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ひのてるさんの体罰騒動についての戯言的雑感となります

Posted by 高見鈴虫 on 02.2017 音楽ねた   0 comments
ははは、そうそう、ひのてるさんの話ね、
はいはい、そこら中の方々から、メールやらなにやらで、
お伝え頂いています。
で、日野てるさん、いきなりちょっとしたトキの人、となっちゃって、
ひのてるさーん、お元気そうでなによりでーす !! ♥ ♥ 

で、そう言ってみればこの、世界の日野てるさんにメンチ切ったガキ、
じゃなくて、そう、どこぞのご子息も、なんだかんだで注目を集めては、

うっし、こいつ、最近のガキにしては根性すわっとるやんけ、
うんうん、バンドマンの素質は十分! 先が楽しみだ~!!

なんて妙な勘違い的な思い入れ、なんてものまで集まり始める始末。

そう、いまだ、いま、そのドラムプレイをYOUTUBEにアップすれば、
一撃でカウントを稼げるぜ、と。
売れないバンドマンたちにとっては、羨ましい限りだぜ、なんて。

という訳で、ここまでくれば立派な炎上商法ともなる訳だが、
まあなににつけても、
この暴走ドラマー君、
この先バンドマンとして真面目にやっていくおつもりがあるのなら、
いまこそ勝負時だぜ、なんて余計な口を挟ませて頂く、と。







という訳で、嬉し懐かし、ひのてるさん、なんてひとが、
いきなりのトキの人、
こっちでも、古の和製ミュージシャン崩れ、なんて連中と、
なんだかんだで話題彷彿な訳なのだが、
で、そんな中で、そう言えばさ、というまたまたの昔話。

はい、そう、俺も覚えがある。
そりゃありますよね、誰でも。
だって昭和の日本、なにをやるにしても、
体罰体罰、体罰天国ってぐらいでさ。
->「愛の鞭」

体育界系の部活は勿論のこと、
そう、音楽、に関してだって、
まさに、教育と体罰、切っても切れない間柄にあった訳でさ。

先日に申し上げた、あの未曾有の天才:矢野顕子さんにしたって、
ピアノの鍵盤の間にカミソリを仕込まれて、なんて話をされていたし、
だからこそ、あそこまで上手くなった、
そして、そんな教育を受けたから、
一生に渡って意地でも、自分の自分による自分のための自由な音楽を貫く、
そう決意されるに至った、という反面もある訳でさ。

そう、体罰も、受け止め方によっては、諸刃の剣。
->WHIPLASH 邦題:セッション を観る


で、それを言ったらドラマーなんて、まさに、体育会の極致。
メトロノームを前に極限のリズム練習。
ビートが緩んでくると背後から竹刀で殴られて、なんていう地獄の特訓話から、
ボーヤの時代は殴られ蹴られは挨拶代わり、
挙句にステージから蹴り落とされて、ライブの後にドスを出されて、
或いは、対バン潰しから、生意気な新人を呼び出しては、指を折るか足を折るか、
下手すれば、何とか組のなんとかさんの、
その舎弟のケツ持ちの、なんて話は、
それこそ耳からタコがぞろぞろってぐらいまで聞かされていて。

そう、良い意味でも悪い意味でも音楽界にはそういう反面があった。
で、そこに適応して、ってより、適応しすぎちゃっても困るわけだが、
まあそう、少年期、そんな世界ってのがあるんだなあ、と、
目をパチクリ、どころか、白黒させては、
日々、というよりは毎夜毎夜、
大人の世界の素晴らしさを、冒険旅行していた覚えがあるが、
ただ、そんな経験がなにかの役にたったか、と言えば・・・
そう、こんな糞ブログのネタ、ぐらいなものなんだがな。
->スネアが軽い、の一言で

ただ、それは賭けても良い、ってか、
それはもう、史実として残っているが、
そう、そういうことは日本に限ったことでもなく、
マイルス・デイヴィスにしたってコルトレーンにしたって、
で、ビートルズにしたってストーンズにしたって、
そういう世界を抜けてきた、あるいは勝ち抜いてきた、
それは紛れもない事実。
->BABYMETAL 改めてアウェイで戦うということ

なので、ひっぱたかれた?ぐらいなら、そう、軽いご挨拶でしょ?
なんていう、常識がまかり通っていた時代の人々にとっては、
このぐらいで、ガタガタ言われても困っちゃうよね、難儀な渡世やなあ、
なんて、逆に凹んじゃったりもして、
いやはや、困ったものです。

で、まあ、これが、体罰教育は是か非か、なんてことになると、
非常に面倒くさい世界にはいる訳で、
そして俺は個人的には、いまとなっては、厳格なまでの体罰反対論者である。
->子供の頃に親に叩かれたことがあるだろうか

