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青年よ大志を抱け! 金狐たちよベビーメタルたれ!

Posted by 高見鈴虫 on 21.2017 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
そっか、初日の黒狐から一転、赤いキツネではまさに、
会場中を美味しそうな香りがむんむん蒸れ蒸れであったさうな。
ってことは、その会場において、コバメタルはいつたい、どこでなにをしていたのか。
もしやもしやまさかまさかこの老若男女の隔離策は、
もしかしてあのそのこの赤いきつねさんたちをモッシュピットで独り占め?
それがそれがそれが目的であつたのでごじゃるかコバメタル殿、
とは穿った見方であることも百も承知でござるのではあるが、
いやはやはや、羨ましい、羨ましいのは神バンドの面々でごじゃる。
そう言えば、吾輩はどういう訳か昔から、
ことに女性ファンに人気のあるバンドというものには妙に縁が無かった、
のではごじゃるが、
実は実は実は嘗ての遠い昔、当時人気絶頂の頃のオエイシス、
日本語で言うところのオアシスをヌーヨークはローズランドという小箱に観に行った際、
またまた訳もわからずステージの目の前までしゃしゃり出た途端、
遥か英国からの遠征組、そのブリブリブリティッシュなうら若き女性ファンの親衛隊たちに囲まれては、
いきなり壮絶なモッシュの渦に巻き込まれては青色ならぬ桃色吐息。
その耳をつんざく黄色い歓声に両の鼓膜を破られながら、
それがもう右も左も前も後ろも上から下から肉肉肉、肉の横波縦波大嵐。
そのたわわたわわなこれ以上なく柔らかいお肉お肉お肉の圧縮の中で、
揉み揉み揉みしだかれては掻きむしられるだけ掻きむしられ、
いやはや、肉布団とは良く言ったものだわい、と妙なところで関心しながら、
そのバターやらチーズやらジェロやら訳の判らないフルーツ風味のコロンから錠剤から、
つまりはその若きフェロモンの濡れそぼつ汗の中で全身上から下までぐっしゅぐしゅ。
とまあそんなこんなで肝心なるオエイシスがなにをやっていたのか、
さつぱりとなにひとつとしてなにも記憶がなかったのだが、
もしやもしやコバメタル殿、あの赤いキツネの夜には、
まさかまさかそんな地獄ならぬ超極楽的なご経験をされておられたのかどうなのか。
とまあそんなしょうもない妄想に打ちひしがれながら、
いやあ羨ましくも恨めしいのは神バンド殿方。
がしかし、その真相はと言えば、
思わず頭から観客席に飛び込んで、どころか、
もしかしてそれってまさに赤面に赤面を重ねる苦行のような照れくささ、
ではなかったろうかというのは想像に難くなく、
まさに、幾千の若いお嬢様がたの熱い視線に晒されながら、
ともすればまるでステージの上で丸裸にされてしまったような透明感覚。
そんなご経験をされていたとすれば、
それってもしかして、ベビーメタルの三姫方も、
実は実は、あの黒狐の夜においてまつたく似たような状況にあつた筈なので、
うーん、考えれば考えるほどにこの企画、なんともなんとも、
いやはや妙な具合に、その本来のまーけってぃんぐ的な目的から、
ともすれば社会学はおろか生態学生理学的な領域にまで足を踏み入れる、
画期的な企画であつたのではと思うわけなのだが各方はどうお考えになられるのかと。

で、そう、言いたかったのはそういうことではない。




そう、言いたかったのはそんなゲスの極みの戯言ではないのである。
つまり、例の某掲示板に不満タラタラの声の並んでいた黒狐に比べ、
この赤いキツネにおけるこの神々しいまでに清廉な手放しの賞賛の声はいつたいなんだ、と。
つまりはそう、男はいつも理屈っぽくて文句ばかり言っては愚にもつかない知ったかぶりばかり。、
あの某掲示板に羅列されたあのしょうもない戯言の数々こそは、
おさんという生物の醜さのこれ以上無い露呈。
一曲幾らだ?馬鹿も休み休み家、と苦笑いを噛み殺しながら、
改めておさんってさあ、ほんとどうしようもなくも醜い生き物であるやうだな、と。
と、それに引き換え女、それも、うら若き女神の方々は、
まさに、頭の先から爪の先までディフォルト・ポジティブ。
誰がどう考えたって、爺むせえおやじどもに、野太い怒声を浴びるよりは、
良い香りに満ち満ちたディフォルト・ポジティブなイケイケの嬌声に包まれていた方が、
良いに決まっているではないか、と。

