Loading…

THE FOX FESTIVALS IN JAPAN 2017 海賊音源への雑感となります

Posted by 高見鈴虫 on 16.2018 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
どもども、ご無沙汰です。
いやあ、別に喪に服している、という訳でもないのですが、
まあ、なんだかんだと、忙しくしておりました。

で、そう、あれからずっと、って、それがいつからなのか、と言えば、
つまりは、あの広島以来、
ずっとずっとずっと、そう、もう、ずぅうっと、
あの広島の海賊版ばかり聴いて過ごしておりました。

まあ確かに、それを挟んでかのWOWONの巨大キツネ大阪城、
なんてのもあったのですが、
俺的にはやはり、広島の二日目、これがまさに決定版。

ベビーメタルを知って以来、すべての音楽に興味が失せてしまった、
なんてことがいまも続いているのですが、
この広島公演を聴いてしまうと、
ともすればこれまでのベビーメタルの音源さえもが、
ちょっと、かなり色褪せて感じてしまう程に、
はい、俺的にはもう、この広島の二日目、
これこそが、史上最強。

ストーンズのゲット・ヤーヤーヤー・ズ・アウト、
THE WHOのライブ・アット・リーズ、
ガンズのリッツから、STPのハリウッドから、
オールマンのフィルモア・イーストから、
モンタレーからウッドストックに至るまで、
これまでのロック史上に輝いて来た、
そんな古典的なまでの伝説のライブ、
そのすべてを総じても、
このベビーメタルの広島の二日目に勝るものはなし、
そう断言できる、まさに神憑りも神憑り、
奇跡的な瞬間であったかと思います。

という訳で、いやはやこの広島の海賊版音源、
もう昼夜を問わず日常的に聴き続けていまして、
音楽が終わったら灯りを消すんだ、ではないですが、
この音が鳴り止んだ途端に、世の中との間にズレが生じてしまう、
つまりはこの広島の海賊版、すでにライフラインにも成りつつある、と。

とそんな中、会員限定として発売された
2017年夏の5大キツネ祭りと大阪城の巨大公演の実況ライブを収めた
豪華6枚組のBOXSET:THE FOX FEST 2017

赤坂BLITZでの三連戦、
7月18日男性限定の黒、
7月19日女性限定の赤
7月20日は10代限定の金
そして7月25日、ZEPP TOKYOでの、シルバーから、
7月26日、白塗り限定のコープス・パーティ。

この小箱連戦の集大成として、
10月15日、大阪城ホールでの巨大キツネと進化の過程が収められている、
とのことですが、

記憶によればその後、言わずとしれたサマーソニックへの出演から、
そして、名古屋、そして大阪の小箱公演、
そしてなにより、埼玉スーパーアリーナでの二日間が挟まっていたかと。

で、改めて、ベビーメタルはこのTHE FOX FEST 2017、
今となってはすでに遠い記憶の彼方とさえ感じられる
「観客限定」という企画を押し出したこの夏の連戦シリーズ、
何故にこのBOXSETという形で発売したのだろうか、と。




確かに、発売と伴に一瞬で売り切れるベビーメタルのチケット、
ただその観客のほとんどが、この俺自身を典型とする酔狂なおさん連中、
爺むさいすだれハゲの太鼓腹ばかりであるとすれば、
来る日も来る日もそんな連中に囲まれたベビーメタル、
ついついとそのモチベーションに陰りが生じるというのも想像に難くなく。
ベビーメタルは爺い専用、そんな固定概念を打破すべく、
新機顧客層の開拓の必要性は、
そんな酔狂なメイト達自らも痛感していたことではなかろうか、と。

ただしかし、我らが麗しの姫君が市場開拓のマーケッティング、
顧客層の年齢分布からA層B層、そのニーズから懐具合から平均IQ値から
増してや、今日のライブもおさんばかりでやる気がしない、
なんてことに、気を取られている筈もないのは周知の事実。

