虫 on 07.2017 テニスねた   0 comments
へえ、あの錦織圭が、ラケットをへし折った?
ああ、ははは、いやあ、悪い、実は観てねえんだよ、
今回のフレンチ・オープン。

ってのも、かみさんが、テニス・チャンネルをキャンセルしやがってさ。
だって、フェデラもでないし、ジョコはあんなだし、
なのでどうせ、ラファが勝つのは目に見えてるし、
という訳で、日々、ローラン・ギャロスのWEBページで、
ちこちことリフレッシュリフレッシュ、
そのスコアだけ追いかけるだけ、だったのだが。

で?ああ、錦織が、ラケットをへし折ったのか。
へえ、そして、笑い。

で、それの、なにが問題?

ってか、ラケット、折るよ、普通・笑
俺も折ったしさ、
折った後になって、死ぬほど後悔したけどさ、もちろん。
でもね、
そう、テニスってやっぱ、メンタルのスポーツだしさ。
上手くいかない時とか、すっげええイライラするしさ。
ってか、
テニスやってる奴なら、それぐらいのこと、
誰でも判るだろ、と。

なので、ラケットへし折る、ぐらいでリフレッシュできるのなら、
それはそれで、良いんじゃね?とは思うよ。
お金があるんなら、の話だけどさ・笑

で、それの、なにが、問題なわけ?

改めて、それにピーチクパーチク囀っている方々、
あのさ、なにか、思い違いしてねえか?と。

これは勝負事、なんだぜ。
つまりは、戦いに勝つ、それこそが、至上目的。

試合中にラケット折ったの、なんのと、
そんなことであーだこーだ言っている方々、
あのなあ、と。

そんな、ちーちーぱっぱの教育的指導、
力の限りせーせーどーどーとやれば、負けても悔い無し、
なんていう、こーこーきゅーじ、なんて世界とは、訳がちがうんだぜ、と。

しかもテニス、一対一のガチンコ勝負。
おまけに、判定、なんていう茶番もなく、
つまりは、なにからなにまでが「自己責任」の土壇場。

そんなところで、どれだけ礼儀正しく紳士的な態度、
なんてものをご披露頂いたところで、
そもそも、試合に負けちゃ、しょうがねえんだよ。

なので、錦織がラケットを折った、なんてことよりも、
試合に勝った、良し!OK!

それ以上、なにが必要だよ、と。






そう、テニスであれ、なんであれ、
これは勝負事。
それも、世界を相手にした、孤立無援の、
絶体絶命の土壇場勝負、
その勝負が、どれだけ過酷なことなのか、
それを忘れてはいませんか?と。

それが勝負事、であるかぎりは、
そこでなにがあったとしても、負けちゃおしめえ、なんだよ。

まあ、なにをやっても勝ちさえすれば良い、って言っちゃうと語弊があるだろうが、
なにをやっても、負けちゃあおしめえ、ってことだけは確か、なんぢゃね?

その辺りの、厳しさが、教育的指導とスポーツを、あるいはそれに世間体、
なんてことまでを一緒くたにしちまう人々には、
よく判らないところ、なのだろうが、

ただ、たいていの場合、
試合中にラケットをへし折った奴は、ろくな試合ができない。
つまりはそんな試合は、大抵、負ける。
だって、調子が良かったらわざわざラケットなんてへし折らねえだろ?
つまりは、今日の俺は調子が悪い、と、自分から白状しちまっているようなもの。
それさえにも気づけないほどにまで、調子が悪い、
つまりは勝手にどツボに嵌っている、その明らかな証明な訳で、
そんなことをわざわざ暴露してしまったら、
そこれこそ相手の思う壺。
うっし、もっともっとイライラさせてやろうか、と、
ますます好き放題におちょくられ続ける、
そんなこと目に見えているだろうが、と。

なので、
当の錦織にしたところで、
今更誰に言われなくたってそれぐらいのことは判っている訳で、
それをわざわざ、ド素人が外野からゴタゴタ言うことじゃねえんじゃね?

で、なに?ゴタゴタ言ってる人々、なにが言いたかったの?
試合後の錦織をわざわざ断首台の上に引っ張り出して、
ラケットを折ってごめんなさい、とか、そういうことを言ってほしかったの?
で、それを錦織に言わせて、いったいどうしたかったの?
その辺りの外野の方々の思考回路が、まったく読めないんだけど、
いったいなんなんだこいつら、と。

改めてまさか、この謝罪会見、とかやったの?
まさかだろ。
あのなあ、大会中の大切な時間に、そんなことをやらされて、
あるいは、外野からのそんなヨタ記事つきつけられて、
いったい選手がどんな心理状態に陥るのか、
それが、次の死闘を勝ち抜くための、なんの糧になるのか、ならないのか、
そういうこととか、考えているのでしょうか?と。