ちゅうわけで、なぬ?そんな黄色い歓声の中で、最愛っちが、涙ぐんでいた?
ええええ?つまりは、最愛っち、そっちの毛、ならぬ、気があるのかないのか、
とかそんなことを言うからまたおやじは嫌われる訳なのだが、
でもそれ、なんとなく判るような気もするのであるのである。

つまりは、それ、シンパシーであろう。
つまりは、それ、共感、あるいは、親近感、果ては同属意識という奴であろうか。

だってそうだよな。
ティーンエイジャーなんだぜ。

普段からあの訳の判らないおさんたちが、
いまにも泡を吹かんばかりの不気味な歓声を張り上げては狂喜乱舞する様に、
んだよこいつら、いつたい、なにを考えているんだ、と、思わなかったら嘘であろう。
ってことはもしかして、ベビーメタルの三姫たち、
日夜そんな訳の分からないおさんたちの阿鼻叫喚の狭間で、
まるでステージの上で丸裸にされるような視線に晒されながら、
健気に健気に、神様お願い、私達をお守りください、と、
そんなお心持ちであつたのかなかったのか。

という訳で、改めてこのベビーメタルにおける世代格差、
その特異性に今更ながら妙なこっ恥ずかしさを覚えながら、
とそんな中、蘇る金狼、ならぬ、金狐祭り、でごじゃるか。
つまりは、ティーンエイジャー限定。
つまりは、それなんというか、三姫たちと同世代の若者たち、ばかりの、
言ってみればそれ、まさに、クラス会、ならぬ、同窓会、
下手をすれば、放課後の乱痴気パーティ、
これぞまったく本ちゃんのヘドバンギャーという奴でごじゃろうか。

兼ねてより、ベビーメタルの三姫は、そんな訳のわからないおさん連中に囲まれながら、
しかし果たして、同世代の同時代的な方々に、いつたいどんな思いを抱いているのであろうか、
そんなことを考えみなかったわけではない。
->ハンドメイドのベビーメタル ~ 中元すず香が自身の詩を歌う時

その揺れるティーンエイジャーの熱い胸、その奥底の底、
その思いのたけをぶち撒けては、同世代の連中と、
思い切りその愛を夢を不満を不安を痛みを悩みを、
分かち合いたいとは思わないのか、どうなのか、と。

そう、なんてたってティーンエイジャーなのである。
私達の気持ちを、大人になんて判られてたまるか、
なんてところで、熱い共感に結ばれる、そういうお年頃なのである。

ただ、そう、そう言った意味から言えば、
ベビーメタルは、そんな同時代的な共感性から、まさにかけ離れ過ぎてしまった、
今や、伝統芸能とも並び称されるほどの、生きる芸術品にまで昇華させられてしまった方々である。

つまりはそれこそが、姫様、と称される所以であるのだが、
だがだがしかし、そんなアンタッチャブルなお姫様たち、
来る日も来る日も、おさんおばんに囲まれては世界巡業の旅。
同世代の共感性どころか、果ては、日本語さえも通じない、
まさにバイキングかゴリラかゾンビーか、なんて異国の蛮族共を前に、
かかってこいや~!と声を張り上げながら、
その孤軍奮闘の旅を、三人ぼっちの絆だけが頼りに続けてきたのである。

うーん、そう言ってしまうと、たしかに、そう、もしかしたら、辛いこともあつたのかな、
と思わないでもない、そんな気もしてしまうこのお狐祭りの妙な企画。

で、そう、ここまでくだらない戯言を続けていれば、
もうまともな人間は誰も読んでいないだろう、ということを前提に、
またまた、超絶な暴言を吐いてくれよう。

ベビーメタルが紛い物、扱いされていたその本当の理由とはなにか。

ぶっちゃけ、それって、つまりはアイドル、いこーる、
その歌も、言葉も、自分のことでは無いわけでしょ?
つまりは、ジムショのこわーいおさんおばん、
そんなそろばんずくな連中から命じられては、
他人の作った曲に他人の作った詩をのせて、
他人の作った振りで踊らされてるだけ、なんでしょ?
という前提があってのこと、なのである。