そう、筋金入りのプロフェッショナルであるところのベビーメタル。
雨が降ろうが槍が降ろうが、小箱であろうが大箱であろうが、
果ては地平線まで怒涛の蛮族が犇めくアウェイの巣窟であっても、
目の前にした観客たちがいったいどんな人々にかかわりなく、
その気迫が集中力が、その研ぎ澄まされたクオリティが、
揺らぐなどということは一切ありえない、

とは言うものの、

確かに、コンサートの主役は、パフォーマーである、と同時に、
その観客たちも、立派な主役であって、
観客の反応次第で、ライブは如何様にも変化をする。
あの狂乱のロンドン公演、そしてうエンブリーから東京ドームから、
その怒涛の観客たちの姿ことが、ステージから発せられるパワーの確かなるバロメーター。
つまりは、ライブにおける観客の反応こそが成功の証であり、
パフォーマーと観客たちが一体となったそのすべてが、
ライブという状況における主役そのもの。

という訳で、ステージのパフォーマーと観客たちは一心同体。
ステージ上のクオリティとそれを受けた観客たちの熱狂、
その相乗効果こそがライブそのものの魅力のすべてである訳で、
そう、観客たちのひとりひとりこそが、ベビーメタルそのものなのだ、と。

という訳で、この「観客限定」のそれぞれの実況版。
お送りいただいた音源を聴きながら、
改めて、その演奏が、ひとつひとつ、これでもか、と言うぐらいに違う、
その妙に思わず舌を巻くばかりであります。

例えば、覚えていらっしゃいますか、
この黒公演が行われた後に、某掲示板に垂れ流されたあの中傷カキコ。
やれ、曲数が少ないだ、時間が短いだ、
挙句の果てに、チケット代割ることの曲数で一曲なんぼや、
そんなしょうもない打算的な観客に晒されていたであろうベビーメタル、
つまりはこの黒公演、その観客たちの中にあるのは、
意地の悪い批評家のそれであったのか、と・笑
つまりはおっさんて実はそんな奴らばかり、
つくづく、ちゅーねんて嫌よねえ、と思わず辟易としたくもなるのですが、
音源だけで申し上げるのもなんなのですが、
確かにこの黒公演、そういった意味では、ちょっとしたぎこちなさを感じない訳でもなく。

→ ベビーメタル 歴史の生き証人たちへ ~ いたたん・いたたんいまこの瞬間を! 


ただしかし、その同じバンドが、同じ会場において、
その翌日に行われた赤公演。
女性限定と銘打たれたその観客たち、
まさに弾け散るような黄色い歓声に包まれながら、
すぅめたるの声が、まさに伸び伸びと、自由奔放なまでに響く響く響き渡るばかり。
そう言えばこの赤公演の中で、最愛メタルが涙ぐんでいた、なんて話もあって、
そう、姫様方、同性の方々の大声援がどれほど嬉しかったことか、
想像に難くない、と。

で、あの五大公演の中で、一番興味があったのが、
10代限定の金公演、なのであります。

兼ねてから挙げていた、ベビーメタルと顧客層との年齢的なギャップ、
その中に存在するであろう、同時代性の欠如。
つまりは、パフォーマーであるすぅめたるの、シンパシーの在処、なのですが、
果たしてこのベビーメタルが、時代の覇者となる為に必携になるであろう、
同時代の若者たちからの熱烈な支持、である訳なのですが、

そう、ロックという音楽が、既に古き良き歴史の産物、
つまりは黄桜的おさん連中の専売特許であり、
今風な若者たちが、俺達の音、として捉えているのは、
メタルやらパンクやらロックではなく、
なによりもヒップヒップなダンス系、あるいはテクノ系であって然るべきもの。
そんなデジタルな、あるいは、ブラザーな音に慣らされた今風な若者たちが、
このベビーメタルの復古的なまでのロックというジャンルを、
果たしてどのような反応で迎え入れるのか、
ベビーメタルの今後を占う意味でも興味津々であった訳なのですが、

→ 青年よ大志を抱け! 金狐たちよベビーメタルたれ!


で、その金公演における映像、如何でしたか?