ただ、そう、道を極めようとする限りは、苦労は買ってでも、
って思って当然、って部分を未だに信じているから、
もしもダニエル太郎が、ナダールの奴、思い切り球打ちやがって、イヂメかよ、
なんてところでウジウジしていたら、一生ナダールには勝てない、
ってのは誰もが判っていること、な訳でさ。
ナダールさん、俺なんかを相手に本気でぶん回してくれ、本当にありがとう!
そう思って当然だろう、と。
->テニサー根性

ただまあそう、それはコートにおけるスポーツだから言えることで、
ジョコビッチじゃないが、ロッカールームでいきなりヤクザ者に見得を切らせたり、
あるいは、ヒューイットじゃないが、コートチェンジの際に、さり気なく腿カン決められたり、
なんてことをされると、たしかにちょっと、むっとする、なんて部分はあるかも知れず。








ただね、愛の鞭にしろ、トラウマにしろ、
ひのてるさんにハタかれたガキも、
それを見ていた子どもたちも、
そして、トキの人であるひのてるさんご当人も、
この事件を境に、なんらかの肚の座る、
そんな転機になったのは明らかな訳で、

今後、ひのてるさんが、ミュージシャン兼体罰容認主義の教育評論家として一世を風靡したり、
あるいはこのハタカれたガキが、もう死んでも、俺は一生フリージャズしかやらねえぞ、
と、決意を固めたのなら、それはそれで、美談じゃねえのかな、と思う訳でさ。

で、改めて、そういうことを、面白おかしくスキャンダラスにでっちあげる日本のメディア、
で、それに踊らされて、事情もよく知らないうちから、
あーだこーだと好き勝手な正論並べて悦に入ってる暇な凡人。

改めて言わせて貰えば、発表会であれ、ライブであれ、
それがジャズであれ、クラッシックであれ、ロックであれ、
人前で楽器を演奏する、ということは、真剣勝負の土壇場、であるべきなんだよ。

その、勝負、を前にした、それを覚悟した人間と、
それを傍から見ながら、好き勝手なことを言い連ねる、
責任の欠片もない傍観席の方々とは、その、立ち位置がまったく違う。

傍観席から責任意識のまるでないそのどうしようもなくチンケな了見を振りかざす、
この問答無用の暴言的正論の数々。
そのもっともらしい正論の根拠は、紋切り調の減点主義、でさえなく、
ヒステリー発作的な発散ばかり。
->少年法改定を叫ぶ奴らの

ここにおいて最も重点を置くべきなのは、
世界の日野皓正、あるいは、これからもしかすると、
世界一のフリージャズドラマーになるかもしれない生意気な糞ガキにとって、
いったいどういう方法が最も彼らの将来のためになるのか、
それを真剣に論じる、その愛があって初めて、
良いの悪いのという権利がでてくる訳でさ。

で、改めて、言わせて貰えば、
不倫騒動から始まって、このひのてるさんの件から、
こんな、腐った魔女狩り、つまりは、愚者の愚者による人民裁判、
なんてことをやっていたら、日本にはまともな人間はひとりもいなくなってしまうぞ、と。
->厄介な物知りもどきな方々

ぶんちゅんほーだかなんだ知らねえが、
そういうことを喧伝している奴らは本当の本当にこの日本をそういう国にしたい訳か?
自分の子供達に、そういうしょうもない糞のような倫理観を押し付けたい訳か?

もっとも反省せねばならないのは、ぶんちゅんさん、あんたらのほうなんぢゃねえのか?
と思っているが、どうであろうか?

ただそう、これも、まあ今風な、炎上商売、なんだろ?

ヨタ記事でっち上げて告訴されても、それが話題になって雑誌が売れれば、
慰謝料払わされても、お互いにWINWIN、その出来レース。

それに踊らされている俺たちが、ただ好きにカモられているだけの話でよ。

あの、喜多の花火のから始まって、
どこもかしこも、そんなチンケなマッチポンプ、ばっかりだよな。
馬鹿じゃねえのか、と勝手に吐き捨てさせて頂くが、

改めて、日野皓正さん、
どうでも良いが、本業のミュージシャンの方でも、もっと頑張ってください。
で、最も気にするべきなのは、その生意気なガキ、
そこまでやるなら、意地でも、やり通せ、応援するぜ、と。
掛け金を釣り上げたのはお前自身だ。男なら死ぬ気で頑張れ。
約束するぜ、お前がニューヨークで演ることになった時は、必ず観に行ってやる。

音楽を、ロックを、ジャズを、芸術を、舐めるな。

バンドマンなんざ、所詮は歌舞伎者。
ただ、そんな歌舞伎者だからこそ、
歌舞伎者としての仁義を通さなくてはいけないときもある。

そう、バンドマン=歌舞伎者は、
くだらねえ倫理観を振り回す暇な凡人とは違う世界に生きている、勝負師、なのだ。
勝負師の世界に、ド素人が要らねえ口を挟むんじゃねえ。
そのことを、忘れないで欲しい。







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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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