つまりはなんというか、そのメインの支持層がおさんばかり、
で、企画をたてたのも、おさんばかり。
で、ツアーを共に回るバックバンドの方々も、揃っておさんばかり。

つまりはそこには、同時代的な共感性から隔絶され過ぎている、ということなのである。

ベビーメタルの歌詞が、得てしてあまりにも抽象的すぎてなにがなんだか判りまセブン、
というその理由も実はそこに起因している、というのは考えすぎであろうか。

ただただ、だからと言って、
俺はただお前とやりたいだけ、やら、
いい女ってなんで、こっちへこないの、やら、
日本の歴史は犯罪、血塗れの豚が今でも肥えくさりきって腹立つ、やら、
貂脳ピー どどんどどんどんドーン!やらやらやら、
つまりは、普段から思ったり言ったりやったりしている、
その同時代的同世代的な日常会話の断片を、
そのまんまに歌詞に載せてしまうことが良いのか悪いのか、
というのもまあ考えようではあるのだが、
そんな同時代的なものからあまりも隔絶されすぎて
ともすれば世間一般からはあまりにも超然とした
まさに超人然とした神憑り的な存在として畏怖されるまでに至ってしまったというところが、
まさにベビーメタルの良いところでもまたもしかしたアキレス腱にも成り得る訳で、

と果たしてなにが言いたかったか、と言えば、
そう、ぶっちゃけ、つまりは、お友達、なのである。

そう、おさんにはお友達がいない。
そんなお友達のいないおさんと、そして、同世代から隔絶された三姫、
その間にあったものとはもしかして「孤独」ではなかったのか。

そう、改めて言えば、ロックの魅力の真髄とは、そのお友達性である。
かつて、胸の内から腹の底から、下手をすればパンツの中まで、
なにからなにまでを共有していたあの、仲間、という存在。
あの、熱く固い絆、その同時代性こそがロックの真髄であった筈。

その、ロックの真髄たる共感性が、三姫、の中だけに閉塞させられては、
そのトライアングルの中で発光し発熱し爆発するパワーというのも、
実は、バックバンド、そして、客席との、隔絶がその理由なのではないか、と。

という訳で、改めて、あの遠い過去の記憶をたぐりながら、
あの青き胸を震わせたロックという時代に思いを馳せるに、
そう、ロック。ロックなんだぜ。そして、日本のロックなんだぜ。
俺達の日本のロックってなんだったんだ?
それって、つまり、俺達の、この時代の、代弁者、ってことだろ?

ロックという音楽が、あの時代のあのくそガキ共にあれだけ愛された理由というのも、
憧れや、尊敬、と同時に、やはりそこに、同時代的な共感があったから、ではなかろうか、と。

という訳で、このベビーメタルという摩訶不思議なバンド。
そんなおさんたちのアイドルから、ついには伝統芸能だ芸術品だ、
なんてところまで祭り上げられてしまったこのティーンエイジャーたち。
そんな彼女たちが実は一番求めているものは、
ぶっちゃけ、お友達、つまりは共感であろう、と。

とそんな時、俺の体験したベビーメタルのライブにおいて、
ふと、心に湧いたすごく素朴な疑問という奴。

なぜ、フロントの三姫と、そしてバックバンドの間には、掛け合いや、メンバー紹介やらの、
コミュニケーションが無いのか、と。

つまりはそれ、ベビーメタルはロックバンドではなく、
アイドル+バックバンドだから、
やら、
それはギグやライブではなく、レビュー、つまりは、劇だから、
なんてところで納得を試みてはいたのだが・・

そう、ここに来て、金狐フェスティバル、なんてところで、
同世代のティーンエイジャーたちに囲まれて、
三姫がまさに、水を得たお魚さんのように元気ハツラツにしていた、
なんてご報告を聴いてしまったりすると、
うーん、やっぱり、そうなんだよな、と思わざるをえないのであるが、
それはおさんとしての後ろめたさ、あるいは、嫉妬であったりもするのか、
とは思いながらも、
ベビーメタルに足りないもの、とは、まさにその、同世代性。
強いては、ステージにおける、共感性、なのである。