そう、繰り返すが、
俺は、どんなに品行方正で紳士的貴族的な選手であっても、
負けたらおしまいなんだよ、という姿勢は、崩すつもりはまったくない。

逆に、どんな悪態をつき続けても、最後の最後の勝負どころで、
えいやあ、と火事場の不良馬鹿根性で、相手をねじ伏せる、
そんなマッケンローのような選手に対する偏愛もあって、

故に、ラケットをへし折ったぐらいがなんなんだ、
ただ、試合じゃ負けるなよ、それぐらいの侠気があって、
初めて、と思っているがどうだろうか。

などということを、かみさんの前でぶっこいたところ・・・

えええ、圭くん、ラケット折っちゃったの?試合中に?
ああ、そりゃダメだ、と、いきなりのダメ出し。

でも試合には勝ったんだぜ。勝てば官軍、知ったことじゃねえよ、
という俺に、あんた、相変わらずばっかよねえ、と、薄ら笑い。

つまりさあ、そのごめんなさいって言って欲しいのは、スポンサーに対して、でしょ?

スポンサー?

そう、スポンサー。
錦織の為に、広告宣伝費を捻出してくれている、コーポレート・スポンサー。

その、コーポレート・スポンサーってのが今更なんだってんだよ。

だから、広告ってことは、つまりはイメージ戦略、な訳でしょ?
そのイメージを壊されるっていうのが、一番困るんじゃない?そのスポンサーさんには。

だからと言って、ラケットは大切に使いましたが試合には負けました、でも良いのかよ。
それこそ本末転倒じゃねえか。

そう、そこが、日本って言う国の妙なところというか。
あなたが良く言っている、笑顔のファシズムって言うの?
日本人の常識って、結局そんなところに行っちゃってるんだって、
あなたがいつも言ってることじゃないの。
つまりは、広告屋さんの作ったCMのイメージそのままに、
誰もが丸く収まって日々穏便に波風立てずに、それこそが至上目的。
そういう人たちの中で、そんなCMのイメージを壊すことされちゃうと、
困っちゃうんじゃない?そういう人たちにとっては。

だから、と、思わず声を荒立てる俺。

だから、これはテニス、な訳だろ?
つまりは、戦いな訳だろ。
そうやって、ちーちーぱっぱと、平和に穏便にやってましたが、
試合には負けました、じゃ話にならねえって、なぜ誰も思わねえんだ?

そんなことわたしに聞かないでよ。
つまりは、もしも圭くんにわざわざそういうことを言って欲しいって人たちがいるとしたら、
試合には負けても良いから、波風だけは困ります、と、
そういう人たちなんじゃないの?
よく知らないけど。

思わず、目の前をテーブルをひっくり返しそうになった。

そう、いま俺の手に、ラケットが握られていたとしたら、
それこそ、地面に叩きつけて、どころか、
そんなことを言っている奴ら、広告屋からヒョーロンカからマスゴミどもから、
完膚なきまでにブチのめしたい、そんな気さえしていたものである。

そんなことでは、そんなことだから、世界での勝負に勝てない、それが、なぜ、判らないんだよ。
何から何までうちわ事情ばかりの引き篭もりの内向性、
世界を相手にたった独りでタイマンを張る気もねえ奴が、
横からガタガタ、聞いたような口を挟むんじゃねえ。

でもさ、ラケット折らなくたって、勝つ人は勝つ訳でしょ。
そもそも、試合中にラケット折るような人にはグランドスラムは取れないって、
誰だって判っている筈じゃないの。

でも・・フェデラだって折ったぜ、ラケット・・

あの時、あなた、半べそかいてたじゃないの。俺のフェデラが、終わってしまった、って。

そんなことあったか?

そうよ、わたしだって悲しいわよ。そんな圭くんの自暴自棄な姿を見せられたら。
だって、
ラケットを折るのは自傷行為。自滅の証明、
でしょ?
テニスを好きな人は、誰だって、試合の前の日に、ラケットを抱きしめて寝たりとか、
そんな経験があるんじゃない?
そんなラケットを怒りにかられて壊しちゃうなんて、自分で自分自身を傷つけている、
そういうこと、なんじゃない?
そんな姿、誰も見たくないし、そんな姿、誰にも見せたくないし、
それになにより、圭くん自身が、一番ダメージを受けていると思うのよ。

だったら?だったらどうすればよかったんだ?

だから、頑張ってって。みんなそれが言いたい訳でしょ?
だったら、そう言うべきなんじゃない?
みっともないだ、恥を晒しただ、スポンサーの顔色の、
イメージを壊しただ、視聴者受けが悪いだ、
そんなことばかりで回ってるから、本末転倒になるのであって、
みんな、一番の希望は、圭くんにがんばって欲しい、
そのことなんだから。
だから、みんなで、圭くん、がんばってくださいって、その祈りを届ければ良いのよ。
それ以外に、なにが必要なの?