少なくとも音源に限って言えば、そのパフォーマンス、まさに絶品の珠玉。

爺どもの穿った評価眼からも解き放たれ、
女性たちの嫉妬と羨望をも込めた黄色い歓声とも違い、
この同世代の金狐たちを相手にしたベビーメタル、
まさに、休み時間の教室、
あるいは、親の居ぬウキウキ・ミッドナイトの乱痴気パーティ、
アケポヨのピカピカ・ミラーボールとばかりに、
思わず伸び伸びと思い切り羽根を伸ばして羽目を外しての大絶叫。
観客たちとのC&Rもその熱気に格段の差があるように感じます。

で、そんな若い熱気を意識してかしないでか、
あるいは、その観客のバイブレーションに充てられてか、
神バンドの演奏もあまりにも溌剌としては走り気味、でありながら、
しかし、そんな観客たちの中に確かに存在していたであろう、
明日のベビーメタルを目指す、あるいは、神バンドの座、そのものを狙う、
そんな飢えた狼をも思わせる貪欲な熱視線に晒されながら、
ガキども、良く観ていろ、これが世界の実力だ、これがお前たちの目指す道だ、
その正確無比な演奏の中に、将来を担う若い力への、深い深い愛が感じられる、
そんな気がするのですが如何でしょうか。

改めて、ロックのロック性とは、
伝説の云々を崇め奉る、なんてところではなく、
同世代の等身大のヒーローを、偶像と言うよりは時代の代弁者として、
自己を投影できる、そのシンパシーこそがロックのすべて。

果たして、この金狐たちが、ベビーメタルの姿を、
姫君でも、神懸ったアイドルとしてではなく、
まさに我らの時代の象徴として想いを託せる、
そうなった時に初めて、ベビーメタルが新たな次元に踏み出せる時、と信じています。

→ ハンドメイドのベビーメタル ~ 中元すず香が自身の詩を歌う時




という訳で、この五大小箱公演、その集大成としての巨大狐、
つまりは大阪城ホールのでの公演となる訳ですが、
先だってのWOWOWの映像を上げるまでもなく、
これこそがまさにベビーメタルの美学のひとつの完成形。

そのスケールからクオリティから、
そしてなにより、そのパワー、そのバイブレーションがまさに格段に違う。

ベビーメタルが今もなお、進化を、成長を続けている流動形であり、
つまりは、これだけの完成度を見てもしかし、いまだに発展途上にある、
そのあまりのポテンシャルの凄まじさを目の当たりにする訳なのですが、

そんなベビーメタルの軌跡、その成長の過程を辿る意味でも、
この五大狐祭りのボックス・セット、まさに珠玉の名盤と言えると思います。

という訳で、現時点におけるベビーメタルの最高峰である、あの伝説の広島公演。

海賊音源を聴く限り、これまでのロックの常識のすべてをぶち破る、
奇跡的なまでに神憑り公演がこのままお蔵入りになってしまうのか、
それこそはまさに、人類としての損失に等しい、と日夜感じていたのですが、

そうですか、あの、ユイ欠場で行われた広島公演、
あの、奇跡の、そして禁断の映像が、ついにWOWOWでオンエアーが決まったのですね。

出来ることなら、あのNRNRが、
そして、THE ONEの圧倒的なまでの歌声が、
世代を越え時空を越え国境を越え、
末永く音楽史上のアイコンとして、
世界中の人々に愛されることを信じております。



という訳で、
くっそ、このBOXセット、やっぱアメリカでは売っていないみたいですねえ。

課金性のWEBSITEでも良いから公開してくれないものであろうか・・
あるいはまたまた、どこぞの動画サイトに海賊版、などを探しては、
思わず、おさんって嫌よねえ、と自らを笑いながらも、
ノースキャロライナ、車で走ったら8時間かあ、と、溜息をつきつつ、
コバさん、もう死んでも憎まれ口は叩きませぬ、
だからお願いだから、今度こそニューヨークに、と祈り続ける、
晩冬のニューヨークでございます。

ではでは、まだまだ寒さが続きますが、ご自愛のほどを。



  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

月別アーカイブ

検索フォーム