で、そう、なにが言いたいか、
うーん、言ってしまって良いのか、
そう、これは凄い凄い、希望的な観測、あるいは、ただの妄想でもあろうが、

ぶっちゃけ、ベビーメタルの真のバンド化構想。
つまりは、神バンドの、同世代化、というのはいかがでごじゃろうか。

そう、三姫と、同世代の若手ミュージシャンたちが、
熱い共感と同時代性の中で奏でるベビーメタル組曲。

そのためには、こばさん、そして、アミューズの方々、
ベビーメタル、あるいは、さくら学院の、神バンド版、
という奴を企画してはくれまいか。

それはあの、イカ天やら、勝ち抜きエレキ合戦、なんてのではなく、
まさに、本気の本気の、ミュージシャン虎の穴、
ぶっちゃちゃけ、神バンド養成所。
つまりは、日本中から才能のある若手ミュージシャンを集い、
その子どもたちに、早いうちから徹底的な英才教育。
現場を知る、世界を知る、筋金入りプロ中のプロのような連中から、
現場で叩き上げられたプロ中のプロでしか知り得ない、
現場=ステージのノウハウから極意からその心意気からを、
絶対的な愛情の中で育んでやる、
その、虎の穴、のようなミュージシャン養成学校の設立である。

あわよくば、あの神バンドの面々を講師に迎え、
ベビーメタルの演奏の極意、を徹底的に叩き込んでは、
いつの日にか、三姫と同世代のミュージシャンたちによる、
まさに、バンドとしてのベビーメタル。
ベビーメタル+神バンドではなく、三姫+ミュージシャンたちの、
筋金入りのバンド、としてのベビーメタル、その創設。

もしもそれが実現した時、ベビーメタルはまさに、アイドルでも紛い物でもない、、
鋼鉄の塊としての、押しも押されもしない、本物のロックバンド、と成り得るのではなかろうか、と。

という訳で、ふと、思ったその、金狐祭りの光景。

ラブラブ萌え萌えのステージの袖で、
何故か一人、思い切り不機嫌に苛つきまくっては、
不穏な舌打ちを繰り返すクソ生意気な面を下げた不良少年が一匹。

神バンドを、そして三姫の姿を睨めつけながら、
くそったれ、くそったれ、くそったれ、と舌打ちを繰り返すその鬼のような渋面。

くそったれ、このクソドラム、このぐらい俺にだってできる、
俺にだって、これぐらいできる筈なのに、
なんでなんで、俺にはチャンスが回ってこねえんだ。
毎日毎日、死ぬ気でベビーメタルばかり練習しながら、
くそったれ、どうしてもどうしても、ここが判らねえ、ここが足りねえ。

それにしてもこの三姫、このすぅめたるのまぶい姿。
くっそお、俺はなにがあってもどうしてもこの女をゲットしてえ。
ああ、くそお、俺はすぅが好きで好きで好きでたまらねえ。
だがしかし、いまの俺ではまだまだ足りねえ。
まだまだあのすぅめたると五分の付き合いには程遠い。

俺が愛してやまないすぅめたるにガチで告る、その為には、
いつか必ず、あの神バンドの座を、俺が、この俺が、俺の実力でゲットしてみせる、
それ以外は考えられない。

くっそ、教えてくれ、なんでそのドラム、そんなにシャープなんだ。
なんでそこまでスリリングに、それでいてこの安定感はなんなんだ。
判らねえ、なんで、ツーバスがあそこまでぶれないのか。
俺にだって音符ぐらいなら拾える、拾えるのだが、だがしかしまだまだ足りねえ。足りなすぎる。
それがなんなのか判らねえ。

くそったれ、こいつら、みんなアフォじゃねえのか?
なんてこんなベビーメタルに腹が立たねえんだ?
くそったれ、俺はベビーメタルが好きな訳じゃねえ。
俺は、ベビーメタルになりたいんだよ。
俺が、この俺が、ベビーメタルになりてえ、あの三姫と同じステージに立ちたい、
その為にはなにをすれば良いのか。
くっそお、誰か教えてくれ、くそったれのベビーメタル。
いつか見てろ、絶対に俺もベビーメタルになってやる!