そう、俺にだって判る。
デートの途中に絡んできた酔っぱらいをブチのめしたところで、
かみさんに嫌われてしまっては元も子もないのである。

ん?なにか、妙な例えだったか?

まあ良い、そう、俺が一番望むこと?

決まってるじゃねえか、錦織圭にがんばって欲しい。
そして、いつの日にか、グランド・スラムをその手中に、して欲しい。

青空にたかだかと翻る日の丸、というのも、確かに感動的であろうが、
まあそう、ここはぐっと堪えて、そういう二次的なことは言いっ子なしだ。

俺はただただ、錦織に頑張って欲しい。ただそれだけ、ただそれだけ、なのだ。

身内の方々も、ファンも、スポンサーも、
強いては、その腰巾着の、こーこく屋も、糞メディアも、
そこのところ、そこのところだけは、見誤って欲しくない。

と言う訳で、ラケット折っただなんだ、と、
妙なところでドヤ顔晒すどこぞのひょーろんか、とか、
それを面白がって焚き付ける、どーしようもない糞ゴミの方々、

頼むから、錦織を放っておいてやって欲しい。
そして、頼むから、錦織を温かく、温かく、見守ってやって欲しい。
それぐらいの侠気が、デリカシーが、あっても、よくないか?え?日本の旦那たち。

あのなあ、あんたらがなにを思っているかしらないが、
俺達、日本のテニスファンたちにとっては、
これまでのあの長き長き長き屈辱の歲月を経て、
ついについに、日本人選手がグランドスラムの圏内に入った、
そう、この錦織圭こそは、我らテニスファンの、100年越しの夢、
その結晶なんだぜ。

そこのところを、よーく、考えて欲しいのだが、どうだしょう。



という訳で、今日のアンディ・マリー戦。
最終セット、1-6か。
タイ・ブレイクを落として気力が折れてしまったのだろうが、
まあその気持も判らないではない、のだが・・・

改めて、あの、2014年のUSOPENの錦織の姿。

相手が誰であろうが、観客がどうであろうが、
コンディションがどれだけ過酷であろうが、
そのスコアがどれだけの劣勢であろうが、
まるで、憑かれたように、ボールを追って追って追って追い続ける、
あの、一種、無我夢中、無想無念のあの姿。
あの地獄のような炎天下の中で、心頭を滅却すれば火もまた涼し、
あの境地に入ってこそ初めて、錦織圭が錦織圭足りうる。

その、無心の姿だけは、忘れて欲しくない、
それこそが、錦織圭が世界を取れる、その唯一の可能性、だと思っている。

という訳で、外野も外野、そのずっと外から、またまた余計な口を挟ませて頂ければ、

いま錦織の命運を託せるのは、まさに、ベビーメタルのお狐さま、それ以外にはない!

キツネの神様、またまたお願いがございます。

あの、はい、確かに、ベビーメタルでお忙しいのは重々承知、
で、もちろん、はい、そのとおり、ベビーメタルこそが一押し、
それはもちろん、はい、重々判っているのですが、

あの、できれば、もう一人・・もう一人だけ、
そう、この錦織圭。

この人に、あの、怒涛の狐憑き状態、あの、マジカル・パワーを、
ちょこっとだけでも、恵んでくださる訳には、まいりませんでしょうか?

そう、錦織圭に必要なのは、まさに、あの、ベビーメタルのすぅメタル、
あのまさに、唯一絶対の無想無念の境地の中で、
五秒先の自分が判る、その、超絶な無心の理の境地、
錦織に必要なのは、まさに、あれ、なのである。

錦織圭、ベビーメタルを聴け!
あの、お狐さまの憑依状態、あのマジカルパワーを、
どうかどうか、思い出してくれ!



という訳で、うーん、そうか、つまりはそういうことか、と、
実はそんな気がしていたので、大会中は黙っていたのだが・・・

圭ちゃん、もしかして、どこか痛いのかな。
その痛みを気遣って、どうしても、試合に集中できない、とか、
つまりはそういうこと、なのかな?
ぶっちゃけ、それ、練習のし過ぎ、なんだろうけどさ。
まあああいうキャラのひとだしね。
ああいうキャラだからこそ、ここまで来れたんだろうけど、
あの素直な、素直過ぎるキャラこそが、両刃の剣、ではあるのだが・・

この試練を、錦織圭、及び、チーム・錦織がどうやって乗り越えるのか。

温かく、そして、心からの祈りを込めて、見守って行きたい、と思っている。

行け、錦織! いつの日にか、世界をその手に!



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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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