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潮来の伊太郎を、イタコの鬼太郎 と思っていたのはきっと俺だけではない筈だ

Posted by 高見鈴虫 on 01.2018 今日の格言   0 comments


チリンチリン、チリンチリン、
深夜を疾うに過ぎた頃、
裏の林の井戸の底から、
チリンチリン、チリンチリン、
鈴の音が響く。

あれは誰が呼ぶ声か、
あれは誰を呼ぶ声か。

井戸の底に人が棲まう訳はなく、
閉ざされた地の底に風がそよぐ筈もなく。

海の彼方と空の果て、
水平線と地の底が繋がって、
そして降り注ぐ恵みの雨に溶けて、
死者の魂は再び地上へと舞い戻るのである。

つまりは時空を超えた概念とは「死者」の視点なんだよ、はいはい。
ただ死=無としてしまうと当然死者にも視点も概念も糞もない。
この在るはずもない死者の視点こそが東洋思想なのではないのかな。
終ったところから始まる。つまりは無常観だろ、ふむふむ


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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