そう、ロックってさ、そんなもんだっただろ?
その神をも恐れぬ傲慢さこそがロック野郎の原点、だったよな。
無茶苦茶格好良いバンドを見るたびに、喜ぶどころかくそったれ、と荒れ狂っては、
いつか、俺もいつか必ずあのステージの上で、って、そう思ってゴミ箱蹴飛ばしてたよな。

そう、あの金狐の夜に、そんな不穏な苛立ちに奥歯を噛みしめる不届き者。

いつか絶対に、俺は俺の才能と実力で、
あのすぅめたるに結婚を申し込んでやる!

そんなどうしようもない情念に身を焦がしながら、
日夜、飯を食うのも眠ることさえも忘れては、
BMDからRORまで、ウェンブリーのライブを一日中コピーしまくっている、
そんな奴らが、いったいどれだけ忍び込んでいたのだろうか。

そんなことを思いながら、ガキ共、ベビーメタルに憧れている場合じゃねえぞ、と。

腐ったおさん達の並べ立てる戯言、
そんな憧れも、賞賛も、賛美も、崇拝も、くそくらえだ。
お前が、いつか、あの、神バンドの座を奪い取る、その夢を果たすために、
ベビーメタルを恐れるな、ベビーメタルを信じるな、ベビーメタルを遠ざけるな。

目の前にみたベビーメタル、その姿、まさに生身の人間。ただの人間じゃねえか。

そう、金狐の夜に血迷ったガキ共が、汗に濡れたその脚でスタジオに直行しては、
深夜割引の個人練習スペシャルで朝までドラムを叩き続ける、
そんな姿が東京中の音楽スタジオに展開されていることを望むばかりである。

コバさん、そして、さくら学院、そして、アミューズの方々、
日本のガキ共に、夢を希望を、チャンスを与えてやってくれ。

そんなガキ共が、妄想大国日本の限界をぶち破っては、
そしていつの日にか、神バンドの面々が糞ガキどもにその座を奪い取られる、
そんな夢のような下克上が起こることを信じてやまない、そんな気がするのである。

練習スタジオの帰り道、汗みどろの身体を夜風に吹かれながら、
深夜の歩道をトボトボと歩いた、あのバンド仲間たち。
あの瞬間に感じていた、あの、得も言われぬ一体感。
あの互いの血を分け合ったような運命共同体の絆こそが、
バンド、と言えるものなのだとしたら、

ベビーメタルの三姫が、バックバンドの連中に、そんな共感と愛情を分け合える、
一本のタオルで互いの汗を拭き合い、見つめ合い、笑い合い、支え合い、
そんな姿が見られるのだとしたら、それはそれで、とても幸せなことではないのか、
と思う訳だがどうだろうか。

と、そんな時、ふと、それが日本人である必要があるのか?とも思ったりもする。

コバさん、もう、日本のミュージシャンたちにこだわる必要もねえんじゃねえか?

そう、世界中から、我こそは神バンドの後継者なり、
そんな連中がしのぎを削る一大オーデション大会。
それも、インターネットで世界にブロードキャストする公開オーデションなんてのをやってみねえか?
なんてことを思ったりもする、この倒錯気味の狐祭りの夜。

ベビーメタル・オーデション大会に向けて、世界中の猛者たちが寝る間も惜しんでしのぎを削る、
なんて世界がやってきたら、と思うと、思わず、くそったれ、生まれる時代間違えたかな、
なんてことを思ったりもしている今日このごろ。

という訳で、ガキ共、なにをやってもやらなくても、
素直にはいはいお利口に過ごそうが、間違いばかり遠回りばかりでも、
札びら見せびらかして大口ばかり叩いて総スカン食おうが、
愚痴ばかり言ってようが、寝てばかりいてようが、
あるいは、どこぞの匿名掲示板に、根も葉もない戯言を並べていようが、
人生は一回きり、だぜ。

ベビーメタルを崇めたりするな、拝むな、盲信するな、崇拝なんてするんじゃねえぞ。

お前も、小箱でベビーメタルを見ただろ?

ベビーメタルは神なんかじゃねえ。ただの人間じゃねえか。
そう、ただの人間。生身の人間なんだぜ。
それが判っただけでも、この金狐祭り、とてつもない意義があった、
そう思ってくれる糞ガキどもが、日本中に溢れてくれていることを望むばかりである。

青年よ、大志を抱け! 
金狐たちよ、ベビーメタルたれ!



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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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