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ベビーメタル・サマソニ大阪に対する雑感 ~ ロックにおける「共感力」とはなにか!? 

Posted by 高見鈴虫 on 18.2017 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
8月19日、大阪。
天気:晴れ。予想気温34度。

メイトの皆様、おはようございます。
はよ、起きんかい、といいながも、
はい、こちらは既に夕暮れ時でございます。

という訳で、本日は言うまでもなく、
待ちに待ちました、サマーソニック大阪、でございます。

そして我らがベビーメタル、
堂々のメインステージにおいて、
日本人バンドとしてはトリを飾る、
まさに日本代表として、
米国の人気バンド・フー・ファイターズと、
ガチンコの一騎打ち、その布陣にてございます。

ただ、今更ながら、本日19日のサマソニ大阪、
そのタイムライン、凄いですね。

4時台のマキシマム・ザ・ホルモン!!!
5時台にはマン・ウィズ・ア・ミッション、
そんな信じられないほどの豪華なラインアップの後に、
そして、熱い熱い灼熱の一日の中、
そのクライマックスとも言える暮れなずむ夕暮れの中に登場するのが、
我ら日本の誇る、最高にして最強のバンド、ベビーメタル!
やってくれるなあ、と思わず。

これ、まさに、最高最上の演出、だと思いますよ。はい。

そう、夕暮れ時は、魔の刻、とも言われているように、
一種、ちょっと、神懸った時間。
徐々に暮れていく青空の向こうに、
滲む夕日が紅々と燃え上がり、
長き熱い一日の終わりと、
これから始まる漆黒の夜、その狭間。
そして、徐々に深まる夜の帳の中に、
ステージを照らすスポットライト、
その灯りが、みるみると眩しさを増しては幻想的に浮かびあがり・・

そう、野外コンサートにおいて、この、夕暮れ時、
こそが、実は、歴史的の大化けを演出してきた、
まさに、魔の刻。

この地球の醸し出すその最大の演出の中で、
パフォーマーの持つその魔術性がいかんなく発揮される、
我がベビーメタルにとって、
これ以上の設定はございません!!!








いやあ、そう、この時間割りを見ただけで、
今日のステージ、まさに、とんでもないものになる、
それを、確信する、長文乙にてございます。

という訳で、あの、ヤマタノオロチの再臨の光景、
あのウシカモシカの怒涛の群れのようなサークルモッシュ、
あの神憑りの光景が、また、また、また、再現される。

そしてこのサマソニ大阪。
そのメインステージにおける、夕暮れのステージ。

これはまさに、日本ロック史上に残る、
とてつもないパフォーマンスとなること確実です。

誰か、お願いだ、その光景、観たいみたい、どうしても!
頼むからペリス子神のご降臨を、願うばかり、である。



という訳で、そう、思い起こせば去年のサマソニ大阪、
あの、サウナ風呂のようなソニックステージでの怒涛の公演。
その直後に、三姫が舞台袖で抱き合っていた、なんていう、
妙な報告もありましたが、そしてその後に起こったこと、
そう、東京ドームでのあの大成功から始まり、
そしてレッチリ、そしてガンズ、そしてメタリカ、そしてコーン、
そんな世界を代表するスーパースターたちとの大共演。
あれからの長い長い道のりを経て、
そしてベビーメタル、いまや日本を代表する、
その堂々のトリと飾る、まさに名実ともにナンバーワンのスーパーバンド。

そして、フー・ファイターズ。

日本の方々はご存知ないかもですが、
このフー・ファイターズ、米国のロックファンたちにとっては、
一種、象徴的な存在です。

あのニルヴァーナのドラマーであったデイヴ・グロール、
そのデイヴ・グロールが、ロックとはなにか、その魂:たましいの、
そしてその限界に挑んだ、まさに、ロック、ロック魂のかたまり!

ブルース・スプリングスティーンと並んで、
米国の最も愛するべきロック野郎、
そのステイタスに輝く、まさに熱きロックの塊りです。

米国のテレビ界を代表した長寿番組デイヴィッド・レターマンショーの、
その最終回においてのトリを飾った、
その栄誉をデイヴィッド・レターマンから直々にご指名を受けた、
それだけでも、このフー・ファイターズが、どれだけ米国人に愛されているか、
お判り頂けると思う。

そう、実は俺、このフー・ファイターズ、嫌いではない。
音楽的とか、テクニック的に、とか、そういうことではない、
つまりは、デイヴ・グロールの、その葛藤の軌跡。
古くからの盟友であった、カート・コバーンを失い、
その存在の、その将来の全てを一瞬で失ったこのデイヴ・グロールが、
ロックとはなにか、友とはなにか、人間とはなにか、
そして、俺は、この俺は、いったいなんなのか。
そしてなにより、あの死んでいった親友、その生の、そして死の意味を、
考えに考え、悩みに悩み続けた末に、そして至ったのが、
このフー・ファイターズというバンド。

その姿の中には、一種、全てを失ったところから、
裸一貫で再び這い上がって来た、その不屈の精神、
そしてこの、デイヴ・グロールという人、その存在。
その葛藤を、その生き様を、その存在そのものの、
全てを全て、これでもか、と曝け出した、
そのあまりにも赤裸々な姿。
そのドラマ性のすべてが、
熱く熱く、燃え滾っているのである。

そう、ベビーメタル、そして、日本の方々に、
この、フー・ファイターズの姿を見て欲しい。




演奏技術は大して上手くは無い。
曲も凡庸かもしれない。
メンバーも爺むさいおっさん揃い、である。

ただ、このフー・ファイターズの中には、
ロックという表現手段のその「理由」が、籠められているのである。

なぜ、ロックという音楽がここまで愛され、生き延び、
そして今もなお、人々に求められているのか。

つまりはそれ、共感力、だろ?

そう、フー・ファイターズ、そのステージにあるのは、
この、共感力、なのである。

そして改めて繰り返せば、
現在のベビーメタルが、最も必要としているもの、
それこそが、ステージにおけるコール・アンド・レスポンスの力、
つまりは、この、共感力、なのである。

そう、今日の大阪サマソニ、
ベビーメタルのキャリア史上最高のステージになることは当然のこと、
そして、このフー・ファイターズ、
この、いなせなロック野郎達、
テクニックもなく、才能もなく、
しかし、それでも、
あるいは、それだからこそ、ここまでアメリカ人に愛され続けた、
その、共感力の威力というものの中に、なにかを、見つけられる筈、
と思っている。

そしてベビーメタルが、この共感力、を身に着けた時、
そのときこそが、ベビーメタルが、世界征服、
ならぬ、世界人類の愛とプライドを象徴する、
人類のアイコンと成りうる、その姿、なのである。

2017年8月19日大阪。
天気:晴れ。予想気温34度。
それは、日本のロックが、変わる日、その記念日になる、
日本人にとって、忘れることのできない一日になる筈である。

行け、ベビーメタル!その灼熱の海の彼方に!









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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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